【東京都足立区】1010人の演奏者による まちなか大規模コンサート「キタ!千住の1010人」10月12日(日)開催!
参加型アートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」による千住宿開宿400年記念企画。だじゃれと音楽を掛け合わせた不思議な「だじゃれ音楽」を総勢1010人で演奏する大規模コンサートです。

「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」のプログラム「千住だじゃれ音楽祭」の大規模コンサート
東京藝術大学・NPO・足立区によるまちなかアートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」(通称「音まち」)のひとつである「千住だじゃれ音楽祭」は、作曲家・野村誠のプログラムです。
だじゃれの一見無関係な言葉同士を、音の要素の類似によって半ば強引に結びつける特徴を生かして作り上げられた新しい音楽が「だじゃれ音楽」です。活動を始めて15 年の節目に行う大規模コンサートが「キタ!千住の1010人」です。
千住宿開宿400年を彩る、1日限りの特別な音楽祭
2025年は、千住に宿場ができて400年の節目の年。そんな記念すべき年にふさわしく、海外の有名アーティストや国内の若手実力派音楽家、地域の小中学校の金管バンド・吹奏楽部など、総勢1010人のパフォーマーが千住に集結します。2014年、足立市場で開催された最初の「千住の1010人」から11年ぶりの開催となる今回は、今まで作られてきた「だじゃれ音楽」のメドレーや、童話のアフターストーリーを劇と音で表現する楽曲など、4名の作曲家たちがこの日のために用意した新曲を披露。なわとび、声、ギター、リコーダー、風、サックス、貝、ガムラン、石、スマートフォン、さらには炊飯釜やお鍋まで、身の回りのあらゆるものを楽器に見立て、自由な発想で音を奏でます。
ぜひ「キタ!千住の1010人」で、一体感あふれる特別な瞬間を体感してください。
イベント概要
日時:2025年10月12(日) 15時~16時30分過ぎ終了予定(開場14時30分)
※雨天時は翌日10月13日(月・祝)に順延、最新情報は公式ウェブサイトをご覧ください。
会場:千住スポーツ公園(東京都足立区千住緑町2-1-1)
アクセス:京成線「千住大橋駅」から徒歩5分、都営バス「京成中組」から徒歩8分、東京メトロ千代田線・日比谷線、JR常磐線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス「北千住駅」から徒歩15分
※ご来場には公共交通機関をご利用ください。
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
プログラムの詳細については、公式ウェブサイトよりご確認ください。
【公式ウェブサイト:https://aaa-senju.com/nomura】
■ディレクター

野村誠|のむら・まこと(作曲家、千住だじゃれ音楽祭ディレクター)
交流から音楽を作ってきた作曲家。国内外で様々なプロジェクトを実施。邦楽、オーケストラ、ガムラン、合唱、電子音、瓦、吹奏楽など、魅力的な音なら何でも作曲する。著書に『音楽の未来を作曲する』(晶文社)ほか。千住だじゃれ音楽祭ディレクター。パープルリボン作曲賞審査員。鍵盤ハーモニカのパイオニアでもある。(撮影:冨田了平)
■ディレクターメッセージ
敬愛する作曲家が作ってくれた1010人のための新曲。本当に風通しの良い自由な表現で、ダイレクトにカラダに訴えてきます。通底するテーマは共存です。争いや対立が絶えない時代だからこそ、誰も排除しない「なんでもあり!」アンサンブルをします。足並みを揃える意味ではなく、いろんな個性の集合としての私たちが、どんなに美しく素敵に響くかを体感していただきたいのです。公募で集まった一般参加者、才能溢れるゲストアーティストとリハーサルを重ね、全力の脱力で準備中です。お待ちしております。
■ゲストアーティスト

アナン・ナルコン |Anant Narkkong(タイ民族楽器奏者、民族音楽学者、シラパコーン大学音楽講師)
多面的な音楽家、型破りな民族音楽学者、そして劇場作曲家として知られている。東南アジア全域で広範囲にわたる音響民族誌学のフィールドワークを実施し、音響記録、出版物、テレビ番組、デジタルプラットフォームに貢献。2015年からASEAN 諸国のさまざまな文化遺産を、音楽を媒体として融合させ、より強い友情と協力の絆を築く ASEAN 伝統音楽アンサンブル「C asean Consonant」音楽監督を務めるなど、アジア全域で幅広く活躍する。

ウン・チョー・グゥワン|Ng Chor Guan(作曲家、サウンドアーティスト、テルミン奏者、即興演奏家、演出家)
音楽とパフォーマンスに対する遊び心と境界を押し広げるアプローチで知られるマレーシアの作曲家、サウンドアーティスト、テルミン奏者、即興演奏家、そして演出家。人々の想像力と共同体験を刺激する参加型サウンドスケープを創造する。携帯電話から日常的なファウンド・オブジェまで、意外な日用品を音楽的楽器として再構想する。演劇のための作曲、「モバイルフォン・オーケストラ」の指揮、テルミンでの演奏などを通じて、音を相互作用、探求、そして喜びのための空間へと変換する。

メメット・チャイルル・スラマット|Memet Chairul Slamet(作曲家、フルート・オカリナ・スリン奏者)
伝統と現代を橋渡しするインドネシアの作曲家、音楽家。2004年に実験音楽グループ「ガンサデワ・エスニック・アンサンブル」を設立。メルボルン・アートセンターでの民族音楽ワークショップ(2010年)、東京千住での大規模コンサート「千住の1010人」(2014年)、韓国済州島での「Ask The Mask Production 377」(2023年)など、国際的に活動している。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像