トラック予約/受付システム「トラック簿」、JVCケンウッドグループの車両ナンバー認証システムと新連携。
浜松倉庫のGX・DX倉庫に初導入、サイネージでの自動誘導・無人受付を実現
「物流の『次』を発明する」をミッションに掲げるハコベル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:狭間 健志、以下:当社)は、この度、3年連続成長率No.1(※)のトラック予約/受付システム「トラック簿」と、株式会社JVCケンウッド・公共産業システム(本社:東京都港区、代表取締役:上原 輝久、以下:JVCケンウッド・公共産業システム)の車両ナンバー認証システムとの連携(以下:本機能)を開始しました。
なお本機能の第1号プロジェクトとして、浜松倉庫株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:中山 彰人、以下:浜松倉庫)が都田流通センター内に新設した「GX・DX倉庫」に導入され、サイネージでの自動誘導システムによる無人受付を実現しました。
※出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所「スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2024年度版】」

◼️本機能提供の背景
物流業界の諸課題解決に向け、2025年4月に改正物流二法が施行されました。この中で、荷待ち・荷役時間の短縮に向けた取り組みの実施が努力義務となり、バースの混雑緩和や待機・作業時間の正確な把握に繋がるトラック予約/受付システム「トラック簿」の導入が拡大しています。
「トラック簿」の導入により、荷待ち・荷役時間の大幅な短縮や、受付作業のデジタル化を通じた業務改善が実現されてきました。一方、倉庫や物流拠点への入退場の打刻や荷役作業の開始/完了の打刻はタブレット端末やスマホアプリなど手作業で行われてきたことから、当社ではさらなる効率化に向け機能拡充を進めています。
「トラック簿」と同様に、物流効率化に寄与するのが、JVCケンウッド・公共産業システムの車両ナンバー認証システムです。これまで警備員等の拠点人員が行っていた物流拠点への入退場対応を、カメラでのナンバー検知・自動認証に代替することにより効率化し、省人化とともにトラックドライバーの入退場時の待ち時間の削減に繋げています。
これらのシステムを連携することで、入場からバース受付、退場までをシームレスに自動化できることから、物流効率化に取り組む現場の更なる負担軽減を目指し、本機能の提供を開始することになりました。
▽サイネージ連携も取り入れた場合のプロセス改善イメージ

◼️浜松倉庫での導入について
浜松倉庫は、100年以上の歴史を持ち倉庫サービスを中心に展開する総合物流企業です。顧客の多様なニーズに応え、法改正をはじめとする環境の変化に対応すべく様々な取り組みを積極的に進めており、2025年10月には、都田流通センター(静岡県浜松市)に環境配慮型倉庫である「GX・DX倉庫」を新設しました。
「GX・DX倉庫」では倉庫管理システムやロボットなどデジタル技術を活用することで作業の正確性・効率性向上を志向しており、本機能はその一環として採用されました。
JVCケンウッド・公共産業システムのカメラで車両ナンバーを検知・認証し、「トラック簿」に登録された予約情報と照合、受付登録を自動化することで、トラックドライバーの待機・荷役時間の短縮に繋げます。さらに浜松倉庫ではデジタルサイネージも連携することで車両誘導も自動化を実現し、受付の無人化を叶えています。

当社は引き続き、顧客の声に向き合い、より便利で使いやすいプロダクト開発を進めるとともに様々な強みを持つパートナーとの連携を強化することで、物流業界の持続的成長に貢献してまいります。
■ハコベル「トラック簿」について
トラック予約/受付システム「トラック簿」は、3年連続成長率No.1(※)のバース管理SaaSプロダクトです。施設に到着したトラックドライバー様の受付業務や呼出業務をデジタル化する「受付機能」や、バースへの接車時間を予約することで荷待ち時間を短縮する「予約機能」を持ち、施設で発生した荷待ち荷役等時間の実績把握・可視化も容易になります。
導入しやすい契約形態や柔軟なプランに加え、優れたコストパフォーマンスにより、荷待ち荷役等時間の把握・短縮やDXに取り組む企業様で導入されています。各拠点ごとの特性に柔軟に合わせられる汎用性と機能性を持ちながら、直感的に操作できる使いやすさを実現し、発着拠点の現場担当者様・トラックドライバー様に負担が少ない状態で荷待ち荷役等時間の把握・短縮に取り組めます。
https://www.hacobell.com/truckbook
※出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所「スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2024年度版】」
◼️ハコベル株式会社について
ハコベル事業は「物流の『次』を発明する」をミッションに、印刷のプラットフォームを展開するラクスル株式会社の新規事業として2015年に開始いたしました。2022年8月に分社化、セイノーホールディングスの出資を受け、セイノーホールディングス・ラクスルのジョイントベンチャーとして新たなスタートを切りました。2023〜24年には山九・福山通運・日本ロジテム・日本郵政キャピタルにも資本参画いただき、2025年には環境エネルギー投資、SOMPO Growth Partners、JA三井リースからもご出資いただいております。
【企業情報】
商号:ハコベル株式会社
代表取締役社長CEO: 狭間 健志
設立:2022年8月1日
所在地:東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル1・3F
事業内容:運送手配マッチングサービス、物流DXサービスを展開する物流プラットフォーム事業
URL: https://corp.hacobell.com/
サービスサイト:https://www.hacobell.com/
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