長野県茅野市の実証実験「のらざあ」でBOCCO emoの音声認識活かす。高齢化地域の乗合オンデマンドタクシー利用をコミュニケーションロボットが手助け

高齢者のスマホアプリ利用の難しさをBOCCO emoの可愛さと話しかけやすさが解決

ユカイ工学株式会社

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社(本社:東京都新宿区、代表:青木 俊介)は、スマートキャピタル(本社:東京都港区、代表:重光孝司)と連携して、長野県茅野市で実施されたAIオンデマンド交通アプリ「のらざあ」を利用した乗合タクシーサービスの実証実験において、スマートフォン(以下、スマホ)以外の日常的な利用が可能なツールとしてコミュニケーションロボット「BOCCO emo」を活用し、アプリの利用が難しい対象者に向け音声認識でタクシーを予約することが可能か検証を試みました。

  • 背景
長野県茅野市は諏訪地方中部に位置し、八ヶ岳、白樺湖など多くの観光資源を有しながら、人口減少、過疎化、高齢化などの様々な社会的課題を抱えています。

広い面積を持つため自家用車での移動比率が高い同市。高齢者の免許返納が進まず、また交通手段が潤沢でない方の日常生活での買い物や通院などの交通課題が発生しています。

これらの課題解決に向けて、経済産業省と国土交通省が選定する令和2年度「スマートモビリティチャレンジ」の取り組みとして新しいモビリティサービスの社会実装に挑戦する実証地域のひとつに同市が選定され、AIオンデンマンド交通を導入した実証実験(2020年12月7日から2021年5月31日まで)が実施されました。
  • 実証実験概要


実験は、ヴィアモビリティジャパンが運営するAIオンデマンド交通の予約ができるスマホアプリ「のらざあ」の利用、またはコールセンターのオペレーターが電話にて利用者からの配車予約を受け付け、AIが乗合タクシーを配車する内容です。

実験期間中の2021年5月27日と28日の2日間、配車予約時にスマホを介さずに利用する方法として、整骨院などの実施3拠点に「BOCCO emo」を設置。声での操作機能により「BOCCO emo」が送信するテキストデータの精度と発話の聞き取りに対する検証を行いました。

音声認識を使ったハンズフリー操作、本体ボタンを押しての操作の2つの方法を参加者に体験いただき、スマホを有さない、または、スマホ操作に課題がある高齢者のみならず、子どもや大人にも「BOCCO emo」の親しみやすいデザインやフォルムを受け入れていただくことができました。

今回の検証で得られた課題解決を図りつつ、今後、地域特有の自治体の課題などを解決するツールのひとつとして「BOCCO emo」が多く活用され、家族間はもちろん、地域を繋げるコミュニケーションハブになれることを目指していきたいと考えています。

 

BOCCO emoに話しかけている様子BOCCO emoに話しかけている様子


▼別紙参照_茅野市実証実験結果
https://www.ux-xu.com/wp-content/uploads/2021/09/6548a68747def14fad0d7ad83ce57552.pdf

▼「のらざあ」について
https://www.city.chino.lg.jp/site/new-kotsu/noriai-taxi.html

▼スマートキャピタル
https://smartcapital.jp/
 
  • BOCCO emoについて

BOCCO emoは、2015年に誕生した「BOCCO(ボッコ)」の次世代モデルのコミュニケーションロボットです。BOCCOの機能(音声メッセージの送受信、センサ連携、天気配信やリマインド機能、IoT機器との連動など)に加え、音声認識機能、ハンズフリー対話、Wi-Fi/LTEの通信方式に対応、共感を生む感情表現、ニックネーム設定、そしてAPIによるシステム連携を実現しました。様々な情報を届け、家族の一員として振る舞います。

専用のBOCCO emoアプリは、家族内でのメッセージのやりとりや、センサーの反応を確認することができる家族専用掲示板です。BOCCO emoに話しかけると、音声メッセージと音声認識でテキスト化されたメッセージがスマホに送信されます。また、スマホからはテキストか音声でメッセージを送信することができます。子どもや高齢の親などスマホを持たない家族とも簡単にコミュニケーションをとることができます。

BOCCO emoがもう1人の家族のように寄り添い、やさしいコミュニケーションが生まれることを願っています。
 


BOCCO emo インフォメーション

BOCCO emo プロモーションムービー
https://youtu.be/944FpeZzmlc

BOCCO emo 公式サイト
https://www.bocco.me/emo/

BOCCO emoの最新情報を受け取れるメールマガジン登録
http://eepurl.com/heaP01

BOCCO公式Twitter
https://twitter.com/BOCCOrobot/

ユカイ工学オンラインストア「BOCCO emo」
https://store.ux-xu.com/products/bocco-emo
 
  • 「BOCCO emo」 本体 主な仕様について

あなたに共感し、パーソナライズしていく機能を搭載。
心地よい距離感で、永く一緒に住みたくなる家族のようなロボットです。

製品情報(Wi-Fiモデル)
価格:44,000円(税込)/40,000円(税抜)
サイズ:W95×D95×H141 (mm)
重量:400g
電源:100-240V AC アダプター
Wi-Fi規格:IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)
Bluetooth規格:4.2 LE
付属品:AC アダプター、ユーザーガイド、スタートアップガイド

受賞歴
2020年度GOOD DESIGN賞
iFデザインアワード2021賞
 
  • ユカイ工学株式会社について
ユカイ工学は、「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、様々な製品を開発・販売するロボティクスベンチャーです。自社製品の製造、販売ノウハウを元に、お客様のご要望に合わせて、ハードウェアの設計・製造、ソフトウェアやアプリ開発、センサーや部品の調達を迅速、柔軟に対応する体制を整えています。

主な製品
・家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」
・しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」
・「ユカイなぼうけんクラフトキット」などエデュケーションシリーズ「kurikit」
・音声対話開発キット「codama」
・フィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi 3.0」
・脳波で動く猫耳型コミュニケーションツール「necomimi」
・あなたに共感する、未来のファミリーロボット「BOCCO emo」
・小さくなった、心を癒やす、しっぽクッション「Petit Qoobo」

企業情報
ユカイ工学株式会社(Yukai Engineering Inc.)
代表取締役:青木俊介
設立日:2007年12月28日
本社:東京都新宿区富久町16-11 武蔵屋スカイビル101
WEB:https://www.ux-xu.com/

Facebook:https://facebook.com/YUKAIEngineering/
Instagram:https://www.instagram.com/yukaiengineering/
Twitter:https://twitter.com/yukaikk
note:https://note.com/ux_xu
 

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会社概要

ユカイ工学株式会社

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URL
http://www.ux-xu.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都新宿区富久町16-11 武蔵屋スカイビル101号
電話番号
-
代表者名
青木俊介
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2007年12月