就活生も企業の「生成AI活用」を重視、みん就、「みん就 2026年卒 DX企業就職ブランド調査」を発表
DXに関する就活生・企業間の理解促進と企業選びとの橋渡しを目指した調査結果を公開
ポート株式会社のグループ会社である、みん就株式会社(代表取締役社長CEO 赤塩 勇太、所在地:東京都新宿区)は本日、運営する口コミ掲載型の就活生同士のコミュニティサイト「みん就」において、2026年卒業予定の就活生(有効回答人数:1,270人)を対象に、調査を実施した「みん就 2026年卒 DX企業就職ブランド調査」を発表しました。

1.「みん就 2026年卒 DX企業就職ブランド調査」とは
2026年卒業予定の就活生を対象に、IT・デジタル活用、DXが進んでいると思う企業のイメージと志望度を調査しまとめたものです。
今後更なる加速が予想される世間全体のDX化に対して、本調査を継続的に実施する事で就活生・企業それぞれの最適なマッチングを引き続き目指してまいります。
【特設サイト】みん就 2026年卒 DX企業就職ブランド調査
https://www.nikki.ne.jp/event/20250411/
2.調査背景
2018年に経済産業省が「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(以下、「DX推進ガイドライン」)」を公表して以降、日本国内でも業界を問わずDX化が急速に進展しています。その後、2020年にはデジタル技術による社会変革を踏まえた経営ビジョンの策定・公表といった経営者に求められる対応をまとめた「デジタルガバナンス・コード」も公表され、2022年には、「DX推進ガイドライン」と「デジタルガバナンス・コード」が統合された、「デジタルガバナンス・コード2.0」(※1)が公表されました。
このような社会背景から、就活生においてもDXに対する興味関心が高まっていると考えられます。一方で、就活生が企業のDXの取り組みについて知る機会は限られていると鑑み、IT・デジタル活用、DXが進んでいると思う企業のイメージと志望度を調査し、DXブランドイメージランキングを算出しました。
※1デジタルガバナンス・コード2.0|経済産業省
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dgc/dgc.html
3.結果概要(業界別DXブランドイメージランキング)
「メーカー」「金融」「インフラ」「メディア」「不動産」の5業界におけるDXブランドイメージランキングを算出しました。
メーカー部門TOP10

金融部門TOP10

インフラ部門TOP10

メディア部門TOP10

不動産部門TOP10

4.結果考察
本調査の結果から、就活生が企業のDX推進を評価する際には、実際に触れているサービスや商品を通じて、その先進性を感じ取っていることが明らかになりました。
たとえば、メーカー・金融・インフラ・メディア業界の上位企業においては、「サービス・商品そのものにデジタル技術が活用されていること」が最も重視された評価軸となりました。
これは、就活生にとってDXとは単なるシステム導入や業務効率化に留まらず、「自分たちの生活にどれだけ近い形でテクノロジーが機能しているか」が判断基準になっていることを意味しています。
一方、不動産業界では「サービス・商品の提供プロセスにおける活用」が最も多く選ばれており、日常的な接点が少ない業界では、DXの印象が間接的になりやすいことも示唆されました。
DXの「見せ方」が志望度を左右する時代へ
今回の結果から、企業は単にDXを推進しているかどうかではなく、その取り組みをいかに就活生に「伝えられているか」が、志望度を大きく左右することが判明しました。
たとえば、ソフトバンクのように生成AIの取り組みを企業説明会などで積極的に紹介している企業は、就活生からの関心も高まっており、情報発信の在り方が評価に強く影響していることが分かります。
今後、IT・DX人材を採用していくうえでは、テクノロジー活用の実績や計画だけでなく、「それをどう社会や生活とつなげているのか」「その姿勢が就活生にどう届いているのか」といった体験や共感ベースのコミュニケーションが、企業価値を左右する重要な要素となるでしょう。
また、本調査において「DXを推進している企業に対して志望度に影響があるか」についても回答を収集したところ、29.6%が「影響がある」と回答し、昨年の25.9%を3.7pt上回る結果となりました。
回答には、「生成AIを用いた業務効率化を積極的に行っており魅力的に感じた」や「自社サービスに生成AI機能を導入しており、先進性を感じた」といった生成AIに関連したコメントが多く見られました。企業の「生成AI活用」が就活生にとってDXの象徴的な存在となっていることが伺えます。

■「みん就 2026年卒 DX企業就職ブランド調査」調査概要
調査主体:みん就(旧楽天みん就)
企画協力:日経クロステック(xTECH)
調査期間:2024年5月16日~2025年1月16日
調査対象:2026年卒業予定のみん就会員
有効回答人数:1,270人
調査方法:「みん就」上でのWebアンケートおよび、みん就主催の就職イベントでのWebアンケート・紙アンケートおよび、みん就主催のオンラインイベント「IT Job Festa LIVE」でのWebアンケート
※160社のノミネート企業の中から、投票者1名につき各業界ごとに「IT・デジタル活用・DXが進んでいると思う企業」を3社ずつ選択。
※選択企業に対して、あてはまる選択理由を9つの項目から選択。(最大9つ)
※DXブランドイメージランキングの順位算出方法は、投票数を合算し順位付けした。
5.会社概要
■ポート株式会社 会社概要
所在地:東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F
代表者:代表取締役社長CEO 春日博文
設 立:2011年4月
資本金:2,407百万円(2024年12月末時点)
■みん就株式会社
所在地:東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F
代表者:代表取締役社長CEO 赤塩 勇太
大株主構成及び所有率:ポート株式会社100%
URL :https://www.minshu.co.jp/
■主な運営サービス
≪人材領域≫
就活会議
キャリアパーク
キャリアパーク就職エージェント
みん就
就活の未来
イベカツ
≪エネルギー領域≫
エネチョイス
≪新規領域≫
マネットカードローン
■本件に関する報道関係のお問い合わせ先
ポート株式会社:広報担当 竹田
コーポレートサイト:https://www.theport.jp/
E-mail:pr@theport.jp
TEL:03-5937-4701
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