【調査結果】ADSL利用者の4人に1人がサービス終了を認識せず。約6割が回線スピードに不満。ADSL終了後の乗り換え先は光回線が大多数。
~「@niftyIT小ネタ帳」で「ASDL利用状況調査」についてのレポート記事を公開~
ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野島 亮司、以下、当社)は、当社が運営するIT情報サイト「@nifty IT小ネタ帳」にて、「ASDL利用状況調査」についてのレポート記事を、本日9月3日(木)に公開しました。
本調査は、当社子会社であるニフティネクサス株式会社が運営するポイントサービス「ライフメディア」の会員を対象に、2024年までに終了が予定されているADSLサービスについて、終了の認識の有無、終了後のインターネット回線の検討状況などについてアンケートを実施したものです。
「ADSL利用状況調査」の結果は以下の通りです。
■調査概要
○アンケート実施期間
2020年8月11日(火)~8月17日(月)
○有効回答数
1,000件
○回答者属性
30代以下:54人 40代:239人 50代:381人 60代以上:326人
■調査結果
○ADSLサービスが終了予定であることを知っていますか?
28%はADSLサービス終了を知らないと回答し、終了の認識が十分浸透していない結果となりました。
○ADSLサービス終了にあたり、インターネット回線の乗り換えを検討していますか?
ADSLサービス終了を認識している人の中で、「乗り換え手続き中」の人はわずか3%にとどまりました。「検討している」人は42%、「まだ検討していない」人が52%と、乗り換え検討までに至ってない人が半数を超えました。
○どの回線に乗り換えを検討しますか?
「現在乗り換え手続き中」と回答した人
乗り換え手続き中の人では、「光回線」への乗り換えを検討している人が84%と圧倒的多数となっています。
「乗り換え検討中」と回答した人
乗り換え検討中の人でも、乗り換え先の回線は「光回線」がもっとも多く、半数を超えました。「まだ具体的に決めていない」人も3割いました。
「ADSLサービス終了を知らない」人
ADSLサービスの終了自体を認識していないため、「まだ具体的に決めていない」との回答が半数を超えたものの、乗り換えるのであれば「光回線」を選択した人が34%という結果となりました。
○利用中のADSL回線のスピードに不満を感じた事はありますか?
「不満を感じる」が19%、「やや不満を感じる」が40%と、全体の約6割の人がADSL回線のスピードに対し不満を感じていると回答しました。
新型コロナウイルスの影響によるテレワークや外出自粛に伴い、インターネット通信量が一気に増加したことと重なり、回線速度への影響が出たことも原因の一つと考えられます。
○IPv6を知っていますか?
「よく知っている」はわずか4%、「聞いたことがない」が46%と、約半数の人はまだIPv6について認識していない結果となりました。
今回の調査を通して、ADSL利用者の4人に1人がADSLの終了を認識しておらず、認識していたとしても、約半数が現段階では乗り換え先を検討していないことが分かりました。今後、テレワークへの移行が進む中、終了時期が迫るにつれて、よりインターネット回線が安定するIPv6に対応した光回線への移行が一気に加速していきそうです。
「ADSL利用状況調査」についてのレポート記事は、以下からご覧いただけます。
https://koneta.nifty.com/koneta_detail/1141008008544_1.htm
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