オリジナルCLTパネル工法『LC-core構法』に追加評定を新たに取得

意匠設計者向け構法拡大とコスト削減への対応

岡山県岡山市に本社を置くライフデザイン・カバヤ株式会社(取締役社長:窪田健太郎)は2018年2月に国内初であるオリジナルCLTパネル工法『LC-core構法』の構造評定を取得しました。

直行方向に木材を重ねて接着するCLTは、木でありながらSRC造等の高層建築の耐力壁としても使われる高強度の建築材料の一つです。

しかし2016年に施行された『CLTを用いた建築物の一般設計法』では、接合金物や周辺部材の許容耐力で運用されておりCLTの潜在耐力が充分発揮できず、特徴を活かした意匠設計ができませんでした。

CLT建築物の普及拡大には抜本的なCLTパネル工法の開発が不可欠であり、産学連携の共同開発プロジェクトにより、独自に構造金物、構造計算プログラムを開発し、CLTのパフォーマンスを最大限に引き出すことに成功しました。

従来の設計方法ではCLT耐力壁の壁倍率は7倍程度までしか運用できませんでしたが、『LC-core構法』では14倍程度まで引き上げることが可能となりました。

『LC-core構法』とは、CLTパネル工法と在来軸組工法の特徴を併せ持った、木造の常識を超えるオープンで開放的な空間を創ることができる日本初の構法です。

この度、意匠設計者向けの構法拡大とコスト削減を目的とし、追加評定を取得することが可能となりましたのでご報告致します。

 


追加評定取得日程:令和2年7月3日
追加評定の概要
 1.意匠設計者向け構法拡大(設計自由度と施工性向上)
  (ア)耐力壁線間距離を最大18mまで拡大し大空間を可能にした
  (イ)長尺CLT壁を追加し少ない耐力壁量で設計可能にした
  (ウ)新たに開発した接合金物により施工性を向上させた
 2.コスト削減への対応
  (ア)水平構面として合板床を可能にした
  (イ)耐力壁量を減らすことによりCLT及び接合金物の削減を可能にした
  (ウ)構造検証を通じて梁、受け材、金物など補助部材の削減を可能にした


▼会社概要
商号:ライフデザイン・カバヤ株式会社
設立:1972年12月1日/カバヤ小掘住研株式会社として設立
1990年/エス・バイ・エル・カバヤ株式会社に社名変更
2017年/ライフデザイン・カバヤ株式会社に社名変更
資本金:9,000万円(授権資本1億2,000万円)
売上高:238億円(2020年3月期)

▼事業内容
1.建築工事の請負及び施工に関する事業
2.上記事業に関するフランチャイズチェーン事業
3.建築物の設計及び工事監理に関する事業
4.土木工事の設計、請負、施工及び監理に関する事業
5.リフォーム及びエクステリア等の設計、請負、施工及び監理に関する事業
6.不動産の売買及び仲介に関する事業
7.不動産の管理及びコンサルタントに関する事業
8.風力・太陽光・地熱の利用等による発電並びに電気・熱の供給に関する事業
9.清掃事業
10.警備事業
11.損害保険代理店事業及び生命保険の募集に関する業務
12.前各号に付帯関連する一切の事業

▼ライフデザイン・カバヤ株式会社
https://lifedesign-kabaya.co.jp/

▼ライフデザイン・カバヤ株式会社のプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/26371

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会社概要

URL
https://lifedesign-kabaya.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
岡山県岡山市北区中仙道 二丁目9-11
電話番号
086-241-8811
代表者名
窪田健太郎
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
1972年12月