SalesforceとFedExが提携 迅速かつ簡単な配送、エンドツーエンドのEコマース、サプライチェーン管理を提供へ

〜 企業は配送のスピード向上と簡素化を実現し、サプライチェーンとフルフィルメントの効率化が可能に 〜

※本資料は2021年9月14日に米国で発表されたニュースリリース(https://www.salesforce.com/news/press-releases/2021/09/14/fedex-and-salesforce-partner-to-deliver-end-to-end-e-commerce/)を一部日本向けに編集しています。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
FedEx(NYSE: FDX)と米国セールスフォース・ドットコム(以下、米国Salesforce)は本日、Salesforce Commerce Cloud(以下、Commerce Cloud)とSalesforce Order Management(以下、Order Management)を、FedExおよびEコマースプラットフォームである同社子会社ShopRunnerの革新的な機能と連携する、複数年にわたる新たなパートナーシップを提携したと発表しました。

Eコマースの成長に伴い、小売業者は需要の拡大に対応しつつ、素晴らしいカスタマーエクスペリエンスを保証しなければならない圧力にさらされています。また、小売業者は、飽和するEコマースのエコシステムの中で顧客獲得に苦戦する一方、注文の履行や返品処理のために、複数の複雑な在庫管理システムを管理しなければなりません。SalesforceとFedExのパートナーシップにより、企業はこうした複雑さを省き、優れたカスタマーエクスペリエンスを確保できる単一のプラットフォームを手に入れることができます。

FedEx Dataworksの最高執行責任者(COO)兼ShopRunnerの最高経営責任者(CEO)であるクロード・ラス氏は次のように述べています。「ブランドと販売業者は、顧客の期待に応えるためにこれまで以上に迅速に行動しなければなりません。今回、SalesforceとFedExが協働し、ブランドと販売業者に対して顧客の期待を上回ることを可能にするスピード、コントロール、そして経済性を提供します。在庫管理やフルフィルメント業務の最適化から、配送の迅速化や新規顧客の獲得に至るまで、ブランドや販売業者がサプライチェーンのつながりをより適切にコントロールし、競争力を高めることができるよう、私たちは業界の変革を支援していきます」

米国SalesforceのCommerce Cloudの新興市場担当エグゼクティブ・バイスプレジデント(EVP)兼ゼネラルマネジャー(GM)であるリディアニ・ジョーンズは次のように述べています。「私たちは、いつでもどこでも購入可能なコマースの世界にいます。Commerce CloudとOrder Managementを利用すれば、企業はお客様がどこにいようと商品を販売でき、あらゆるチャネルでフルフィルメントが可能になります。さらに、FedExのロジスティクス機能を導入することにより、より迅速かつ簡単で、コスト効率に優れたエクスペリエンスをお客様に提供できます。小売業者は多大なコストをかけたり、時間やブランドを犠牲にしたりすることなく、『2日以内配送』という顧客の期待に応えられるようになるのです」

Commerce CloudにShopRunnerとFedExの強みを組み合わせることで、ブランドや出店者がプロモーションや購入から配送や返品に至るまでのEコマース・ジャーニーをどのように管理すべきか再定義し、迅速かつ簡単なエンドツーエンドのショッピング体験を提供することができます。企業は、高い信頼性を誇るセールスフォース・ドットコムのCommerce Cloud、Order Management、Einstein AIのテクノロジーの強みを活かし、イノベーションを起こし、プロセスの自動化を進め、高度にパーソナライズされたデジタルコマース体験を大規模に提供することで、需要を喚起できます。加えて、FedExのデータに基づくサプライチェーンのインサイト、広範に及ぶ配送ネットワーク、ShopRunnerのEコマース機能により、企業は購入後のカスタマージャーニーも最適化し、拡張することが可能です。

今回のパートナーシップにより、企業は次世代のインテリジェントなサプライチェーンおよびフルフィルメント機能を活用し、Eコマース業務を最適化することができます。ビジネスの最も重要な部分を独立して実行するために連携されたプラットフォームにより、企業はカスタマージャーニーを一元管理し、自社のチャネルにおける新規需要の喚起やコンバージョンの向上を図ることができます。その結果として、サードパーティへの依存度を減らし、時間とコストを節約することが可能になります。

FedExとSalesforceのパートナーシップにより、企業に以下の利点をもたらします。
  • ロイヤリティと顧客生涯価値の向上:Salesforceを利用する企業は、ShopRunnerのプラットフォームを通じてアクティブに購買活動を行う数百万人もの高額購入者にアクセスできるようになり、ロイヤリティの高い顧客層を獲得できます。
  • 配送に関わる早期インサイトの提供:顧客に対して注文品の到着日時についてより正確な情報を提供するのに役立つ高度なインサイトを提供します。
  • サプライチェーンの最適化:輸送とフルフィルメントの最適化、サプライチェーン・インテリジェンスの強化、発送手続きの簡素化、コスト管理、サプライチェーン全体でのビジネス管理などを行うツールにアクセスできます。

FedExとSalesforceのパートナーシップにより、エンドユーザーに以下の利点をもたらします。
  • 2日以内の配送:好きなブランドから注文品が2日以内に配送されるオプションを提供します。
  • 簡単な返品:FedExは、送り状が不要な返品や営業所での返品用梱包、手軽な返品のドロップオフ(出荷用の引き取り)などのサービスを提供し、簡単な返品プロセスを支援します。
  • リアルタイムでの注文状況の把握:商品の詳細ページ、ショッピングカート、配送過程において配送日時がより明確になり、注文品を受け取る顧客の信頼性と安心感が高まります。

提供時期および価格:
FedExとSalesforceによるソリューション第1弾は、2022年春に米国のお客様向けに提供される予定です。価格は一般提供時に発表いたします。

FedEx(フェデックス)について
FedEx Corp.(NYSE: FDX)は、世界中の顧客と企業に対し、輸送、Eコマース、およびビジネスサービスの幅広いポートフォリオを提供しています。年間売上高840億ドルを誇るフェデックスは、定評あるFedExブランドのもと、各事業会社が共同で他社と競争しつつ、協働して業務を遂行し、デジタルで革新を巻き起こしていくことで、統合的なビジネスソリューションをお届けしています。世界で最も称賛され、信頼できる企業として常にランクインしているFedExは、57万人の従業員が常に安全性、最高水準の倫理・職業基準を確保しながら、顧客と地域社会のニーズに注力できるよう意欲を引き出しています。FedExがどのようにして世界中の人々と可能性を結びつけているのか、詳しくはabout.fedex.comをご覧ください。

ShopRunner(ショップランナー)について
FedExの子会社であるShopRunnerは数百万人におよぶ会員に対し、2日以内の無料配送、無料返品、会員限定割引やお気に入りの店舗からの特典を提供しています。小売業者には、豊富な消費者インサイトとデータサイエンスに裏打ちされた包括的な製品群により、フリクションレスなEコマースを促進します。

セールスフォース・ドットコムについて
セールスフォース・ドットコムは、顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーであり、デジタル時代において企業と顧客を近づける支援をしています。 1999年に設立されたセールスフォース・ドットコムは、あらゆる規模と業界の企業がクラウド、モバイル、ソーシャル、IoT、人工知能、音声、ブロックチェーンなどの強力なテクノロジーを活用し、360度で顧客と繋がるためのツールを提供します。セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)の詳細については、www.salesforce.comをご覧ください。

【参考情報】
Salesforceは、企業や出店者が顧客にシームレスな体験を提供できるような、オープンで協調的なEコマースエコシステムの構築を目指しています。日本では、Salesforce AppExchangeパートナーである、NavarとZenkraftがSalesforce Fulfillment Networkのパートナーとしてサービス提供をしております。日本でのパートナーエコシステムは下記の通りです。

Navar:ブランドの注文追跡、配送通知、返品・交換など、購入後の体験を向上させるプラットフォームを提供しています。現在、Narvarのサービスは、世界で最も愛されている1100以上のブランドに透明性を提供し、信頼を築き、顧客の生涯価値を高めることを可能にしています。Narvarのサービスによって、顧客のお買物体験向上のアウトプットとして、短期的な売上増加と長期的なECの拡大を実現します。詳しくはhttps://corp.narvar.com/jp/をご覧ください。

Zenkraft:Salesforce Commerce Cloud、Order Management、Service Cloud向けに、配送・追跡・返品アプリケーションを提供しています。Zenkraftは、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便、FedEx、UPS、USPS、DHLをはじめとする80以上の輸送会社と直接統合しています。Zenkraftの顧客は約1,000社にのぼり、その中には世界最大規模のSalesforce導入企業も含まれています。詳しくはhttps://zenkraft.com/をご覧ください。
 

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会社概要

URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-1-3  日本生命丸の内ガーデンタワー(Salesforce Tower)
電話番号
0120-733-257
代表者名
小出伸一
上場
海外市場
資本金
-
設立
1999年03月