HPE、 ソフトウェア デファインド ストレージとAIによる自動化で次世代データ管理の基盤を構築
新しいハイブリッドクラウドストレージ、プライベートクラウドオファリング、ストレージ投資保護プログラムにより、HPE GreenLakeクラウド上での自動化とデータインサイトによる企業の変革を実現
HPEは本日、オンプレミス環境とパブリッククラウド環境にまたがる企業のストレージ、データ、ワークロードの管理と最適化をシンプルにする、HPE GreenLakeクラウドの新しいソリューションを発表します。
HPE GreenLake Block Storage for Amazon Web Services(AWS):ハイブリッドクラウド環境全体のブロックストレージをシームレスに管理する新しいソフトウェアデファインドストレージ
HPE Alletra MP上に構築されたHPE GreenLake for Block Storageの新しいリリースにおいて、最大5.6PBのNVMe容量拡張が可能となり、HPE Infosight AIOpsのクロススタック分析により、ワークロードの可視化、パフォーマンスの向上、可用性の向上、リソース利用の最適化を実現
ストレージ所有体験を変革するHPE Timeless Programに新しい投資保護機能が加わり、HPE Alletra MP上のブロックストレージを選択するお客様に、運用の俊敏性、財務面の柔軟性、総所有コスト(TCO)削減を実現
HPE GreenLake for Private Cloud Business Editionにおいて、HPE Alletra MPおよびHPE SimpliVity Gen 11をサポート
HPEは2023年、ミッションクリティカルなワークロードを稼働させているあらゆる規模の企業に向け、業界初の単一OSで動作するモジュール型スケールアウトブロックストレージ(*1)を発表し、ハイブリッドクラウドストレージに革命をもたらしました。HPEは、プラットフォームベースの戦略を継続して推進しており、個々のストレージアレイを管理する日常からの解放につながる、統合データ管理体験への移行によるクラウド運用モデル、AI主導の自動化、シームレスなデータモビリティを実現します。
HPEストレージ担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのジム・オドリシオ(Jim O’Dorisio)は、次のように述べています。
「競合他社は引き続きストレージをas a Serviceとして販売していますが、HPEはプラットフォームベースのアプローチをハイブリッドクラウドの管理とデータストレージに展開し、真の変革に寄与できるよう、取り組みます。HPE AlletraおよびHPE GreenLakeにわたるイノベーションにより、よりシンプルでコスト効率に優れたITおよびストレージ管理のスタンダード確立に向けた取り組みを強化します」
データとアプリケーションのシームレスなモビリティを実現するAWS向けソフトウェア デファインド ストレージ
HPE GreenLake Block Storage for AWSにより、HPEはソフトウェア デファインド ストレージを通じて、データ管理とクラウド上のワークロード配置をシンプルにします。HPE GreenLake Block Storage for AWSは、ハイブリッドクラウド全体にわたってシームレスな統合ストレージ管理体験を提供し、より迅速なTime to Valueとエンタープライズクラスの耐障害性を実現するように設計されています。
グローバルなストレージ環境を一元的に管理および保護し、パフォーマンスとコストの最適化を目的に、データ、ワークロード、バックアップを移動できます。HPE GreenLake Block Storage for AWSは、データ管理の最適化に加え、オンプレミス環境とパブリッククラウド環境にまたがるアプリケーションの開発および展開に最適で、シンプルかつコスト効果に優れたデータ保護とディザスタリカバリを実現します。
HPE Timeless Programで次世代イノベーションを継続利用
新しいHPE Timeless Programにより、新しい投資保護とシームレスなインフラストラクチャライフサイクルパスを提供し、ストレージの所有体験を変革します。HPE Alletra MPのブロックストレージを選択し、プログラムに加入したお客様は、サブスクリプション更新時に、中断なく次世代コントローラーへのアップグレードの対象となります。
フォークリフトアップグレードを回避(*2)することができるため、ストレージのTCOを30%削減することができます。新しいプログラムには、HPEの100% Data Availability Guarantee(データ可用性保証)とHPE StoreMore データ効率保証(*3)が含まれます。HPE Timeless Programは、予測可能な複数年にわたる経済性と、データの可用性と効率性に関する保証されたサービスレベルを提供します。
アイスランドのデータセンターOpin Kerfi社のCTOであるクリスティン・エルヴァー・アルナルソン(Kristinn Elvar Arnarsson)氏は、次のように述べています。
「マルチベンダーのデータセンターは管理が複雑で、拡張が難しいのが実情です。データセンターを1つのベンダーに統合することを検討した際、コンピュートとストレージのスケールアップとスケールアウトの両方を実現し、統合ストレージ管理を実現したいと考えました。現在、HPE GreenLake for Block Storage with Alletra MPを主力ソリューションとしてお客様に提供しており、将来性のあるイノベーションをどのように実現できるかをご紹介しています」
HPE Alletra MPは、AI主導のインテリジェンスとアナリティクスを拡張し、管理を簡素化
HPEは、HPE InfosightおよびOpsRampによるAIOps対応のワークロード管理と観測性において、リーダーとして認知されています。このたび、HPE GreenLakeクラウドに完全に統合された新しいクロススタック分析機能により、ストレージ管理の合理化やワークロードのパフォーマンスを低下させるレイテンシーの問題をプロアクティブに回避できます。リソースのフルスタック相関とAIOpsエンジンを組み合わせることで、仮想マシン、ストレージ、ネットワーク、コンピュート、クラウドの各インフラにおける障害の観測、予測、緩和を可能にしました。さらに、HPE Alletra MPでは、HPE Sustainability Insight Centerを通じて、エネルギー消費量とCO2排出量の傾向を監視できます。
HPE Alletra MPは、ミッドレンジの経済性でミッションクリティカルな耐障害性を実現し、最大5.6PBまで拡張可能で、従来の2倍となる最大16台のJBOF拡張シェルフをサポートします。
Zerto Cyber Resilience VaultはHPE Alletra MPを統合し、安全で不変なデータコピーを提供し、サイバー攻撃を受けてしまった場合は、迅速なエアギャップ復旧を可能にします。お客様は、最もクリティカルなアプリケーションを保護、監査、安全に保管し、サービスの中断や侵害が発生した場合は、サービスを迅速に復旧する間の可用性を提供することができます。
Shawbrook Bank Limited社のコーポレートテクノロジー担当ディレクター、アラン・ハーパー(Alan Harper)氏は次のように述べています。
「HPE GreenLakeは、当社のハイブリッドクラウド戦略に完全に合致しており、クラウドファーストではなく、クラウドセンシブルを実現しています。HPE GreenLake for Block Storageは、弊社のミッションクリティカルなワークロードに対して100%のデータ可用性を実現し、データのニーズ拡大に応じたパフォーマンスと容量の柔軟な拡張を可能にしてくれるので、HPE 3PARアレイの置き換えに最適なソリューションです」
新しいPrivate Cloudソリューションは、エッジワークロードを最適化し、VMモビリティをシンプルに
HPE Alletra MPとHPE SimpliVity Gen11を、俊敏でセルフサービス型のプライベートクラウドであるHPE GreenLake for Private Cloud Business Editionで提供し、オンプレミス環境とパブリッククラウド環境にまたがる仮想マシン(VM)の管理とモビリティをシンプルにします。
HPE Alletra MPを新たにサポート、ミッションクリティカルなVMワークロードをミッドレンジの経済性と100%データ可用性保証で提供します。
HPE ProLiant Gen11サーバーをベースとするHPE SimpliVity Gen11を新たにサポート、エッジVMや汎用VMを実行するにあたって、99.999%のデータ可用性と内蔵されたデータ保護機能を提供します。
日本での提供開始時期
HPE GreenLake Block Storage for AWSは、2024年第4四半期(10月-12月)以降で提供開始を予定
HPE Timeless Programは、2024年第3四半期(7月-9月)以降で提供開始を予定
HPE Alletra MPまたはHPE SimpliVity Gen11を選択できるHPE GreenLake for Private Cloud Business Editionは、2024年8月以降で提供開始を予定
注記
*1、*2、*3 HPEストレージの実証データ ( https://www.hpe.com/psnow/doc/a00058506jpn )
※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国テキサス州ヒューストン、以下:HPE)が、2024年5月15日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。原文(全文)はこちらをご参照ください。
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルEdge-to-Cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas a Serviceで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。
■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/newsroom/press-hub.html
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カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186 または03-5749-8279
ホームページ: http://www.hpe.com/jp/
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