三井住友海上が貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz®」とのデータ連携開始
~DXにより貿易業務の効率化を後押し~

株式会社トレードワルツ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 高廣、以下「トレードワルツ」)は本日より、MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:舩曵 真一郎、以下「三井住友海上」)とのAPI接続によるデータ連携を開始いたします。それに伴い三井住友海上は、DXによって外航貨物海上保険における お客さまの業務効率化を支援する新サービスの提供を開始します。
※三井住友海上オフィシャルサイト(https://www.ms-ins.com/)
■背景
外航貨物海上保険の証券は、国内外を流通する貿易書類の一つとして発行の迅速性・正確性が求められています。三井住友海上は、外航貨物海上保険専用システム「e-貨物保険サービス」(以下「e-貨物」)のWeb申込手続き及び保険証券類発行サービスの提供を通じて、これらのニーズに応えてきました。一方、貿易業務の過程においては、インボイス(商業送り状)等から保険申込手続きに必要な情報を転記する必要があるなど、手続きのデジタル化や業務効率化の推進が課題となっています。そのような中、e-貨物とTradeWaltz®をデータ連携することで、貿易業務の効率化・デジタル化に貢献して参ります。
■概要
(1)TradeWaltz®での保険契約手続き
TradeWaltz®では、輸出入者・銀行・運輸会社・通関会社・税関等の貿易関連データが共有可能です。保険申込手続き時に本データを活用することで、従来発生していた転記作業が不要となり、業務効率化と記入ミスの防止を実現します。また、TradeWaltz®上で手続きを行うことで、関係者間で業務プロセスを可視化・共有でき、手続き漏れの防止等が期待できます。
(2)TradeWaltz®へのデータ提供
外航貨物海上保険の保険証券および保険料情報を、三井住友海上からTradeWaltz®上にデジタルデータとして提供いただくことで、各種データの取り出しが可能となり、関係者間の情報連携や業務効率化に向けた活用が期待されます。
■トレードワルツについて(https://www.tradewaltz.com)
株式会社トレードワルツは、貿易業務に関わる情報を電子データで一元的に管理できる貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」をSaaSとして運営・提供しています。NTTデータと主要な貿易実務者18社からなる貿易コンソーシアムで約4年間のシステム開発・技術実証、法改正提案、事業構想を経て、サービス化。
現在は、株式会社NTTデータ、豊田通商株式会社、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、住友商事株式会社、三菱商事株式会社、株式会社TW Link、東京海上日動火災保険株式会社、株式会社三井住友銀行、豊島株式会社、株式会社上組、株式会社フジトランス コーポレーション、三井倉庫ホールディングス株式会社、株式会社日新、株式会社三菱UFJ銀行、丸紅株式会社、三菱倉庫株式会社、株式会社みずほ銀行、損害保険ジャパン株式会社の18社の共同出資により、事業を運営しています。
本件に関するお問い合わせ先(株式会社トレードワルツ)
広報・マーケティングチーム 担当:菊地、桝田 Email:info@tradewaltz.com
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