熊野古道の1棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」、インバウンド需要を受けて部屋貸しを開始 トレッキング客向け
トレッキング目的の少人数グループ向けに、3室ある個室を個別に貸し出し
株式会社日本ユニスト(大阪市西区、代表取締役・今村亙忠)は、和歌山県の世界遺産・熊野古道の1棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」(田辺市中辺路町高原)で9月6日より、部屋貸しを開始します。
トレッキング目的で訪れる少人数の外国人客が増加傾向にあるため、最大10名様までの1棟貸しのみとする従来のプランと並行して、3室ある個室をそれぞれ貸し出すプランも販売します。
部屋貸しの予約は、booking.com、agoda、Trip.comで受け付けています(自社サイトでは受け付けていません)。
熊野古道は世界遺産登録後、日本の自然・宗教・歴史を感じられる場所として、訪日外国人観光客に大変人気を集めており、トレッキングのハイシーズンである春と秋には、周辺の宿泊施設が全て満室になるほどでした。
当宿はコロナ禍の2021年10月に開業したため、当初は日本人のグループやファミリーをターゲットとし、1棟貸しを行ってきました。しかし、近年は外国人2~3人でのトレッキング目的の宿泊も増加してきており、コンパクトで安価な部屋貸しプランもあれば、1週間ほど泊まり歩く旅行スタイルにより相応しいのではないかと考えました。
従来は夕食にバーベキューを提供していましたが、部屋貸しの場合は、トレッキング後の疲れた状況で食事の準備をしなくてもいいように、お弁当を提供します。
熊野古道に点在する宿「SEN.RETREAT」
「SEN.RETREAT」は、大自然の中でストレスをリセットする「リトリート体験」ができる無人運営宿のブランドです。ブランドコンセプトは「RETREAT 歩いて、遊んで、夢中で休んで」。リラクゼーションに満たされ、明日の自分を好きになってもらえる体験をご提供します。
熊野古道の主要な参詣道「中辺路」沿いに泊まり歩ける宿を計4カ所作る計画で、第1弾として、標高300mの山間にある集落・和歌山県田辺市中辺路町高原で、空き家をリノベーションした一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」を2021年10月、開業しました。
続く第2弾として、古くから熊野詣の宿場町としてにぎわった中辺路町近露に、「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」を2022年4月28日、開業しました。コンセプトは「遊ぶ、微笑む、そしてつながる宿」。バーベキューができるプライベートガーデンや、焚き火を囲めるテラス、宿泊客自身で生地からこねて焼けるピザ窯などを備えています。非日常にワクワクしたり、気の置けない仲間や家族とゆったり過ごしてホッとしたり、リラックスできる空間となっています。また、コンテナ1棟を1つの客室としているため、外から直接部屋に出入りでき、密を避けられます。「熊野古道を訪れる観光客=トレッキング目的のみ」という現状を変えるべく、さまざまな観光目的の方に楽しんでいただける宿を目指します。
施設概要
◆SEN.RETREAT TAKAHARA
所在地:和歌山県田辺市中辺路町高原1966
TEL:0739-64-0556
客室:最大10名までの一棟貸
または1部屋最大4名までの部屋貸し(計3室)
アクセス:紀勢自動車道「上富田IC」より車で40分
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