熊本支援、国連WFPの大型倉庫5棟すべてが完成

国連WFP協会

現在 国連WFPは、一連の大地震に襲われた熊本県で、救援物資の輸送支援を行っています。その一環として、深刻な被害を受けた大津町・嘉島町・益城町・熊本市に、大型の可動式倉庫を提供、多くの方々の協力を得て、5棟すべてを完成させました。
​国連WFPが途上国などで支援物資の保管庫として使用している、大型可動式倉庫が日本で使われるのは、東日本大震災の被災地支援以来、今回で2度目です。設置が完了した5棟の大型可動式倉庫(24x10m、32x10mの2タイプ)は、救援物資の倉庫やボランティアセンターとして、活躍しています。

国連WFP大型倉庫の1棟目は、熊本県大津町の救援物資倉庫として、大津町運動公園に建てられました。現在、倉庫内には、物資が整然と積み上げられています。この倉庫が完成するまでは、大津町に届けられた救援物資は、大津町中学校に置かれていました。この大型倉庫が完成したことで、救援物資は中学校から大型倉庫に移送され、ゴールデンウィーク後の中学校の再開を後押ししました。

大津町役場の方々のご協力の下建てられる大型倉庫大津町役場の方々のご協力の下建てられる大型倉庫

 

救援物資倉庫として使用されている大津町の大型可動式倉庫救援物資倉庫として使用されている大津町の大型可動式倉庫

 

2棟目の倉庫は、熊本県嘉島町にボランティアセンターとして、嘉島町社会福祉協議会の隣の駐車場に建てられました。ここでは、各地から来られたボランティアの方々のボランティア登録や、作業の割り振り、説明が行われています。瓦礫撤去以外にも、仮設住宅への引越しなど、今後もボランティアニーズは続くと言われており、雨が降っても作業ができるスペースは現地でも歓迎されています。

ボランティアセンターとして使用されている嘉島町の倉庫ボランティアセンターとして使用されている嘉島町の倉庫

ボランティアセンター内部ボランティアセンター内部

 

次に、熊本市西区に、今回建てられた倉庫の中で最も大きい32x10mの大型可動式倉庫が、救援物資倉庫として建ちました。充分食べられるにも関わらず様々な理由で廃棄される食品を引き取り、必要とする方々へ届けるフードバンク活動を行う、セカンドハーベスト・ジャパンの管理の下、民間企業や個人の方々から寄せられた食品・飲用水などが、保管されています。これらの救援物資は、セカンドハーベスト・ジャパンにより、各地の避難所や、避難所の支援を行っている他の支援団体へと届けられています。

セカンドハーベスト倉庫の内部セカンドハーベスト倉庫の内部

 

4棟目は、熊本県の崇城大学ボランティアビレッジ内に設置されました。崇城大学ボランティアビレッジは、ボランティア活動を行う人々のための施設で、テント場、シャワーやトイレなどが提供されています。国連WFPの大型倉庫は、ここでは救援物資倉庫および、ボランティア活動スペースとして活用されています。

ボランティアビレッジ内の倉庫ボランティアビレッジ内の倉庫

 

最後の大型倉庫は、被害の最も大きかった地域の一つ、益城町に完成しました。ここでは、寄せられた救援物資の倉庫として、また、他の自治体へのアクセスが良い立地を活かし、救援物資の流通ハブとしても、活用されていく予定です。

最後に建てられた益城町の倉庫最後に建てられた益城町の倉庫

 

熊本で被災した人々を支えるため、皆様のご支援をよろしくお願いします。

<寄付方法>
▼Webサイトから

▼お電話で 0120-496-819(通話料無料・年中無休)

▼ゆうちょ銀行から
口座番号:00290-8-37418 加入者名:国連WFP協会
※通信欄に「熊本地震」とご記入ください。

▼手数料無料振込口座から
三菱東京UFJ銀行 店名:本店(店番001)
口座種類・口座番号:普通預金 0887110
口座名:トクヒ)コクレンWFPキヨウカイ
※熊本地震緊急支援の使途指定および領収書発行につきましては、お手数ですが国連WFPまでご連絡ください。

※国連WFPへのご寄付は寄付金控除の対象となります。詳しくはこちらをご確認ください。

【お問い合わせ】国連WFP
電話: 0120-496-819 9:00~18:00(通話料無料・年中無休)
携帯電話・PHSからもつながります。

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国際情報・国際サービス
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会社概要

URL
http://ja.wfp.org/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
神奈川県横浜市西区 みなとみらい1-1-1 パシフィコ横浜6F
電話番号
-
代表者名
安藤 宏基
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年10月