都心のオフィスビルで制作するアーティストと街が交流し、イノベーションを起こす/アートによるまちづくり、「アートアーバニズム」のパイロットプログラム『YAU(ヤウ)』 2月1日(火)始動

~街中での作品滞在制作・展示・交流、そして学びまで一貫提供する拠点が有楽町に登場~

大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり3団体(*1)の一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(以下、大丸有まちづくり協議会)、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会により組成された「有楽町アートアーバニズムプログラム」実行委員会(主催)と、この活動を支援協賛する三菱地所株式会社は、街がアートとともにイノベーティブな原動力を生み出す、4ヶ月にわたる実証パイロットプログラム、「YAU(ヤウ)」を2月1日(火)よりスタートいたします。 
※YAUは、 YURAKUCHO ART URBANISM の略語です。

 

日本有数のビジネス街としてグローバルな経済活動を牽引する大手町・丸の内・有楽町エリア(以下、大丸有エリア)において多様化する価値観やワークスタイルが進化する中で、時代を超えていく創造的なイノベーションを切り拓くものは、異なる感性が出会い、触発されたその先に生まれる「共感」です。大丸有まちづくり協議会では、エリアマネジメントの観点から、アートがもつ創造力を都市にどう取り入れていくべきかを議論するべく、2019年「アート×エリアマネジメント 検討会」を設置。都市空間創造や都市活動展開を一体化させる新しい街のムーブメントを、「アート」+「アーバニズム」を掛け合わせた造語「アートアーバニズム」として始動することを提言し、既成の枠を超えるクリエイティブな感性を秘めたアーティストたちが、ビジネス街という場と出会うことから生まれる新たな潮流を、大丸有エリアで実現するコンセプトとして策定しました。

▲YAUキービジュアル ~有楽町の街から発想したモチーフが有機的に組み合わさり変化する~▲YAUキービジュアル ~有楽町の街から発想したモチーフが有機的に組み合わさり変化する~


その実証パイロットプログラムとなる有楽町アートアーバニズム「YAU(ヤウ)」は、大丸有エリアの立地企業などによるアーティストの持続的な支援を通して、大丸有エリアにおけるイノベーションを誘発する仕組みの構築を目的としています。①アーティストの作品制作過程を街中で公開し、交流する「アーティストスタジオ」②次世代を担う若手アーティストに、専門家によるアドバイスを提供する「相談所」③主に大丸有エリアのオフィスワーカーが、まちとアートについて学びを深める「スクール」の3要素から構成され、有楽町ビル10階にアーティストが滞在制作を行う「YAU STUDIO」、国際ビルの地下飲食街の一画に本プログラムのインフォメーションセンターと若手アーティストに向けた相談所「YAU COUNTER」を設置し、一般募集するスクールプログラム「YAU CLASS」を両方の会場で催行いたします。

(*1)「一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(大丸有協議会)、NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)、一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア)」の3団体は連携して大丸有地区のまちづくりを推進しています。

会期の後半には、「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT(TPR)」や「一般社団法人ベンチ(bench)」、「ソノ アイダ#新有楽町」などのアーティストが、街中滞在中に交流しながら創出した作品を用いて、有楽町エリアのビルの空室や共用部を舞台として、作品展示やオープンスタジオを行う予定です。「アートアーバニズム」の下で、アーティストとともに街も育っていく、イノベーティブな大丸有エリアにご期待ください。
 
  • 開催概要
【名  称】 有楽町アートアーバニズムプログラム「YAU(ヤウ)」
【開催期間】   2022年2月1日(火)〜5月31日(火) ※会期は変更になる場合があります。
【開催場所】  有楽町ビル10階(スタジオ・スクール)、国際ビル地下1階(相談所・スクール)
【開催目的】  アートの制作過程を街中で広く公開し、アートを通じた学びの場を提供することにより、クリエイティブな人々の多様な出会いを誘発しイノベーション創発のきっかけを生み出すこと。そして、都心ビジネス街におけるアーティストへの持続的な活動を支援すること。この2つを目的に実施します。
【主  催】 「有楽町アートアーバニズムプログラム」実行委員会
(一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会)
【企画協力】  YAUプロジェクトチーム
プロデューサー|深井厚志
ディレクター|森純平
プロジェクトマネージャー|東海林慎太郎
コーディネーター|⾦森千紘
PR・アーカイブ|榊原充⼤(株式会社都市機能計画室)、下⾥杏奈
ビジュアルデザイン|原田光
グラフィック/ウェブデザイン| 加藤賢策(LABORATORIES)
株式会社フロントヤード
【助  成】  公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
【特別協賛】  三菱地所株式会社
【協  賛】  エプソン販売株式会社、エコファニ
【協  力】  株式会社アトム(A-TOM Co., LTD.)、東京工芸大学芸術学部写真学科 川島研究室(フォトメディア)、一般社団法人PAIR
【URL】 arturbanism.jp(2022年1月31日オープン)
 
  • アートアーバニズムとは
アートアーバニズムは、都心ビジネス街の都市活動に、アートがもつ「創造性」というパワフルな原動力を結集していく街づくり戦略です。大丸有エリアは、アート創造とともにアーティストがいる街、アーティスト・来街者・ビジネスパーソンの多様な出会いがイノベーションを生みだす街を実現します。

【コンセプト策定経緯】
大丸有まちづくり協議会では、エリアマネジメントの観点から、アートがもつ創造力を都市にどう取り入れていくべきかを議論するべく、2019年「アート×エリアマネジメント検討会」を設置し、文化政策研究者で同志社大学経済学部教授の太下義之氏を座長とする有識者及び地元関係者と検討を重ねてきました。その中で、アーティストのもつ0から1を生み出すクリエイティブマインドを街の原動力として、都市空間創造や都市活動展開を一体化させる新しい街のムーブメントを、「アート」+「アーバニズム」を掛け合わせた造語「アートアーバニズム」(提議:東京大学大学院工学系研究科准教授 中島直人)として始動することを提言しました。2022年度からはこれを具体的に実践する組織設立に移行するべく、「アートアーバニズムカウンシル準備会」と名前を改め、アーティストの活動が自発的に起こるエコシステム構築を目指した体制づくりを推進します。本プログラムは、その第一歩とするべく取り組むものです。

同地区には既に、出光美術館や三菱一号館美術館、第一生命日比谷本社1F回廊の第一生命ギャラリー等のアート施設があるほか、2020年には当地区初となる現代アートギャラリー「CADAN有楽町」がオープンしています。これより早期には、箱根彫刻の森美術館と協働する「丸の内ストリートギャラリー(1972年~)」、「カウパレード東京 in 丸の内(2003年,2006年,2008年)、「藝大アーツイン丸の内(2007年~)」、「アートアワードトーキョー丸の内(2007年~)」、「東京ビエンナーレ2020/2021」の会場になるなど、街づくりを通じたアートの取り組みを先駆的に行ってきた歴史もあります。本プログラムのようなアクションを、街中の既存アートリソースとの連携を図りながら継続的に実施し、同地区の更なる創造的発展を目指します。
 
  • プログラム① アーティストスタジオ「YAU STUDIO」
有楽町ビル10階にある約1,200㎡のオフィス空間を再活用して、TPRとbenchという性質の異なる2つのアートコレクティヴが、シェアスタジオを実施します。本スタジオでは2月中旬以降、順次オープンスタジオやワークショップ、トークイベント等を実施予定です。時期や詳細については専用ホームページや公式SNSにて告知いたします。

有楽町ビル10階「YAU STUDIO」は、アーティストスタジオとスクールの会場となる。 ©TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT有楽町ビル10階「YAU STUDIO」は、アーティストスタジオとスクールの会場となる。 ©TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT


2020年より有楽町を舞台に「YURAKUCHO ART SIGHT PROJECT」を行ってきたTPRは、リサーチ・制作・発信プロジェクト「INSIGHT/ONSITE: Studio TPR」を企画します。山本華、村田啓、石毛健太ら3名の若手作家や東京工芸大学芸術学部写真学科 川島研究室との協働のほか、写真研究会も実施。ビジュアル作品から映像、サウンドインスタレーションまで多様な制作活動を行います。

パフォーミングアーツを中心としたアートマネージャーのコレクティヴであるbenchは、「Y-base」と称し、アーティスト・劇団・ダンスカンパニー等が創作できる稽古場とアートマネージャーのためのコ・ワーキングスペースを整備・開設、来るべき「集い方」を試行します。また、大手町・丸の内・有楽町で働く人々と倉田 翠による作品制作を始動させ、期間中にはそのプロセスを公開します。

【開催会場】 有楽町ビル10階
【開催期間】 2022年2月1日(火)~5月31日(火)
※オープンスタジオは3月11日(金)~13日(日)。以降の日程については別途、告知あり
【参加予定】 「INSIGHT/ONSITE: Studio TPR」:石毛健太(美術家)、村田啓(写真家)、山本華(写真家)、梅沢英樹(アーティスト)+佐藤浩一(アーティスト)、三野新(写真家、舞台作家)、川島崇志(写真家)、東京工芸大学芸術学部写真学科 川島研究室(フォトメディア)+GC Magazine、小山泰介(写真家)、築山礁太(写真家)、写真研究会(仮)(金秋雨、村上由鶴)、A NEW SCALE(深井佐和子、内田友紀)、ARCHI HATCH、SO(サウンドリサーチャー) 、志賀耕太(美術家)
TPRアーティストプロジェクトメンバー(網守将平、エマニュエル・ギヨー、顧剣亨、小林健太、砂山太一、谷口暁彦、田村友一郎、永田康祐、細倉真弓、吉田志穂、渡邉庸平)
「Y-base」:倉田翠(演出家、ダンサー)、松井周の標本室、
benchメンバー(武田知也、藤井さゆり)、他
※実施に際しては、人数制限を設けながら感染症対策を徹底したうえで運営いたします。

◎プロフィール

 


東京フォトグラフィックリサーチ/Tokyo Photographic Research Project(TPR)


東京フォトグラフィックリサーチは、2020年代を迎えた東京を舞台に、最先端の写真・映像表現を通じて未だ見ぬ都市と社会と人びとの姿を探求し、見出されたヴィジョンを未来へ受け継ぐことを目的としたアートプロジェクトです。写真家・小山泰介とキュレーター・山峰潤也を発起人として、写真家、現代美術家、建築家、メディアアーティスト、音楽家、デザイナー、編集者など20名を超えるメンバーの有機的な協働によって、アーティストプロジェクトや展覧会、コミッションワークやコラボレーション、都市のリサーチや国内外の芸術大学との共同プロジェクトなど、多様な活動を展開しています。
https://www.tokyophotographicresearch.jp/

一般社団法人ベンチ/bench Co.


演劇やダンス、アートプロジェクトのプロデュースやコーディネートに関わる舞台芸術制作者を中心に発足した、アートマネージャーのコレクティヴ(代表・武田知也)です。芸術文化分野をはじめ行政、福祉や医療、まちづくりといった多様な国内外の主体と連携し、地域社会と芸術の関係性を更新する事業を開発、展開しています。また、国内外の様々な芸術祭、劇場、劇団・アーティスト等の創造現場を、プロデュース&マネジメントの観点から支援、構築し、芸術創造を共に担っています。
https://bench-p.com/
  • プログラム② 相談所「YAU SOUDAN」
約10年間で国内外のアーティスト300組以上が滞在する、千葉・松戸のアーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」の森純平、インディペントキュレーター・長谷川新、多分野の参加者からなるラーニングプログラムやコレクティヴに関わる建築家・山川陸を中心としたネットワーク「SNZ(シノバズ)」が、若手アーティストが直面する相談先のない困りごとについてアドバイスを行う相談所を開設します。

国際ビル地下1階「YAU COUNTER」は、スクールと相談所のプログラムの会場となる。 ©TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT国際ビル地下1階「YAU COUNTER」は、スクールと相談所のプログラムの会場となる。 ©TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT


専門性を備えたゲスト相談員による特別相談日も設けます。若手アーティストの活動を後押しし、相談員ネットワークを介した交流を促進するとともに、一般来街者がアーティストとの接点をもつ場としても活用します。
また、相談所は本プログラムについてのインフォメーションセンターも兼ねています。スタジオの最新状況告知や情報発信等もここから行います。

【開催会場】   国際ビル地下1階 B130区
【開催期間】  2月1日(火)~5月31日(火)
※3月10、11日は西原珉によるトークと相談会を開催。
以降のプログラムについては専用ホームページ・SNSにて告知
【営業時間】  11:00~18:00
【定休日】  月曜日(その他不定休あり)
※来場者には感染症予防のため、個人情報登録にご協力をお願いいたします。

SNZ(読み:シノバズ)


若手アーティストが直面するさまざまな困りごとについて考える相談員のネットワーク。制作のことや気になることを内容の大小粗密にかかわらず気軽に相談できる場所をつくるため、森純平、長谷川新、山川陸を中心に2021年より活動。以降、美術大学や展覧会を中心に、各地を訪問しながら、アドバイスをしたりともに考えたりしている。
  • プログラム③ スクール「YAU CLASS」
大丸有エリアを中心に行われるアートプロジェクトやプログラム、美術館を訪れながらアートと街の関係性を知り、新たな思考をカルティベートする(育み洗練)するコースを中心に、アーティストやキュレーターと一緒に歩き、これまでと異なる視点で街の風景に出会うコースを開講します。
2月にはパイロットプログラムとして「丸の内ワークカルチャーラボ(*2)」と連携したコースを開催します。TPR、benchに所属するアーティストと、ビジネスパーソン20名が相互に学びあう90分間の授業を4回にわたり実施し、その効果を検証する実証を行います。

【開催会場】 国際ビル地下1階、有楽町ビル10階、大手町・丸の内・有楽町エリア
【開催期間】 2022年3月~5月 ※詳細は後日発表
【講      師】 アーティスト、キュレーター、アート関係者
【定  員】 国際ビル地下 20名、有楽町ビル10階 50名(予定)
【参加方法】 専用ホームページ・公式SNSによる案内に従い、Peatixにて先着順申し込み。各回、有料。単独で 参加も可能。
※事前予約制とし、参加者には感染症予防のため、当日の検温とアルコール消毒のご協力をお願いいたします。

▲「YAU」プログラム展開場所▲「YAU」プログラム展開場所


(*2)「丸の内ワークカルチャーラボ」とは、個々人が持っている能力を最大化する働き方を主体的に選択することで成果が出れば、一人ひとりの Well Being (=健康・幸福)と企業の持続的成長が両立するという考え方に基づいて、株式会社イトーキ、花王株式会社、東邦レオ株式会社、西川株式会社、パーソルホールディングス株式会社、三菱地所株式会社の6社が連携し推進している実証プロジェクト。
 
  • 連携プログラム「ソノ アイダ#新有楽町」
「ソノ アイダ#新有楽町」は、三菱地所の新有楽町ビル1階の空き店舗区画を空間メディアとして活用するアートプロジェクトです。その中の企画「ARTISTS STUDIO」では、アーティストが自分の制作環境を移設し、約1ヶ月半の期間作品を制作しながらアーティストの営みを展示、作品販売も行います。


スタジオプログラムのアーティストは期間ごとに入れ替り、常にアーティストのいる風景を提供します。加えて企画展覧会や現代美術への関わりを実践しながら学ぶ「OUT SCHOOL」や不定期開催予定のワークショップ等も 並走しながら、アートに関わる様々な人が集まる新たなアートコミュニティの形を提案します。
第1期はソノアイダ発案者でアーティストの藤元明と彫刻家・森靖(~2022年1月30日)第2期は相澤安嗣志、岩村寛人とマイケル・ホー(2022年2月2日~3月6日)YAU開催期間も並行して活動し、アーティストが相互に連携します。

【開催会場】   新有楽町ビル1階 北側112区
【開催期間】  2021年12月10日(金)~2023年
【営業時間】  13:00~20:00
【定休日】  月曜日
【主  催】  株式会社アトム
【協  力】  三菱地所
【機材協力】 BLACK+DECKER / DEWALT / LENOX / IRWIN
【URL】  https://sonoaida.jp/
 
  • 【ご参考】大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり3団体について
大丸有地区は、公民協調によるサステイナブル・ディベロップメントを通じて、約120haのまち全域で「新しい価値」「魅力と賑わい」の創造に取り組んでいます。大丸有まちづくり協議会を中心に公民でまちの将来像を合意し、リガーレが賑わいや都市観光を促進、エコッツェリア協会が社会課題の解決や企業連携によるビジネス創発を具体化しています。

 

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