HACARUS、労災防止AI向け再学習クラウドアプリ「HACARUS Field Vision Tuner」を提供開始

保護具検知AIモデルをユーザー自身が現場環境に合わせて最適化可能に

HACARUS

株式会社HACARUS(本社:京都市中京区、代表取締役CEO:染田貴志)は、労災防止AIソリューション「HACARUS Field Vision」において、保護具検知AIをユーザー自身が現場環境に合わせて再学習できるクラウドアプリケーション「HACARUS Field Vision Tuner」を、2026年7月1日より提供開始します。
「HACARUS Field Vision Tuner」は、現場で撮影した動画をアップロードし、タグ付けを行うだけで、AIが学習用画像の抽出から学習までを自動で行うクラウドアプリケーションです。専門的なAI知識を必要とせず、ユーザー自身が保護具検知モデルを現場環境に合わせて最適化できます。
生成した学習済みモデルはダウンロードでき、「HACARUS Field Vision」システム内のエッジAIボックスへ適用可能です。これにより、現場運用時は引き続きインターネット接続を必要としない構成を維持しながら、環境変化に応じたAIモデルの更新を行うことができます。

UI画面(タグ付け機能)

■ 開発の背景
製造現場における保護具検知の精度は、現場ごとの条件に大きく左右されます。保護具の形状や色、装着位置に加え、カメラの画角、照明環境、作業者の動きなどが現場ごとに異なるため、汎用的なAIモデルだけでは検知精度が十分に高まらない場合があります。
これまでは、標準機能にない保護具への対応や、現場環境に起因する検知精度の調整には、HACARUSによる再学習作業が必要でした。そのため、新しい保護具の導入や作業環境の変化が発生するたびに、モデル調整まで一定のリードタイムとコストが発生していました。
「HACARUS Field Vision Tuner」は、こうした再学習プロセスをユーザー自身がクラウド上で実行できるようにすることで、現場ごとの環境変化に応じたAIモデルの更新をより迅速に行えるよう支援します。

■ 「HACARUS Field Vision Tuner」の主な特長

  1. 動画アップロードとタグ付けだけで再学習が可能
    現場で撮影した動画をアップロードし、対象となる保護具や状態にタグ付けするだけで、再学習に必要な処理を進められます。AIや画像処理に関する専門知識がない担当者でも、現場環境に合わせたモデル作成に取り組むことが可能です。

  2. 学習用画像の作成を自動化
    AIが動画内の人物を抽出し、頭部・目・身体・腕などの判定部位ごとに学習用画像を自動で作成します。再学習において時間を要する学習データ作成工程を効率化し、ユーザー側の作業負担を軽減します。

  3. 学習済みモデルをエッジAIボックスへ適用可能
    生成された学習済みモデルはダウンロードでき、「HACARUS Field Vision」のエッジAIボックスに適用できます。現場運用はインターネット接続不要のまま継続できるため、既存のセキュリティ設計を維持しながらモデル更新を行えます。

  4. 組織単位でのデータ共有と権限管理に対応
    所属組織単位でデータを共有できるため、複数担当者による運用や、現場・管理部門間でのデータ活用にも対応します。権限管理にも対応し、組織的なAIモデル運用を支援します。

「HACARUS Field Vision Tuner」により、ユーザー企業は、保護具検知AIの再学習に必要な学習データ作成やモデル更新を、より短い期間で実施できるようになります。新しい保護具の導入、作業環境の変更、カメラ設置条件の違いなどにも柔軟に対応しやすくなり、現場ごとの条件に合わせた保護具検知モデルの運用が可能となります。
また、再学習作業をユーザー自身で実施できることで、外部依頼に伴うリードタイムの短縮や運用コストの抑制にもつながります。これにより、保護具検知AIを一度導入して終わりではなく、現場に合わせて継続的に調整・改善していく運用が可能になります。

■ 今後の展望
HACARUSは、「HACARUS Field Vision」を労働災害防止にとどまらない現場支援AIソリューションとして拡張していく方針です。保護具検知で培った人物検出・行動認識の技術を、侵入検知や転倒検知などの安全用途に加え、作業分析や生産性向上の領域にも広げ、検知対象の拡充を進めていきます。
「HACARUS Field Vision Tuner」は、今後拡張される検知機能をお客様自身が現場環境に合わせて最適化するための基盤として、継続的に機能強化を進めてまいります。

株式会社HACARUSについて

『未来を造る人に 次世代の「はかる」を』というミッションを掲げ、少ないデータで、抜本的な問題解決につなげる「AIソリューション」を提供しています。2014年の設立から数多くの企業の問題解決に貢献してきた経験と独自の技術力で、人の知見を資産化し、オペレーションの効率化・省人化を成功させます。データの取得から既存システムとの連携までを一貫して支援し、人間とAIが共存する未来の実現に取り組んでいます。

本社:京都府京都市中京区高宮町206 御池ビル8階

設立:2014年1月

代表取締役CEO:染田 貴志

URL:https://hacarus.com/ja/

取材・お問い合わせ:pr@hacarus.com(広報担当)

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会社概要

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https://hacarus.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
京都府京都市中京区高宮町206 御池ビル8階
電話番号
075-744-0131
代表者名
染田貴志
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2015年12月