Carstay、内閣府の災害対応車両登録制度に調整法人登録

~キャンピングカーのカーシェアを災害時の「動く避難所」に活用促進へ、100台貸出可能な体制構築〜

Carstay株式会社

キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリング・サービス、車両製造、改装支援など国内最大級のバンライフ※1のプラットフォーム事業を展開するCarstay(カーステイ)株式会社(本社: 神奈川県横浜市、代表取締役: 宮下晃樹(みやした こうき))は、内閣府が2025年6月1日に運用を開始した災害対応車両登録制度※2の災害対応車両検索システム「D-TRACE(ディー・トレース)」上の「避難所」カテゴリーに「調整法人」として登録されました。

現在、Carstayが災害支援で貸出可能なキャンピングカーは約100台で、今後さらに増加する予定です。この制度により、災害時にはCarstayが、全国の自治体や内閣府によって検索・共有され、被災地支援のために迅速かつ円滑な車両提供の調整が可能となります。

Carstayは、キャンピングカーなど車中泊仕様の車両に特化したカーシェアリング事業を全国で展開。登録車両の型式や年式、就寝人数、装備情報などの基本情報を入力し、南海トラフ地震などの今後起こりうる万が一の大規模災害に備えて、所有者の任意でその車両を「災害支援協力対象車」として登録できる仕組みをプラットフォーム上で提供・可視化しています。今後も随時、対象車両への登録を呼びかけます。

能登半島地震で配車したキャンピングカー
能登半島地震で配車したキャンピングカー

また、Carstayは2020年の新型コロナウイルス感染拡大初期に、居住性高いキャンピングカーや“バン”などを緊急時の“シェルター”として提供支援する「バンシェルター」プロジェクトを立ち上げ、全国約30か所の医療施設に休憩所の増設や病床不足の解消などを支援するために、60台のキャンピングカーを提供しました。以降も、熊本地震(2台)、2021年の伊豆山土砂災害(2台)、2024年の能登半島地震(40台)で、復旧・復興事業者やNPOなどへ車両を配車・貸与し、被災地での生活・就寝・作業空間を提供してきました。

Carstayは、これまでの災害時の対応ノウハウやプラットフォームの実績を活かし、今回、内閣府の災害対応車両登録制度に「災害対応車両調整法人」として登録したものです。

 

災害時には、新たな施設の建設には多額の費用と時間が必要で、撤収や再利用も困難です。一方、キャンピングカーのように動かすことが“可”能な“動産”「可動産」は、必要な場所に即時設置・撤収でき、状況に応じて“宿泊機能”を柔軟に“増設”できるという特長を持っています。平時には旅行、出張やテレワークの拠点として、緊急時にはシェルターや生活空間として利活用できる、柔軟性の高い社会インフラといえます。

Carstayでは現在、報道機関やNPO法人との包括連携協定を締結し、災害発生時にキャンピングカーを迅速に供給できる体制を構築。今後も、「可動産」としてのキャンピングカーの可能性を広げる取り組みを進めます。

 

Carstayのプラットフォームには、現在約500台のキャンピングカーが登録されており、全国各地での貸出が可能です。また、空いている駐車場や空き地スペースを「車中泊スポット」として登録し、キャンピングカーの旅行者に有償で貸し出せるスペースシェア事業も展開しており、今後は、災害時にキャンピングカーを駐車できるスペースも視野に、車中泊スポットの整備・強化も進めていく予定です。

 

・所有するキャンピングカーを災害支援協力対象車として登録したい方:https://carstay.jp/ja/holder/

※1バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。

 

※2災害対応車両登録制度: キッチンカー、トイレカー、トレイラーハウス、キャンピングカーなどの災害対応車両やその配車調整を担う「調整法人」を平時から可視化・登録し、災害発生時に必要に応じて速やかに活用できるようにする内閣府主導の制度です。

■ Carstay株式会社について

Carstay株式会社は「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」というミッションを掲げ、キャンピングカーのレンタル・カーシェアと車中泊スポットのスペース・シェアリングサービス、車両製造など、国内最大級の新しい旅と暮らしのライフスタイル「バンライフ」事業を展開する「MaaS(マース)(Mobility as a Service(モビリティ・アズ・ア・サービス))」のスタートアップ企業です。2019年1月に車中泊スポットのスペースシェア、2020年6月にキャンピングカー、2024年12月にテントの貸出しが可能なアウトドアカーのカーシェア・サービスを開始。全国各地に車中泊スポットは約300箇所、キャンピングカーとアウトドア車両のカーシェアの登録車両は約500台です。2022年10月には、車をキャンピングカー仕様に改造するためのDIYスペース、キャンピングカーの製造・改造・修理などを手掛ける「Mobi Lab(モビラボ).」事業も開始しました。(https://carstay.jp/

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1-6-15 サクラビル502号室
電話番号
050-6865-4282
代表者名
宮下晃樹
上場
未上場
資本金
1億2494万円
設立
2018年06月