博報堂プロダクツ、脱炭素テーマの統合ソリューション「サステナクリエイティビティfor Carbon Neutral」 を博報堂グループ横断で提供開始
―企業の「良いこと」を生活者の「価値あること」へ―
株式会社博報堂プロダクツ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:橋本 昌和)は、博報堂グループ横断で企業の脱炭素化や環境課題解決を支援する統合ソリューション「サステナクリエイティビティfor Carbon Neutral」の提供を開始いたします。本ソリューションは、博報堂グループ内のサステナビリティ領域における各分野の専門性を持つグループ会社および専門組織と連携して提供し、企業の戦略策定から社会実装までを一気通貫で支援します。

企業のサステナビリティへの理解は進み、情報開示などのコミュニケーションに取り組む企業は増えています。しかし、その活動をいかに生活者の共感や行動に結びつけ、事業の成果へと繋げていくかが次の重要な課題となっています。企業や行政が先行して取り組みを進める一方で、生活者との間には依然として大きなギャップが生まれており、「企業の取り組みが生活者の行動に結びついていない」「施策が部署ごとにバラバラで、一貫したメッセージを発信できていない」といった課題が多くの企業で顕在化しています。
本ソリューションは、こうした課題を解決するため、「博報堂SXプロフェッショナルズ」「博報堂プロダクツ SUSTAINABLE ENGINE (サステナブルエンジン)」「Earth hacks」「地球中心デザイン研究所」「PROJECT_Vega」「ミライデザイン事業ユニット」「quantum」「エッジ・インターナショナル」 など、博報堂グループの多様な専門性を結集させました。博報堂が培ってきた「生活者発想」を土台に、独自の「サステナクリエイティビティ」を発揮し、企業の脱炭素及び環境への活動を、生活者一人ひとりが自分ごととして捉え、積極的に選びたくなる「価値あること」へとデザインし直します。これにより、クライアント企業の事業成長と、その先にある社会変革の両立を目指します。
■博報堂グループの専門性を結集した、3つの変革領域
企業の課題に応じて、「企業活動」「ブランド」「社会・地域」の3つの領域で、グループ各社の知見を活かした統合的なソリューションを提供します。

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企業活動の変革 (For Corporate)
サステナビリティに関するパーパス策定や価値創造ストーリーの構築、従業員の理解・浸透を促進するインナーブランディングなどを通じ、企業活動全体の変革を支援します。
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ブランドの変革 (For Brand)
生活者インサイトを捉えたコミュニケーション、および脱炭素・循環型の視点を取り入れた商品・サービス開発を通じて、企業の取り組みを生活者が「ワクワクする」ような魅力的なブランド価値へと転換します。
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社会・地域の変革 (For Community)
企業や生活者、行政、NPOなどを巻き込み、社会全体で脱炭素を前進させる運動体やプラットフォームを構築。社会システムレベルでの変革をリードします。
博報堂グループは、生活者発想とクリエイティビティの力で「良い未来の実現」に貢献することを目指し、クライアント企業の事業成長と、その先にある持続可能な社会の創造を支援してまいります。
■脱炭素ソリューション「サステナクリエイティビティ for Carbon Neutral」と支援体制
博報堂グループの保有するData・Team・Solutionを連携し企業の課題解決をフルファネルで支援します。

「博報堂SXプロフェッショナルズ」「博報堂プロダクツ サステナブルエンジン」「Earth hacks」「地球中心デザイン研究所」「PROJECT_Vega」「ミライデザイン事業ユニット」「quantum」「エッジ・インターナショナル」など、サステナビリティ領域における各分野の専門性を持つグループ会社および専門組織等が連携し、戦略策定から社会実装まで支援します。

●博報堂SXプロフェッショナルズ
サステナブルな取り組みを生活者にとって実感できる価値に転換・再設計し、クライアント企業のSX(サステナビリティトランスフォーメーション)を実現するプロフェッショナル集団です。2019年に活動をスタートし、マーケティング・ブランディング、コンサルティング、PR、ビジネス開発、研究開発、クリエイティブなど、SXに関する経験と専門性を持つ社員で編成。ソリューション開発や経営支援、事業開発支援、マーケティング支援などを行い、これからの持続可能な社会を支える次世代ビジネスモデルの創造に貢献していきます。
https://www.hakuhodo.co.jp/news/info/82711/
●博報堂プロダクツ SUSTAINABLE ENGINE (サステナブルエンジン)
博報堂プロダクツは、企業として求められる責任を果たす「サステナビリティマネジメント」と、日々の仕事を通してアイディアの社会実装をしていく「サステナビリティアクション」の両軸で活動を推進し、持続可能な社会と事業成長を共に実現することを目指しています。サステナビリティ領域における企業のコミュニケーション課題に対し、専門性と実施力でサステナビリティアクションを加速させる専門プロジェクトチームとして「SUSTAINABLE ENGINE」を2023年に発足しました。パーパス構築、コミュニケーション設計・発信、具体化アクション支援を通じて、企業のサステナブル実装化サイクルの推進に貢献していきます。
https://www.h-products.co.jp/sustainability/engine/
●地球中心デザイン研究所
地球中心デザイン研究所は、「サステナビリティとクリエイティビティ」を軸に活動するクリエイティブエージェンシーです。人間中心の価値観から一歩進め、環境や他の生物、多様な生命の視点を取り入れながら、地球全体をステークホルダーと捉える「地球中心デザイン」思考に基づき、社会やビジネスの再設計を目指して2024年10月に設立。具体的には、企業ブランディング、CI/VI、UXデザイン、開発・空間デザイン、新規事業開発、地方創生など幅広いプロジェクトに取り組み、持続可能な未来の実現を支援しています。
●PROJECT_Vega
PROJECT_Vegaは、クリエイティブ、ストラテジー、PR、PA、ビジネスデザインの専門家が集うエキスパートチームです。私たちのミッションは、共創を通じて社会課題を解決し、単発的な社会貢献やソーシャル・グッドを越えた、生活者、公共、企業の豊かな関係性を生み出すことを目指しています。そのための共創シナリオと成長ストーリーを、領域を横断した視点と最適な手法で、統合的なアウトプットとしてプランニングします。
https://www.hakuhodo.co.jp/vega/
●ミライデザイン事業ユニット
テクノロジーの発展と社会課題が生活者の未来に影響を与える時代において、既存事業や業界の枠にとらわれない新しい発想で、社会が必要とする新規ビジネスの創出を目指す組織です。未来を創る機会として社会課題を捉え、産官学の協働パートナーとともに、社会の仕組みそのものをデザインするような事業の共創を推進しています。
●quantum
quantum は、クリエイティビティを軸にしたインキュベーション⼒で、新規事業開発、ベンチャークリエーション、ハンズオン投資によるグロース⽀援を⾏うスタートアップスタジオです。2016年の創業以来、100社を超える企業、⼤学などとインキュベーションを実践しています。これからもventure buildersとして、①新規事業のインキュベーション、②ベンチャークリエーションとグロース⽀援、③デザイン&エンジニアリングの3つの事業セグメントを重ね合わせて「世界を変えるインパクトのある新規事業の創造」に挑戦していきます。
●Earth hacks
Earth hacksは、Z世代をはじめとする生活者と企業・自治体をつなぎ、脱炭素社会の実現に向けた共創型プラットフォームを運営しています。CO2排出量を従来品と比較し削減率(%)を表示する独自の「デカボスコア」を企業・団体に提供し、環境価値の高い商品の可視化と普及を推進。生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、企業と学生が実際のビジネス課題を通じて共創する「デカボチャレンジ」や、行政・自治体向けソリューション「Earth hacks for Local」など、多角的に脱炭素を加速する取り組みを展開しています。
●エッジ・インターナショナル
エッジ・インターナショナルは、企業価値向上に資するコミュニケーションツールの企画・制作を中核事業とする専門企業です。“企業価値デザイン”をコンセプトに、経営者と投資家の視点から、企業の成長ストーリーを可視化・言語化します。主に、統合報告やESG情報開示に関するサービスを提供しています。
https://www.edge-intl.co.jp/company/profile/
博報堂DYグループでのサステナビリティの取り組み
博報堂DYグループは、人を中心としたサステナブルな経営の実践により、生活者の想いがあふれ、いきいきと活躍できる社会を創り出すことを目指しています。2024年、グローバルパーパスおよび新中期経営計画の策定に合わせて、2030年に向けた重要課題(マテリアリティ)および活動方針を定めました。グループ各社の事業特性や強みを生かし、自立と連携のもと、様々な取り組みを推進しています。
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