薬局用総合経営支援システム「Wemex 薬局経営支援」の在庫管理機能にNSIPS®連携を追加
レセコンの種類を問わず在庫管理機能のご利用が可能に
PHCホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区)傘下のウィーメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋秀明、以下「ウィーメックス」)は、薬局用総合経営支援システム「Wemex 薬局経営支援」(※1)の在庫管理機能にNSIPS®(エヌシップス:調剤システム処方IF共有仕様)(※2)との連携を新たに追加しましたので、お知らせいたします。
このたびのNSIPS連携機能の追加により、レセプトコンピュータ(以下「レセコン」)のメーカーや種類を問わず、「Wemex 薬局経営支援」の在庫管理機能をご利用いただけるようになりました。同一チェーン内で複数種類のレセコンをご利用されている場合においても、各店舗の在庫情報をリアルタイムにご確認いただけます。また、ウィーメックスの薬局用システム「Pharnesシリーズ」(※3)を導入済みの店舗においては、処方入力中に在庫数を確認する等の独自連携機能も引き続きご利用いただけます。
#「Wemex 薬局経営支援」在庫管理機能の特長
1. シンプルでわかりやすい画面設計と直感的に使える操作性の高さ
「期限切迫」「不動在庫」など医薬品ごとの状況をひと目で把握でき、スムーズに発注。必要な情報をワンクリックで呼び出せる設計により、意思決定のスピードアップと業務効率化を同時に実現します。
2. レセコンのデータをリアルタイムに自動連携
レセコンから受付・会計データを自動で取り込み、常に最新の処方情報・在庫引当状況を保持します。また、PTP(シート包装)やバラ包装、グラム包装など単位の違い、味の違いなど、多様な規格情報にも最適化したマスタを自動で生成・更新し、マスタ管理の手間を大幅に削減します。
3. 他店舗の在庫情報も閲覧可能。店舗間連携で不足品の確保や不動在庫解消を支援
自店舗だけでなく、同一チェーン内における他店舗の在庫状況もリアルタイムに参照可能です。不足品を近隣の他店舗から取り寄せ不動在庫を適宜融通するなど、チェーン全体での在庫運用の最適化を実現します。
4. デバイスフリー。インターネット回線があれば、いつでも・どこでも使用可能
クラウドサービスを基盤としているため、タブレットやノートPCなど携帯性の高いデバイスからアクセスが可能です。バックヤードでの棚卸や在宅訪問先などにおいても、インターネット回線があれば、ロケーションフリーで在庫確認や発注作業を円滑に行えます。
5. 薬局用データ活用支援「Wemex 薬局CRM支援」(※4)との連携で、ドラッグストアと保険薬局のデータ統合や分析・活用も可能に
「Wemex 薬局CRM支援」との連携により、レセコンから抽出したデータとドラッグストアのPOSデータの統合や分析が可能になります。より良い医療サービス・健康サービスの提供を見据えたデータ活用が実現します。
全国には約62,800軒の薬局があり(※5)、その規模は個店から1,000店舗を超える大手チェーンまで様々です。「Wemex 薬局経営支援」は、大手チェーン薬局向け総合経営支援システム「Ph-NetMaster」(※6)の提供を通じて培った知見を生かし、あらゆる規模の薬局チェーン本部や薬局店舗の現場で使いやすく、業務効率化を実現する製品を目指しました。薬剤師の対物業務を軽減し、対人業務へのシフトを後押しする「Wemex 薬局経営支援」により、薬局経営の健全化と薬局DXの推進に貢献してまいります。
#「Wemex 薬局経営支援」製品紹介ページ
https://www.phchd.com/jp/medicom/pharmacies/ph-managementsupport
(※1) 「Wemex 薬局経営支援」製品紹介ページ
https://www.phchd.com/jp/medicom/pharmacies/ph-managementsupport
(※2)NSIPSは公益社団法人日本薬剤師会の登録商標です。
出典:公益社団法人「日本薬剤師会」調剤システム処方IF共有仕様(NSIPS)
https://www.nichiyaku.or.jp/yakuzaishi/activities/nsips
(※3)薬局向けシステム「Pharnesシリーズ」とは、保険薬局用ハイブリッド型電子薬歴「PharnesX Hybrid Cloud」、保険薬局用電子薬歴「PharnesX-MX」、保険薬局用コンピュータ「PharnesX-EX」、クラウド型薬歴共有サービス「Pharnes LinkⅡ」の総称
(※4)薬局用データ活用支援「Wemex 薬局CRM支援」製品紹介ページ
https://www.phchd.com/jp/medicom/pharmacies/ph-crm
(※5)出典:厚生労働省ホームページ「令和5年度衛生行政報告例の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/23/
(※6)大手チェーン薬局向け総合経営支援システム「Ph-NetMaster」製品紹介ページ
https://www.phchd.com/jp/medicom/pharmacies/ph-netmaster
<ウィーメックス株式会社について>
ウィーメックス株式会社は、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社(証券コード6523 東証プライム)の日本における事業子会社です。企画・開発から販売までワンストップでサービスを提供する新体制として、2023年4月より新会社として事業を開始しました。また、2025年10月1日にウィーメックスヘルスケアシステムズ株式会社を吸収合併しました。「メディコム」ブランドのレセプトコンピュータや電子カルテの他に、薬局経営のサポートや特定保健指導の支援、遠隔医療システムなどを提供しています。国内の「医療DX」を推進するヘルスケア IT製品・サービスを通じて、患者さんへの医療サービス向上と医療従事者の業務効率化に取り組んでいます。
□所在地 :東京都渋谷区渋谷3-25-18 NBF渋谷ガーデンフロント14F
□代表者名 :代表取締役社長 高橋秀明
<PHCホールディングス株式会社(PHCグループ)について>
PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念に掲げるグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社、メディフォード株式会社などを置き、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2024年度のグループ連結売上収益は3,616億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称です。
お問合せ先
ウィーメックス株式会社
E-mail:tky-mc_pr_alignment@ml.wemex.com
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