HTC Corporationがピクシブ株式会社と業務提携。HTCのメタバースプラットフォーム「VIVERSE」に、ピクシブのVRoidによるオリジナルアバターの持ち込みが可能に。
メタバースの世界ではアバターは欠かせない存在です。HTCは、メタバースプラットフォーム「VIVERSE」と、日本最大級のイラストコミュニケーションプラットフォーム「pixiv」を運営するピクシブ株式会社が手掛ける3Dプロジェクト「VRoid」との提携を発表します。
2022年7月25日-メタバースの世界ではアバターは欠かせない存在です。HTCは、メタバースプラットフォーム「VIVERSE」と、日本最大級のイラストコミュニケーションプラットフォーム「pixiv」を運営するピクシブ株式会社が手掛ける3Dプロジェクト「VRoid」との提携を発表します。3Dキャラクター制作ソフト『VRoid Studio』と連携することにより、日本のアニメスタイルのアバターがVIVERSEに登場します。ユーザーは様々な機能を駆使してメタバースの世界で創意工夫を凝らすことができます。
pixivとは「創作活動がもっと楽しくなる場所を創る」を理念とするピクシブ株式会社が運営する、クリエイターが投稿したイラスト、漫画、小説などの作品を通じた国内最大級のコミュニケーションサービスで、作品の発表や交流ができます。バーチャルコンテンツを求めているユーザーが増加していることを受けて2018年にリリースされた3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」では、ユーザーは自分の好みに合わせて、キャラクターの髪、顔、体、服装などをカスタマイズして、アニメライクな3Dアバターが簡単に生成できます。現在、世界中で、1日1万体以上のアバターが生み出されています。
VIVERSEゼネラルマネージャーJoseph CW Linのコメント:「アバターはメタバースでは欠かせない重要な要素です。アバターはもはやユーザーそのものの分身であるため、他のユーザーへ『自分』が誰かを素早く伝えることができます。今回のピクシブ様との提携によってVIVERSEプラットフォームのキャラクター数が大幅に増えますので、ユーザーが求めるアニメスタイルにお応えすることができます。 VIVERSEは今後もさらにバラエティ豊かなキャラクターやアクセサリーを追加します。現実世界と仮想世界から訪れるアバターによってまるで『スタートレック』のようなメタバースの世界が実現されます。」
ピクシブ代表取締役社長、國枝信吾氏のコメント:「VIVERSEとの取り組みを通じて、VRoidのアバターを持ち込める連携サービスが増えることは、VRoidを利用してくださっているユーザーの方々にとって非常に良いニュースだと考えています。VRoid Studioは全体の90%が海外ユーザーで、多種多様な国々の方にご利用いただいています。世界中のユーザーが3Dアバターを通じたコミュニケーションを楽しめる世界を、VIVERSEとともに実現できるよう、今後も努めてまいります。」
ピクシブは13の団体と共同で、3Dアバターファイルフォーマット規格制定を目的とした「VRMコンソーシアム」を参加しています。HTCは「VIVERSE」発表時よりVRM規格を支援しています。現在、VRMコンソーシアムとHTCは「メタバース・スタンダード・フォーラム」の中心的なメンバーとしてメタバースにおける相互運用性実現に向けて共に努力しています。
VIVERSEとピクシブのパートナーシップにおける最初の取り組みは、双方のシステム連携によってVRoidユーザーが制作したアバターをVIVERSEプラットフォームで使用できるようにすることです。長期的なビジョンとして、VIVERSEに適したアバターやアクセサリーの最適化処理をはじめ、より個性的かつ自由に遊べるアバターの新しい活用方法を、二社共同で開発していきます。アバターの機能に加えて、VIVERSEは今後、各企業やビジネスのニーズに対応すべく、商用メーカーとの業務提携を通じてサービスを統合し、よりカスタマイズされたサービスを提供して参ります。
VIVERSE: https://www.viverse.com/
- HTC について
- VRoid Studioについて
- ピクシブについて
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像