【転職の相談は誰にした?】転職の相談相手ランキング|500人アンケート調査
転職の相談相手に関する意識調査
詳細はこちら( https://bizhits.co.jp/media/archives/29416 )
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://bizhits.co.jp/media/ )は、転職を考えたことがある500人に「転職の相談相手」についてアンケート調査を実施。
その結果をランキング形式でまとめました。
調査概要
調査対象:転職を考えたことがある人
調査期間:2022年8月28日~30日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性315人/男性185人)
※アンケートの年齢は全て転職を考えていた当時のものです。
調査結果サマリー
・転職について相談した相手1位は「家族」
・転職について相談して良かったと思う人は94.7%
転職について相談した相手1位は「家族」
転職を考えたことがある人500名に「転職について相談した相手」を聞いたところ、1位は「家族(172人)」でした。
2位「誰にも相談していない(125人)」、3位「友人(81人)」、4位「同僚(77人)」と続きます。
「家族」「友人」「恋人」など、会社外で心を許せる人に相談したケースが多くなっています。
同僚や上司に転職の相談をすると、噂が広がったり慰留されたりするデメリットがあるからでしょう。
ただ家族・友人の多くは転職活動のプロではなく、職場での仕事ぶりを見ているわけでもないので、専門的なアドバイスを求めるのには向いていません。
「いま転職すべきかどうか」も含めて客観的な意見がほしいなら、転職エージェントなど「転職やキャリアのプロ」に相談することをおすすめします。
<1位 家族>
・姉は2回転職経験があったので、参考になると思って聞きました(23歳 女性)
・収入や勤務シフトの変化など、転職したら一番影響を受けるのは家族だと思ったから(34歳 男性)
・一番自分を親身に思ってくれているから(40歳 男性)
配偶者など同一生計の場合は、転職活動や転職後の収入変化が家計に影響するため、事前に「転職したいと思っている」と伝えておくべきでしょう。
また「職場では相談できない」「家族が一番身近で自分のことを理解してくれる」「家族が転職経験者」という理由で、家族に相談する人も多いようです。
ただ家族は必ずしも転職のプロではないので、アドバイスが的外れになってしまう可能性も。
転職活動の経験や知識がある家族でなければ、専門的なアドバイスは求めず、精神面でのフォローをお願いするほうがいいでしょう。
<2位 誰にも相談していない>
・真剣に聞いてくれる人がいなかった(19歳 男性)
・相談したら、話が漏れる可能性が高いから(35歳 女性)
・自分自身のことなので、自分で決めたいと思ったからです(45歳 男性)
転職について相談すると、「上司や同僚からの慰留」や「家族の反対」で決意が揺らいでしまうこともあります。
また色々な情報を見聞きすることで「転職の軸」がブレてしまうこともあるでしょう。
そのため相談できる相手はいるものの「自分で決めたい」と、あえて誰にも相談しないことを選んだ人もいました。
<3位 友人>
・相談しやすかった。同じ会社の人や家族には相談しにくいと思った(23歳 女性)
・友人が転職を経験しており、メリットとデメリットを細かく聞けると思えたから(35歳 男性)
・自分自身で得意なことがわからなかった。なので、自分を昔から客観的に見ている旧友に、自分自身が何が得意そうか相談しました(38歳 男性)
友人は親や上司と違って同年代なので、考え方が近く、何でも話せて相談しやすいですよね。
また「転職経験がある友人」「希望業界で働く友人」を選んで相談した人も多数。
転職活動や希望業界についての「リアルな体験談」「率直な感想」が聞けるのであれば、友人への相談には大きなメリットがあるといえるでしょう。
<4位 同僚>
・自分の現状を一番理解してくれているので相談しました。「社内で職種変更希望を出してはどうか」など、転職しか頭になかった私にさまざまなアドバイスをくれました(27歳 女性)
・一番身近で仕事の悩みも分かってくれ、相談しやすかったから(30歳 女性)
・仲が良く、お互い転職者として今の会社に入社しているので、転職に関しての話がしやすかった(38歳 男性)
同じ職場で働いているため、仕事についての悩みをわかってもらいやすいというメリットがあります。
そのため関係性が良ければ相談しやすい相手だといえるでしょう。
ただし同僚に相談したことで「社内に噂が広まる」「転職について打ち明けられた同僚が気まずい思いをする」という可能性も。
よほど信頼できる相手でない場合、同僚には相談しないことをオススメします。
<5位 転職エージェント>
・知人や同期には話せないから(26歳 女性)
・初めての転職で、「効果的なノウハウ」「情報」「自分の客観的市場価値」が知りたかったため(32歳 男性)
・業界の動向を把握しているうえ、自分のスキルを客観的にみたアドバイスをくれると思ったから(39歳 女性)
転職エージェントは転職のプロなので、客観的で的確なアドバイスができます。
具体的な転職先選びや応募書類の作成をサポートしてくれるほか、「そもそも今転職すべきかどうか」の相談にも乗ってくれます。
そのため「転職することを決めたあと」だけではなく、転職するかどうかを迷っている段階でも利用可能。
「周りに相談できる人がいない」「客観的な意見が欲しい」という場合は、転職エージェントの利用がおすすめです。
<6位 恋人・パートナー>
・同棲していて、金銭的に迷惑をかけるかもしれないと思ったので(24歳 女性)
・丁度結婚を控えている時期だったので、今後を見据えて相談しました(29歳 男性)
・一番転職することへの理解があると思っていたから(33歳 男性)
恋人は「一番身近な存在」「自分を大切に思ってくれる存在」なので、相談しやすいですよね。
社内恋愛でない限り「社外の人」なので、社内で噂が広がる心配もありません。
また転職は収入・生活面への影響も大きいため、「結婚を考えている」「同棲している」などの場合には、家族同様、転職について伝えておく必要があります。
ただ恋人も必ずしも転職のプロではありませんので、専門的なアドバイスは期待しないほうがよいでしょう。
<7位 上司>
・「今の環境に不満があることをわかってほしい」「少し引き留めてほしい」など、いろんな気持ちから相談しました(27歳 女性)
・入社当時から親身になって私の話を聞いてくれる方だったからです(35歳 女性)
・やはり上司の意見も聞きたかったですし、自分の考えを伝えるには一番の相手だと思ったから(43歳 男性)
同僚と同じく、仕事ぶりを見てくれているので相談しやすい相手だといえるでしょう。
また上司に相談した人のコメントからは、「慰留されたい」「転職するべきか意見を聞きたい」という思いも垣間見えました。
転職の方向性などを相談するのではなく、「退職・転職すべきかどうか」「してもいいか」を相談している人が多いと思われます。
上司からすると、部下が辞めると自身の指導力・管理能力の低さを指摘される可能性があります。
そのため上司に相談すると慰留される可能性が高いので、退職の決意が固いのであれば「退職の報告」「退職時期の相談」のみにするのがいいでしょう。
転職について相談して良かったと思う人は94.6%
転職について誰かに相談した人375名に「相談して良かったか」と聞いたところ、転職について誰かに相談した人のうち、相談して「良かった」「まあ良かった」と回答した人は94.6%にのぼります。
ほとんどの人が「相談して良かった」と思っているのですね。
相談によって「思いをアウトプットできて、悩みや希望が明確になる」「客観的なアドバイスが得られて視野が広がる」といった効果があるからだと思われます。
<相談してよかったと思う人の理由>
・転職エージェントや家族・友人に相談。相談することで「そういう考え方もあるんだな」と参考になることが多かった(25歳 女性)
・転職エージェントに相談。転職活動の効果的な方法だけでなく、メンタル面でポジティブ思考の保ち方を教えてもらえたので良かったです(29歳 男性)
・同僚や友人に相談。転職は勇気がいるので、聞いてくれるだけでもありがたい。おかげで転職が成功するなど、相談して良かったとつくづく感じます(39歳 女性)
「相談して良かった」と感じている人からは「視野が広がった」「安心できた」という声が多数。
一人で転職について考えると、視野が狭くなりがちです。
とくに職場に不満を抱えて転職を考えている場合、「今すぐ辞めたい」「状況が変わるなら転職先はどこでもいい」など、感情的に動いてしまうこともあるでしょう。
しかし誰かに相談することで心が落ち着き、「今は転職のタイミングではない」「適性が活きる仕事を厳選しよう」など、冷静に判断できます。
また「転職したいけれども自信がない」という場合には、相談することで「あなたにはこんな能力がある」と教えてもらい、後押しになる可能性も。
転職エージェントやハローワークなら、「転職先選び」「適性診断」「応募書類の書き方」などの相談も可能で、転職活動が効率的に進みます。
<相談しなければよかったと思う人の理由>
・友達に相談したが、立場や雇用形態が違うのでアドバイスにならなかった(28歳 女性)
・同僚に相談したら「止める権利はないけど、あなたが辞めると私に負担がかかるのは確か」と言われて、揺らいだため。仲は悪くなかっただけにショックだった(29歳 女性)
・同僚に話した内容が会社に広まりました。また妻に話したら「収入が減るのでは」など、金銭面の心配しかされませんでした(35歳 男性)
「相談しなければよかった」と感じている人からは、「相談したもののアドバイスが参考にならなかった」「相談内容をバラされて後悔している」などのコメントが寄せられました。
中には相談がきっかけで家族とケンカしたケースや、同僚との関係が悪化したケースも。
なお「相談しなければよかった」と回答した20人のうち、17人が「家族」「友人」「同僚」など、プロ以外の「身近な人」に相談しています。
やはり転職については、転職エージェントやハローワークの担当者といった「転職のプロ」に相談すべきだといえるでしょう。
どうしても身近な人の意見を聞きたいときは、「転職経験者・希望業界経験者で有意義なアドバイスをくれそうな人」「秘密を守ってくれる人」を選びましょう。
まとめ
転職を考えたことがある500人へのアンケートでは、「家族」「友人」などの身近な人に転職について相談した人が多くなりました。
しかし家族や友人は転職のプロではないため、「精神的なケアや後押し」「転職活動や希望業界の体験談」を得るための相談に留めておくのがおすすめです。
なお転職活動を秘密にしておきたい場合、職場の上司や同僚に相談するのはおすすめしません。
転職について本格的に相談したいなら、転職エージェントやハローワークがおすすめ。
ただハローワークは相談できる時間も場所も限られているため、在職中なら転職エージェントを利用するほうが便利です。
転職について相談することで、退職・転職に向けて高ぶった気持ちが冷静になり、視野も広がります。
場合によっては「今の職場で頑張ったほうがいいかも」と気づくかもしれません。
結果として転職するにしてもしないにしても、感情的に判断するよりは納得感が高まるはずです。
「自分の人生だから自分ひとりで考えなくては」と思いつめず、一度相談してみてはいかがでしょうか。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://bizhits.co.jp/media/archives/29416
■株式会社ビズヒッツについて
当社では、社名と同じ「Biz Hits」という名の仕事・転職・求人情報サイト( https://bizhits.co.jp/work/ )と、ビジネスの問題解決を考えるメディア( https://bizhits.co.jp/media/ )を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
■Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
株式会社ビズヒッツ代表取締役。
2011年から東京~鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。
※プロフィール詳細はこちら
https://bizhits.co.jp/itoyosuke_profile/
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/company/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像