地域住民の新たな活躍機会を創出!PIAZZA、地域の“しごと”を手伝う地域貢献プロジェクト「まち活」開始
第1弾は中野区と連携協定締結、「新しい共助」による地域循環へ
PIAZZA株式会社(代表取締役 CEO:矢野 晃平、以下 PIAZZA)は、地域住民の新たな活躍機会を創出し、街と人々の新たなつながりを生むことを目的として、住民が地域の“しごと”を有償で手伝う地域貢献プロジェクト「まち活」を開始いたします。PIAZZAが開発する地域コミュニティアプリ「ピアッザ」(以下、ピアッザ)を活用し、多様なスキルや経験をもつ地域住民が、企業・自治体等が抱える“困りごと”を解決する「新しい共助」によって、地域の人手・担い手不足の解消に寄与します。
官民連携による本プロジェクトの第1弾として、東京都中野区(区長:酒井 直人)と2025年7月7日に連携協定を締結しましたので、お知らせいたします。

◆実施背景
昨年9月に閣議決定した「高齢社会対策大綱」では、若年世代から高齢世代までの全ての人が「支える側」にも「支えられる側」にもなれる社会を目指して、年齢に関わりなく希望に応じて活躍し続けられる経済社会を構築(※1)することが一つの柱とされています。少子高齢化によって地域を支える人材の高齢化や人手不足が進む中で、多様な主体の連携により地域社会の課題解決に取り組むためのプラットフォームの構築や地域社会の担い手確保が求められています。
地域が抱える課題解決のために取り組まれる「地域貢献活動」について、ピアッザ利用者を対象にアンケート調査(※2)を実施したところ、「地域貢献活動に参画したい」と考えている人は82.2%もいる一方で、地域貢献は「ボランティアや無償の奉仕」というイメージを持つ人が多く、参画したいと考える4割近くの人が「今は余裕がない」としています。求められているのは「ゆるく・気軽に」できる活動です。

こうした状況をふまえ、「人々が支え合える街をつくる」ことをミッションに掲げるPIAZZAは、地域貢献のハードルを下げ、多様な住民が地域で活躍できる機会を創出するため、これまで無償とされてきた地域貢献活動に報酬を支払う仕組みの構築を目指し、本プロジェクトを企画しました。
※1 参照:内閣府「高齢社会対策大綱」(令和6年9月13日閣議決定)
※2 ピアッザ調査「地域貢献・地域参加に関するアンケート」2025年4月実施(n=567)
◆「まち活」プロジェクトについて
「まち活」は、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を利用する地域住民が、自身のスキルや得意なことを活かして地域の“しごと”を有償で手伝う地域貢献プロジェクトです。人手不足やスキル不足など地域の中で “困りごと”を抱える企業・団体等と、それを解決できる地域住民がつながり、助け合う「新しい共助」のカタチです。

・地域住民側のメリット:自分のスキルや経験が地域貢献につながり、新たな挑戦機会も
地域の事業者や活動団体の“困りごと”を手伝うことで報酬が得られ、“しごと”を通じて地域の「人とのつながり」が生まれます。また、一人ひとりの「やりたい」「やってみたい」という気持ちを尊重し、実際に「やってみる」新たな挑戦の機会となります。
・事業者・団体側のメリット:地域貢献意欲の高い地域住民が、サービスの質を向上
地域貢献意欲の高い住民が手伝うことで人手不足の解消につながるだけでなく、実際に近隣で暮らす生活者目線で協力し、サービスの質向上を期待できます。また、一時的な労働者ではなく、新たな顧客や参加者、応援者・ファンとして、継続的な関係性を築くことができます。
◆「まち活」の“しごと”例
地域のイベントスタッフや清掃スタッフなど、暮らしの延長線で気軽にお手伝いができる単発・短期的な“しごと”(スポットワーク)から、数ヶ月以上の中長期の“しごと”まで、地域のニーズに合わせて様々な「まち活」を展開していく予定です。

◆「まち活」参加者の声
PIAZZAから地域の“しごと”を依頼し、実際に協力いただいた地域住民の声をご紹介します。

これまでにも地域の仕事や活動に参加してきましたが、「まち活」では初めて経験することもあり、最初は戸惑いもありました。徐々にコツを覚えてくると「自分にもできるんだ!」と、とても楽しかったので、また次もやってみようと思えました。地域には多種多様な方がいるので、やってみたいことがある人は多いと思います。その“はじめの一歩”として、同世代にも「まち活」が広がると良いなと思います。
―東京都豊島区、60代女性

引っ越してきたばかりで、地域のことを全然知らなかった頃、ピアッザのコミュニティデザイナーの仕事を見つけました。「楽しそう!」という軽い気持ちで「まち活」に参加しましたが、知らなかった場所に行けたり、地域の人と話したり、新しい発見や気分転換にもなっていて、子育て中の私にとって貴重な時間です。新しいことを始めることにハードルを感じてしまうのですが、お金をもらいながら挑戦できる機会はなかなか無いと思うので、とても嬉しいです。
―神奈川県横浜市、20代女性

自分の住んでいる地域をよくしたいという想いで、神奈川区がやっていた「地域づくり大学校」に通っていた時に区の職員からピアッザを教えてもらい、活用しています。自分の住むエリアで「まち活」の募集がある時は、できる限り力になりたいと思っています。世代の異なる方と一緒に働いたり、イベントに来場する地域の方と話したりするのが楽しくて、元気をもらっています。
―神奈川県横浜市、60代男性
◆「まち活」プロジェクト、第1弾は中野区と連携
本プロジェクトでは、地域を支える多様なステークホルダーと共に推進していくため、自治体や企業・団体と連携した取り組みも実施していきます。その第1弾として、2025年7月7日に東京都中野区と、文化芸術・産業振興等の行政・地域情報の発信及びコミュニティ形成に係る連携協定を締結しました。中野区が抱える情報発信や人材不足の課題に向き合うため、本協定により、2025年7月末に「ピアッザ」に中野区エリアを新設し、2025年秋以降に「中野区まち活(仮称)」を開始する予定です。

◆代表者コメント

PIAZZA株式会社
代表取締役CEO 矢野 晃平
人口減少社会の今、地域の人手不足は喫緊の課題です。しかし地域には、年齢や性別を問わず多様なスキルや経験をもつ方、「挑戦したい」という夢を持つ方がいるにもかかわらず、それらを活かす機会が十分に得られていない現実があります。属性や立場に関係なく、困っている時はお互いに助け合える地域社会であってほしいと願っています。当社も、地域住民の方々のご協力・ご支援によって支えられている企業の一つです。私たちはこのプロジェクトを通じて、地域で「働くこと」と地域に「貢献する」ことを両立させることで、地域循環型の持続可能なまちづくりを目指しています。今回の中野区様との連携はその第一歩です。中野区の皆さまと共に、これからの時代の「新しい共助」のカタチを構築し、地域コミュニティの活性化に貢献してまいります。
◆PIAZZA株式会社について
社 名:PIAZZA株式会社(https://www.about.piazza-life.com/)
所在地:東京都中央区日本橋茅場町 1 丁目 10 番 8 号 グリンヒルビル 5 階
代表者:代表取締役 矢野 晃平
設立日:2015年5月
ミッション:人々が支え合える街をつくる
事業内容:まちづくりプラットフォームの開発・運営/エリアマネジメント事業/エリアプロモーション事業
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