ServiceNow最新プラットフォーム「Yokohamaリリース」に、組織のCRM、HR、ITなどを網羅する数千のAIエージェントが追加、より迅速でスマートなワークフローと最大限のビジネス効果を実現
※本資料は、2025年3月12日(米国時間)付けで米国ServiceNow, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。
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Yokohama Platformリリースには、より迅速な導入、生産性の向上、初日から予測可能な成果をもたらす、事前設定済みのAIエージェント群を包含
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AIエージェントのライフサイクル全体を構築・オンボード・管理できる機能が利用可能
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ServiceNowのデータソリューションの進化により、データソース間の障壁が取り除かれ、より接続性の高いAIエージェントを実現
ServiceNow(NYSEN: NOW)は本日、Yokohama Platformのリリースを発表し、組織のCRMやHR、ITなどを完全に網羅する新たなAIエージェントを解き放つことで、より迅速でスマートなワークフローを実現してビジネスインパクトをエンドツーエンドで最大化します。最新のイノベーションには、単一のプラットフォーム上で稼動初日から生産性と予測可能な結果を提供する事前設定されたAIエージェント群やAIエージェントのライフサイクル全体における構築とオンボード、管理の機能が含まれます。データはAIを活性化させるため、さらにServiceNowは、より多くのAIエージェントがデータソース間を接続できるよう障壁を取り除くための共通サービスデータモデル(CSDM)を向上したKnowledge Graphの拡張を発表しました。
Gartner®によると、「2028年までにCIOの40%がAIエージェントのアクションの結果を自律的に追跡、監督、または封じ込める「Guardian Agents(ガーディアンエージェント)」の利用を要求する」(※)とされており、これはAIの導入と管理に対する組織全体の協調的なアプローチの必要性が高まっていることを示しています。組織がAgentic AIの可能性を最大限に引き出そうと競争する中、ServiceNowはデータの断片化、ガバナンスのギャップ、リアルタイムのパフォーマンス課題といった一般的な障害を排除するソリューションによって組織のAIエージェントのコントロールタワーとしての役割を果たしています。サイロで運用されたり、複雑な統合を必要とする他のAIプロバイダーと異なり、ServiceNowのAIエージェントは単一の組織全体のプラットフォーム上に構築され、Workflow Data Fabricとのシームレスなデータ接続を保証します。すべてのワークフロー、AI、自動化のニーズを一元管理することで、ServiceNowはCRM、IT、人事、財務などにまたがる何千ものAIエージェントをシームレスに連携させ、組織全体の可視性と管理を可能にします。
ServiceNowの最高製品責任者(CPO)および最高執行責任者(COO)であるアミット・ザヴェリー(Amit Zavery)は次のように述べています。「Agentic AIは新たなフロンティアです。組織のリーダーは、今やAIエージェントを試すソリューションとしてではなく、大規模な生産性を達成できるAIソリューションとして求めています。ServiceNowの業界をリードするエージェント型AIフレームワークは、当初から予測可能性と効率性を提供することで、このニーズに応えています。Agentic AI、Data Fabric、ワークフローの自動化を1つのプラットフォームで実現することで、ServiceNowは業務が発生する場所にコネクテッドAI(データを一元管理し、簡単に検索してアクセスできるようにするAI)を組み込むことを容易にし、ビジネスの成果をより速く、よりスマートに、より大規模に測定・推進することを可能にします。」
ServiceNowのAIエージェントが生産性を飛躍的に向上
組織のリーダーは、実験や検証を超え、真の成果を生み出すAIソリューションを求めています。ServiceNowのAI機能は、AIエージェントの推論、プランニング、学習、オーケストレーションを強化する洞察を生み出し、組織がより迅速にインパクト(意義)のある目標を達成できるようにします。
新しいServiceNowのAIエージェントは、本日より利用可能で組織の生産性を加速させ、業務を合理化し、組織全体のユースケースで実際の成果を促進します。例として、
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Security Operations(SecOps) エキスパートAIエージェントは、インシデントのライフサイクル全体を合理化することでセキュリティオペレーションを変革し、反復的なタスクを排除して、SecOpsチームが真の脅威を迅速に阻止することに集中できるようにします。
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自律型変更管理AIエージェントは、熟練した変更管理者のように振る舞い、影響、履歴データ、類似の変更を分析することにより、カスタム実装、テストおよびバックアウトプランを即座に生成します。
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プロアクティブなネットワークテストと修復 AIエージェントは、AIを搭載したトラブルシューターとして振る舞い、ネットワーク上の問題がパフォーマンスに影響を与える前に自動的に検出、診断、解決します。
AIエージェントの管理を簡素化し、より合理的なライフサイクルを実現
ServiceNowのAIエージェントオーケストレーターとAIエージェントスタジオは、AIエージェントの構築からオンボーディング、パフォーマンスの監視、組織が必要とする価値の実現まで、AIエージェントのライフサイクル全体を管理する機能を拡張し、一般的に利用できるようになりました。これには以下が含まれます。
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AIエージェントスタジオを通じたオンボーディング機能の強化によってガイド付きインストラクションによるセットアッププロセスを合理化し、自然言語記述を使用した新しいAIエージェントの設計と設定を従来以上に容易にします。
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AIエージェントの利用状況、品質、価値を可視化する分析ダッシュボードを含むServiceNowのAgentic AIフレームワーク全体のパフォーマンス管理機能を拡張。Agentic AIのワークフローはビジネスKPIとシームレスに結び付けられるため、管理者はAIエージェントのパフォーマンスとROIをより簡単に追跡できます。
データソリューションの進化が、接続し、理解を促し、行動につなげる
ServiceNowプラットフォームの基盤にあるWorkflow Data Fabricは、システムやソースに関係なく組織のデータとシームレスに統合するAIを活用したワークフローを可能にします。Workflow Data Fabricは、手作業を自動化し、プロセスの効率化を図りながら、AI主導のコンテキスト化と意思決定インテリジェンスを通じて組織がより深い洞察を得ることを可能にします。
Yokohamaリリースの新機能として、ServiceNowは共通サービスデータモデル(CSDM)を強化し、Knowledge Graphのデータ機能の拡張を続けています。CSDMは、ITとビジネスサービスを管理するための標準化されたフレームワークを提供し、迅速、安全、かつコンプライアンスに準拠したテクノロジーの導入を加速します。何百ものテクノロジーカテゴリ、システム、プロセスを1つの明確なモデルの下に統合することで、CSDMは組織が自信を持ってテクノロジーを実装し、拡張できるようにします。この最新のアップデートにより、顧客は独自の利点を得ることができます。それは、AIエージェントとライブエージェントの間でシームレスなハンドオフをオーケストレーションし、チーム間で作業がスムーズに流れるようにする機能です。組み込みのガバナンスと監査対応データにより、透明性と信頼性が提供されるため、企業はコンプライアンスを維持しながらイノベーションのペースを維持することができます。
提供時期
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本日発表されたすべての機能は利用可能です。ServiceNow Storeをご確認ください。
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その他のAgentic Workflowsについてはこちらをご覧ください。
追加情報
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ServiceNowはYokohama Platformのリリースの一環として、自動化、ガバナンス、インテリジェントなワークフローソリューションについても発表。
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AIエージェントのイノベーションとアクセシビリティの新機能についてはこちらをご覧ください。
※ Gartner Press Release, Gartner Unveils Top Predictions for IT Organizations and Users in 2025 and Beyond, October 22, 2024
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以上
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