全国から約2000点の作品の中から選ばれた「ダ・ヴィンチ大賞」の作品とは!「“世紀のダ・ヴィンチを探せ!”高校生アートコンペティション 2024」授賞式を開催
■展覧会: 2024年12月2日(月)~12月14日(土)
大阪芸術大学(学校法人塚本学院/所在地:大阪府南河内郡/学長:塚本 邦彦)は、高校生を対象に、若きクリエイターの才能発掘と応援を目的とした「“世紀のダ・ヴィンチを探せ!”高校生アートコンペティション 2024」の授賞式を12月1日(日)に開催しました。
全国の高校生たちが夢を描き、才能を競い合う本コンペティションが、今年で18回目を迎えました。今年は昨年を超える応募総数1993点もの渾身の作品が集まり、その中から厳選された143点が見事受賞。若い情熱と希望がほとばしる作品群は、見る者に感動と驚きをもたらします。
本年度の授賞式は、受賞作品展覧会の実施に先駆けて大阪芸術大学 芸術劇場にて開催。歓声と拍手に包まれる中、大阪芸術大学グループ各校の学費が全額免除される最高栄誉「ダ・ヴィンチ大賞」をはじめとする各賞が発表されました。
■「ダ・ヴィンチ大賞」受賞!
神戸大学附属中等教育学校 神田 彗さんインタビュー
・受賞作品制作の背景を教えてください。
作品名「黒狗の城:異聞」
舞台は戦国時代の播磨。主人公は後の豊臣秀吉です。この作品では、彼が毛利という大名と戦い、初めてともいえる惨敗を喫した戦いを題材にしています。歴史的な要素を織り交ぜながらも、楽しんでいただける娯楽作品として仕上げました。もちろん、本当の歴史好きの方からすれば『ちょっと違うんじゃない?』と思われるかもしれません。しかし、『こんなことがあったかもしれない』という発想を膨らませながら執筆しました。
・この作品をつくろうと思ったきっかけを教えてください。
コンペティションの過去の作品を拝見したときに、青春ものの小説が多いと感じたので、今回自分の作品は青春とは真反対のものをつくりたいと考えてました。そこで、小学校時代に戦国時代にはまっていたので、歴史ものにしようかなと思い作品を書き始めました。小説を1本書いて完成させることは今回が初めてだったので、自身にとって大きな挑戦でしたが、今回このような形で賞をいただけたことが大変嬉しいです。
・今後の進路や、目標について教えてください。
1番最初に興味があったのが映像学科、興味を持った芸大が大阪芸術大学なので、ここで学ぶことで、自分の原点に帰ってこれるんじゃないかなと思っています。あまり1つのジャンルでこれを作りたいというのはないのですが、大阪芸大は、特撮が強いイメージがあるので、やはり特撮の作品を創り上げることに憧れがあります。脚本や監督、とにかく撮る側に挑戦してみたいです。
■塚本 英邦(学校法人塚本学院 副理事長)挨拶
今回のコンペティションでは、約2000件の応募があり、その中で今回受賞作品として選ばれているのは、143件ということで、皆さんに敬意を表したいと思います。学生時代に一つのことに熱心に打ち込み、作品を創り上げるということは、本当に優秀で、素晴らしいことです。やはり1番が良いと思うかもしれませんが、どの賞になってもぜひ自信をもっていただきたです。今日は一つのゴールであり、新たなスタートです。ぜひ自分の人生の中で、芸術を続ける選択をしてくれたら嬉しいです。
■受賞者の作品をリアルで体感!展覧会
会期 :2024年12月2日(月)~ 12月14日(土)
開館時間 :10:00~16:00(日曜休館)
場所 :大阪芸術大学 芸術情報センター展示ホール
公式サイト:https://oua.osaka-geidai.ac.jp/geidai/davinci/leonardo2024/index.html
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