SOZOW、JR東日本スタートアッププログラム2024秋に採択決定 秋田出身の代表が、秋田発の"デジタル×創造”教育拠点づくりを目指す親子向け体験イベントを2025年夏に開催

テクノロジーとエデュテイメント(教育×エンターテインメント)を活用した教育事業を展開するSOZOW株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役:小助川 将)は、東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:喜㔟 陽一、以下「JR東日本」)とJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕、以下「JR東日本スタートアップ」)が実施する「JR東日本スタートアッププログラム2024秋」の募集に採択されました。
本プログラムのもと、JR東日本グループとの共創により、秋田県の駅ビル「アルス」を活用し、親子で楽しみながら最新のデジタル技術や創造体験に触れられるポップアップイベントを2025年夏に開催します。
本企画には、秋田県出身である当社代表・小助川の、「教育格差の解消と、地方創生に貢献したい」という強い想いが込められています。
SOZOW株式会社は、東京都内でのイベント開催において1日で4,000人超を動員した実績もあり、今回の取り組みは、地方展開に向けた新たな挑戦となります。集客力の高いコンテンツによる空間活用を通じて地域に賑わいを生み出し、持続可能な地域創生を目指します。
■ 本実証事業の目的
本事業は、地域創生と地方都市における教育体験格差の是正を目指す、SOZOWの新たな挑戦です。
日本の学習機会は都市部に集中しており、地域によっては教育リソースやデジタル学習環境の整備が十分とは言えず、「デジタル(DX)」「協働」「探究学習」など、現代社会で求められる非認知スキルを育む機会が不足しています。加えて、少子高齢化や都市部への人口流出により地域の活気が失われ、商業施設の衰退や遊休施設の増加といった課題も深刻化しています。
こうした状況を打破するため、SOZOWは一日で4,000人を動員した実績を持つ人気イベントを、地方都市の駅ビルにポップアップ形式で展開。子どもたちに最先端のデジタル技術や創造的な学びの場を届けると同時に、地域に新たな賑わいや交流を生み出し、ローカルビジネスへの波及効果も目指します。
さらに、地域企業や行政と連携し、地域全体で子どもたちの成長を支える新たな教育モデルの構築に取り組むことで、持続可能な地域活性化の実現を目指します。
■ 本実証事業の内容
「地域発、駅がデジタル創造拠点に。子どもたちが未来を切り拓く!」をコンセプトに、2025年夏、秋田駅ビル アルスにて、秋田県内外の親子を対象とした「デジタル創造体験拠点」をポップアップ形式で開催予定です。
会場では、AIによるインタラクティブな映像制作ワークショップや、仮想空間での自由な表現・発信を通じて、子どもたちがデジタルクリエイターとしての第一歩を踏み出す機会を提供します。
単なるデジタルツールの操作体験に留まらず、企画・制作・発表というプロセスを通じて、自身のアイデアが他者に影響を与え、社会的な価値を生み出す喜びと達成感を味わえる場を目指します。
本プロジェクトには、秋田県出身である当社代表・小助川の「自分を育ててくれた地域に、次世代の希望を届けたい」という強い想いが込められています。
都市部との教育環境の格差や、地域の活気の低下といった課題に対し、地元・秋田からポジティブな変化を起こしたいという情熱が、本実証の原動力となっています。
■ 代表・小助川、秋田への思い
当社代表の小助川は、秋田県出身。50軒にも満たない山あいの小さな集落で育ち、将来の進路が定められているかのような閉塞感に、言いようのないモヤモヤを抱えていました。
大学進学を機に上京し、初めて触れた都市圏の活気、友人たちの多様な価値観や、当たり前のように享受している様々な機会とのあまりの違いに、大きな衝撃を受けます。その時、痛感した故郷とのギャップこそが、この事業の原点にあるのです。

この原体験に基づき、小助川は語ります。
「普段触れることのないツールを使って、『自分はこんなこともできるんだ!』という感覚を持ってほしい。誰かを喜ばせる経験を通して、自己効力感を高め、また来たいと思ってもらえるような、ワクワクする体験を提供したい。保護者の方々には、子どもたちがデジタルを通して見せる、普段とは違う一面に気づいてほしいと願っています。私自身、二人の子どもを育てるなかで、様々な驚きと発見がありました。デジタルは、子どもたちの可能性を広げる武器になる。彼らの創造力や集中力に、きっと驚かされるはずです。」
■ 今後のビジョン
少子化と過疎化が進む日本の地方において、子どもたちの学びの機会創出、地域社会の活性化、そして地域企業の新たな役割が求められています。
当社は、秋田県での実証事業を第一歩とし、将来的には地域に根差した拠点の常設化、デジタル創造体験を目的とした新たな地域への人の流れの創出、そして全国的なネットワーク展開を目指します。
企業、自治体、教育機関との共創を基盤とし、子どもたちがデジタル技術を活用した創造・表現活動に主体的に取り組む機会を提供します。地域という枠を超え、誰もが自身の内なる好奇心を解き放ち、それぞれの個性豊かな未来を創造できる社会の実現に寄与していきます。
■ 「JR東日本スタートアッププログラム」について
革新的なアイデアや技術を持つベンチャー企業や個人から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源を活用したビジネス・サービスの提案を募り、共創・実現を目指すオープンイノベーションプログラムです。
外部の斬新な発想とJR東日本の強みを掛け合わせることで、社会に新たな価値を提供することを目指します。2017年度から継続開催され、多くのアイデアが事業化に向けて進んでいます。また、本プログラムは内閣府主催の「第1回日本オープンイノベーション大賞」において、地域や新産業の活性化に貢献したとして経済産業大臣賞(2018年度)と環境大臣賞(2020年度)を受賞しています。
今回のプログラムは、「地域共創」「デジタル共創」「地球共創(SDGs)」の 3 つをテーマに 2024 年 10 月から秋の提案募集が開始され合計138 件の提案の中から当社を含む 9 件が採択されました。
■SOZOWについて
SOZOWは、子ども向け教育事業を中心に展開するインパクト・スタートアップです。テクノロジーを活用し、教育にエンターテインメント要素を取り入れた「エデュテイメント」を軸に、探究型プログラムを開発しています。
プログラムの特長は、デジタルスキルの習得に加え、協働や課題解決に必要とされる多様な非認知スキル、さらには主体性や自己肯定感を育むマインドを実践的に培うことにあります。
オンライン習い事「SOZOWパーク」の累計受講者は2000名を超え、オンラインフリースクール「SOZOWスクール小中等部」には約600名の生徒が在籍しています。2024年、オンラインでの活動に加え、リアルな場での学びの提供を本格的に開始。2025年2月には、遊びと学びを融合させ、子どもたちの好奇心を最大限に引き出す大型イベント「SOZOWフェス with 有明ガーデン」を開催し、申込数は約5000人を超えました。
今後も企業や自治体、教育機関との「共創」を通じて、多様な形で子どもから大人までが自分の可能性を広げる学びの機会を提供していきます。私たちは、誰もが好奇心を解き放ち、自分らしい未来を創造できる社会を目指しています。

SOZOW株式会社
代表者 :代表取締役 小助川 将
所在地 :〒141-0022 東京都品川区東五反田五丁目12番1号ロイヤルフラッツ201号室
設立 :2019年6月
会社HP :https://sozow.com/
事業内容:子どもの好奇心を解き放つエデュテイメント事業
- ボーダレスフリースクール「SOZOWスクール小中等部」(https://sozow-school.com/)
- 通信制高校サポート校「SOZOWスクール高等部」(https://sozow-highschool.com/)
- デジタル×非認知スキルの習い事「SOZOWパーク」(https://sozow-park.com)
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