鳥取の子供たちが地元名産のクロマグロについて学ぶ「とっとり名産探し隊in境港」を開催!

2021年7月24日・25日 10時 【鳥取県境港市・米子市】

海と日本プロジェクトinとっとり実行委員会は、7月24日、25日の2日間で地元の名産品「クロマグロ」を通じて、日本有数の漁港がどのような役割をしているのかを実際に体感し、鳥取の海を学んでいく「とっとり名産探し隊in境港」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要
・開催概要:全国でも有数の生マグロの水揚げ港・鳥取県の境港。その境港と地元の名産品「クロマグロ」を通じ、日本有数の漁港がどのような役割を果たしているかを鳥取県内の小学生が学びます。また、クロマグロの調理実習やSUPなどのアクティビティ体験を通して、鳥取の海を実感し、より深い興味・関心を図ります。
・日程:7月24日(土)、25日(日)
・開催場所:鳥取県境港市、米子市
・参加人数:16名
・協力団体:山陰旋網漁業協同組合、鳥取県境港水産事務所、海とくらしの史料館、(一般社団法人)境港水産振興協会、味処美佐、公立鳥取環境大学、Hidden West、NPO法人隠岐しぜんむら、山陰海鮮炉端かば

クロマグロについて理解し、どのようにして食卓まで運ばれてくるのかを学んだ1日目
鳥取県の名産である「クロマグロ」について学びを深めたい!鳥取の海について知りたい!と思う鳥取県内の小学5・6年生の16人が境港に集まりました。まず、鳥取県境港水産事務所で開会式を行った後、境港漁港やクロマグロの生態、クロマグロ漁の歴史、魚が食卓に届くまでの流れを学びました。境港・マグロについて話していただいた山陰旋網漁業協同組合の井本さんから、「境港にはマグロをさばく【割裁人】が多くいることがマグロ水揚げ漁港として有名な理由の一つ」ということや「マグロは時速60~100kmで泳ぎ続け、寝るときは数秒ほどしかない」という情報に、子供たちは声を出して驚いていました。
その後、マグロ役、漁師役、仲買人役、消費者役などに分かれ、マグロが獲れてから消費者へ届くまでを寸劇で学びました。子供がマグロになりきって、会場内を猛スピードで駆け回り、そのマグロを漁師役の子供が猛スピードで追いかけていました。講師の方からも「イキのいいクロマグロだ!(笑)」と会場も笑いに包まれ、参加者 たちの緊張もほぐれていきました。


続いて、漁港内の卸売市場の展望デッキに移動。鳥取県境港水産事務所の志村係長から、卸売市場の特徴や境港ならではの仕組みなどを教えてもらいながら実際に見学しました。そして、模擬セリ体験へ。今回対象となる魚は、境港で今まであがった中で最も大きかった重さ297キロの超大型クロマグロ。展望デッキにその模型が展示されていて、それを使ってセリを体験しました。参加者は、班ごとにいくらで競り落とすのかを相談してフリップで発表。班によって価格付けはバラバラで、数百万~数億円までありましたが、結果は40万円。参加者の誰もが驚きを隠せない様子でした。


そして、数多くの海洋生物の剥製が展示されている「海とくらしの史料館」では、境港や日本の海に住んでいる様々な海の生き物について館長さんから話を聞きながら見学。クロマグロや超大型マンボウ、境港で獲れたリュウグウノツカイなどの珍しい魚の剥製が展示してあり、その迫力に参加者も釘付けでした。そしてここで昼食タイム。クロマグロの串カツや貝やエビを使った日本海の幸満載の弁当を食べました。子供たちも「めちゃくちゃ美味しい!ご飯がすすむ!」と言った声が聞こえ、舌でも鳥取の海を満喫しました。


昼食のあとは、境港水産振興協会の方を講師に迎え、クロマグロのPR方法について学びました。どのようにすればクロマグロを知ってもらえるのか、食べてもらえるのかを各班で考えるプログラムです。クロマグロのCMを作って流す、SNSやアプリを使う、さかなクンにクロマグロの被り物をしてもらってPRするなど、面白い方法がたくさん発表されました。

PRの一つとして、クロマグロを美味しく味わってもらうことも大切ということで、調理室でクロマグロさばきにも挑戦。はじめに、地元で料理店を営む濱野さんのデモンストレーションを見学。見事な手さばきで硬い身がさばかれていくのを子供たちはじっと見つめていました。それを手本に参加者も挑戦。使うのは家庭にある包丁とは違う、長くて細い包丁です。初めて握る包丁に戸惑いながらも、真剣なまなざしでさばいていきました。
「初めてマグロをさばきました。最初はどうやって切るのかと不安だったけど、先生の言うとおりに切ったらうまくできて楽しかったです。」という参加者も。調理後、濱野さんたちが作った「マグロ寿司バーガー」を堪能。酢飯を型にはめ、米と米の間にマグロや卵などをはさんだもので、子供たちは初めて口にする「寿司バーガー」に驚きながらも味わって食べていました。


魚たちの住処である「海」について考えた2日目
美味しい魚たちが集まる鳥取県の海。2日目はその理由に子供たちが迫りました。まず皆生温泉海水浴場に集まった子供たちは、海岸清掃を行いました。連休でたくさんの観光客が訪れていたためか、缶やペットボトル、手持ち花火の燃えカスといったゴミが多くありました。7~8月は観光客などにより、ゴミが多くなってしまうという情報もあり、子供たちは広範囲でゴミを探して拾っていきました。「これは燃えるゴミ?燃えないゴミ?」と鳥取環境大学の太田先生に質問する子供も見受けられました。
海岸を綺麗にした後は、この海の人気アクティビティであるSUPとシーカヤックを体験。少し風が吹いていましたが波は穏やかで、子供たちはインストラクターの指示のもと全身で鳥取の海を満喫しました。気温が35度近くあったので、海に落ちたりして気持ちよさそうでした。インストラクターの大原さんからは、「鳥取にはこんな綺麗な海があるからこそ、楽しく遊ぶことができます。これからもみんなで綺麗な海を守っていこう!」と、子供たちに話していました。


その後、米子産業体育館に移動し、鳥取の海や日本海の海流についての実験、海洋ごみについての学びを行いました。まず海流実験では、特製キットを使い、寒流と暖流の仕組みを体感。暖かい水と冷たい水とでは重さが違うということや、暖流や寒流の関係により場所によって獲れる魚と獲れない魚があることを学びました。そして、暖流と寒流が交わる鳥取近海は豊かな漁場になっているため、クロマグロが鳥取近海で多く漁獲されている大きな理由の一つであることも学ぶことができました。
次に、鳥取環境大学の太田先生を講師に行った海洋ごみの講義では、今世界中で問題となっているマイクロプラスチックについて学びを深めていきました。太田先生は講義の中で「人間は便利で楽なモノを使い続けているが、その代償を払っているのは人間ではない生き物(魚たち)。ここまで増えた海洋ごみは、自分たちの手で拾っていくしかありません。」と子どもたちに説明。子どもたちも自分たちが生活していく上で何気なく使っているものが環境に悪影響を及ぼしているということを改めて学ぶと共に、これからの海洋ごみに対して考えていくきっかけになったようでした。


2日間通して、クロマグロについてしっかり学んだ子供たち。最後はこのクロマグロをたくさんの人たちに味わってもらおうということで、オリジナルメニューの開発を行いました。協力していただいたのは地元の飲食店「山陰海鮮炉端かば」のツナ本(阪本)先生。どんな料理だったらたくさん食べてもらえるのか、子供たちの自由な発想・アイディアを絵で表現することに。マグロジュースやマグロの目玉串焼き、マルゲリータならぬマグロリータなど、面白い料理がたくさん発表されました。
1日目の料理体験で「マグロは捨てるところがないくらい使えるところが多い」ということを学んでいた子供たちは、皮や内臓などを使った料理も発案。クロマグロについてしっかり学んだからこそ考えられる、学びが詰まったメニューに先生たちも驚いていました。


団体概要
団体名称 :海と日本プロジェクトinとっとり実行委員会
本社所在地 :鳥取県鳥取市田園町4-360(日本海テレビ内)
電話番号 :0857-27-2136
代表理事 :大原 徹
設立 :2015年3月3日
URL:https://tottori.uminohi.jp/
活動内容:鳥取の海の素晴らしさや大切さを全国へ発信していくような取り組みを行っています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
 

※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 海と日本プロジェクト広報事務局 >
  3. 鳥取の子供たちが地元名産のクロマグロについて学ぶ「とっとり名産探し隊in境港」を開催!