【プレスリリース】ウクライナ:武力衝突 巻き込まれる子どもたち、懸念増大
ユニセフ声明を発表
・本信は、ユニセフ本部発表の情報に基づき、日本ユニセフ協会が翻訳・編集したものです
・原文(英語)は、http://www.unicef.org/media/media_72688.html にて
ご覧いただけます。
【2014年2月20日 ウクライナ・キエフ/ ジュネーブ/ニューヨーク発】
反体制派と治安部隊との衝突が激化するウクライナで、子どもたちとその家族への
影響がますます懸念されています。首都キエフでは、衝突に巻き込まれ、さらには
負傷している子どもたちがいると報告されています。ユニセフはこれらの報告の確認
にあたり情報収集に努めるとともに、子どもたちに影響を及ぼすこの状況を注視して
います。子どもたちを暴力から守る責任が、すべての関係者にあります。
武力衝突下において、子どもたちは特に弱い立場に立たされ、暴力の被害そのものだけ
でなく、暴力を目撃することで心的外傷(トラウマ)を受けることもあります。
健やかな成長を妨げられるという脅威の他にも、子どもたちは、混乱の中で親と
離れ離れになるリスクにさらされ、基礎的なサービスを受けることが難しくなって
います。衝突の影響を受けている地域では、すでに休校になっておる学校もあり、
保健関連施設へのアクセスに困難が生じています。このような状況下において、子ども
たちへの特別な支援が必要とされています。
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■本プレスリリースに関するお問い合わせ
(公財)日本ユニセフ協会 広報室 TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036
jcuinfo@unicef.or.jp
または
Sarah Crowe ユニセフ本部(ニューヨーク)TEL:+ 1 212 326 7206,
cell: +1 646 209 1590, crowe@unicef.org
John Budd ユニセフ・ジュネーブ TEL: + 41 22 909 5429 cell:+ 41 79 431 1537
jbudd@unicef.org
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を
促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域で、多くのパートナーと
協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場に
ある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての
子どもたちのために活動しています。
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会
のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ
活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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