FWD生命、生成AIを活用した医務査定支援システムを導入

AI OCR技術を活用した医療情報の抽出と、査定に必要な情報の収集・要約に加え、生成AIによる査定ガイドライン・過去の査定結果を学習し、推奨する査定結果を提示

FWD生命

FWD生命保険株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO:伊地知剛)は、保険申込における医務査定業務のさらなる効率化と品質向上を目的として、生成AI(Generative AI)を活用した「AIによる医務査定サポート」機能を導入しました。本機能は、最新OCR(光学式文字読取)※1 技術および生成AIを搭載したマルチエージェントアーキテクチャを基盤とし、RAG(検索拡張生成)※2 やWeb検索、過去の査定データベースを統合した高度な査定支援を実現しています。本システムの導入により、医務査定に要する時間を平均30%短縮することに成功しました。今後は生成AIモデルのさらなる成熟を図り、50%以上の業務効率化を目指します。

当社では、新契約申込システムであるペーパーレス・モバイルペーパーレスシステムと自動医務査定システムの活用により、約70%の申込を、査定者を介さずに引受決定をしています。一方で、査定者を介する申込には高度な判断が求められ、査定時間の長期化が課題でした。この課題に対し生成AIを活用することで、査定者の判断を支援し、業務の標準化と効率化を図ります。

*「生成AIを活用した医務査定支援システム」の対象商品はFWD医療Ⅱ・FWD収入保障・FWD終身(低解約返戻金型)です。

※1 OCR(Optical Character Recognition/Reader)とは、スキャナーやカメラで取り込んだ紙の文書や画像データに含まれる文字を、コンピューターが利用できるテキストデータに変換する技術。

※2  RAG(Retrieval-Augmented Generation)とは、大規模言語モデル(LLM)が社内情報などのプライベートデータソースの情報に基づき、最新かつ正確な回答を生成する仕組み。

本システムの主な特長

本システム導入の効果

当社は、生成AIを活用した業務支援により、効率化を図りよりお客さまに価値ある業務へのシフトを進めています。今後はAIソリューションの精度向上と社員のリスキリングを通じて、さらなる業務高度化を図ります。また、未導入領域へのAI活用も拡大し、業務効率化に加えて、説明責任や透明性の確保といった観点からガバナンス体制を強化します。お客さまに安心してご利用いただける生命保険サービスの提供を目指してまいります。

FWD生命保険株式会社について 

FWD グループは、香港証券取引所のメインボードに上場しており、アジアの10の地域で生命保険事業を展開しています。

FWD生命は「人々が抱く“保険”に対する感じ方・考え方を刷新すること」をビジョンに掲げ、1996年8月の創業以来、常にお客さまの視点で考え、シンプルでわかりやすく、独自性豊かな商品・サービスを提供し、200万件を超えるご契約をお預かりしています。今後もFWDグループの一員としてアジアを代表する保険会社になることを目指します。

2024年11月29日発売のNEW よい保険・悪い保険2025年版(徳間書店)において、『FWD収入保障』が2018年の発売から6年連続で、ベストランキング第1位を獲得しました。

FWD生命に関してより詳しく知りたい方は、www.fwdlife.co.jpをご覧ください。

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会社概要

FWD生命保険株式会社

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URL
https://www.fwdlife.co.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都中央区日本橋2-2-5 日本橋本町二丁目ビル
電話番号
-
代表者名
伊地知剛
上場
未上場
資本金
-
設立
1996年08月