「読者が思わず手に取る美しい本」が生まれる、その舞台裏へ 映画『つつんで、ひらいて』DVDを1月27日に発売
1万5千冊をデザインした装幀者・菊地信義を追った珠玉のブックデザイン・ドキュメンタリー
▲『つつんで、ひらいて』DVD
©2019「つつんで、ひらいて」製作委員会
■『つつんで、ひらいて』DVD 商品特長
本作品は、俵万智『サラダ記念日』をはじめ大江健三郎、古井由吉、浅田次郎、平野啓一郎、金原ひとみらの本の装幀を40年以上にわたり手掛けてきた希代の装幀者・菊地信義と、菊地とともに本づくりに懸ける人々の情熱と知恵を追いかけたドキュメンタリーで、2019年12月に劇場公開されました。監督は、柳楽優弥主演の『夜明け』で鮮烈なデビューを飾った広瀬奈々子で、3年間にわたり、「本」が誕生する舞台裏を追い続け、「読者が欲しくなる本」をこしらえ続ける菊地の創作の秘密を紐解くとともに、編集者や印刷業者など、本づくりに懸ける人々を真摯に見つめています。
本商品のパッケージデザインは、菊地の愛弟子で谷川俊太郎や江國香織などの装幀を手掛ける気鋭の装幀家・水戸部功が手掛けています。
<内容>
文字の書かれた紙を、くしゃくしゃにして、ひろげる。丁寧に平らにしてコピーをとる。満足げに眺める。男がなにをしているのか。わたしたちはまだわからない。
彼の名は菊地信義。装幀家である。菊地はいま、新しい本の表紙にふさわしい文字を創っている。くしゃくしゃにして、ひろげ、コピーすることで、文字はかすれ、独特の風合いを醸し出す。これもブックデザインにおいては、とても重要な仕事のひとつだ。
見つめるのは、菊地の指先から生まれる、製本にいたるまでの「ものづくり」の過程。そこから「本を装幀する」行為の一部始終が具体的に浮き彫りになる。それと同時に、菊地の担当編集者や弟子の装幀家らの証言が、頑固に一途に、本そのものと向き合い、変わりゆく時代の中で変わらない仕事を掴みとる人間の姿を映し出す。
菊地は、「デザインは設計ではなく『こさえること』」と語る。銀座の事務所、そして鎌倉の自宅。彼の行動、言動を慈しむように追いかけていく。
映画『つつんで、ひらいて』公式サイト:https://www.magichour.co.jp/tsutsunde/
■商品概要
商品名 :『つつんで、ひらいて』DVD
価 格 :4,730円(10%税込)[4,300円(税抜)]
発売日 :2021年1月27日
収録時間:97分(本編93分+映像特典4分)
スペック:ドルビーデジタル(ステレオ)/片面2層/16:9(スクイーズ)/ビスタサイズ
映像特典:特報、予告編
他、仕様:特製三方背ケース
バンダイナムコアーツ映像商品情報サイト「V-STORAGE」:https://v-storage.bnarts.jp/
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