子どもの感想文が、クジラのキーホルダーを生んだ。ペットボトルキャップ約100個をアップサイクルし、呼子小学校5年生25人へサプライズ贈呈
4年間の里海教育が育てた「自分たちの海を守りたい」という想い──SDGs・サーキュラーエコノミーを子どもが体で学ぶ現場から

NPO法人 唐津Farm&Foodは、2026年3月6日、唐津市立呼子小学校の5年生25人と担任教員に対し、ペットボトルキャップ約100個をアップサイクルして制作したクジラのキーホルダー27個をサプライズでプレゼントしました。
このキーホルダーは、子どもたちが海洋学習後に書いた感想文の中に「キーホルダーが欲しい!」という言葉があったことが制作のきっかけです。担任教員とともにデザインし、呼子の里海を象徴するクジラをモチーフに仕上げました。


このキーホルダーが生まれるまで
2022年から4年間、NPO法人 唐津Farm&Foodは呼子小学校と継続的に連携し、ビーチクリーンと海洋教育(ESD)を実践してきました。
ビーチクリーンや海洋学習を終えた子どもたちが提出した感想文の中に、「キーホルダーが欲しい!」と書いてくれた児童が複数いました。その言葉が、今回のキーホルダー制作のきっかけとなりました。担任教員と一緒にデザインを考え、呼子の里海を象徴するクジラをモチーフに選びました。


アップサイクルとは何か──ごみが「宝物」になるプロセス
アップサイクルとは、廃棄物や不用品に新たな価値を付加して再生する取り組みです。今回使用したペットボトルキャップ約100個は、子どもたちや地域の方々が集めたもの。Precious Plastic(プレシャスプラスチック)という技術を用いて加熱・成形し、クジラのキーホルダー27個として生まれ変わりました。
「捨てるはずのプラスチックが、自分だけの宝物になる」──この体験こそが、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を子どもたちが身体で理解する環境教育になっています。

子どもたちが自ら立ち上げたビーチクリーン
今回キーホルダーを受け取った5年生は、これまでの活動の中で「呼子の海をきれいにして、インスタ映えする場所にしたい」と自発的にビーチクリーンを企画。活動後には地域の公民館で発表も行いました。
4月からは6年生となる子どもたちが、ふるさと呼子への想いをさらに深め、次の世代へとつなげていくことを期待しています。

呼子小学校→海青中学校へ続く「里海の学び」
呼子小学校での活動は、卒業後も続きます。海青中学校ではPrecious Plasticワークショップが実施されており、同じ子どもたちがペットボトルキャップを素材に射出成形機でオリジナルキーホルダーを制作。小学校での里海教育が中学校のESDへと自然につながっています。
4年間の活動実績

|
年度 |
学年 |
内容 |
|
2022年 |
5年生 |
海洋学習 |
|
2023年 |
5年生・6年生 |
海洋学習・ビーチクリーン・卒業制作 |
|
2024年 |
3年生・6年生 |
海洋学習・ビーチクリーン・卒業制作 |
|
2025年 |
5年生 |
海洋学習・ビーチクリーン・クジラキーホルダー贈呈 |
前回のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000142434.html

団体概要
団体名:NPO法人 唐津Farm&Food(Precious Plastic 唐津)
代表者:代表理事 濱口のぞみ
設立:2020年11月
活動内容:生物多様性保全、環境教育(ESD)、サーキュラーエコノミー推進、ビーチクリーン
所在地:佐賀県唐津市東唐津3-7-22
公式サイト:https://karatsu-f-f.com
呼子里海プロジェクト
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
