仕事の流れを見直して部門間に潜む高コスト要因を一掃！書籍『儲かる企業はかならずやっている「見えないコスト」削減！』発売

PRESS　RELEASE
書籍『儲かる企業は必ずやっている｢見えないコスト｣削減！』発売
2022年3月31日
株式会社日刊工業新聞社

日刊工業新聞社（代表取締役社長：井水治博　本社：東京都中央区）は、書籍『儲かる企業は必ずやっている｢見えないコスト｣削減！』（岩室宏著）を発売しました。｢見えないコスト｣とは、多品種少量生産に適合した生産や工場管理の仕組みが機能していないことで発生する“構造的なロスコスト”のことです。これをあぶり出して解消しない限り、儲かる体質を身につけることはできません。
 

儲かる企業は必ずやっている「見えないコスト」削減

 

• コストダウンの効果が出ない悩みは共通？

コロナショックを機に、製造業の業績は二極分化の様相を呈しています。また好況/不況業種を問わず、「働き方･仕事変容」の波を受けて業務の見直しに拍車がかかってきました。その切り口として、古くて新しいテーマである「コストダウン」活動に再び注目が集まっていますが、「ずっとやり続けているけれど、思っていたよりも下がらない」という嘆きの声がよく聞こえてきます。
 

• 改善の積み重ねだけでは生産性は上がらない

かつて日本の製造業の生産性は世界トップ級にありました。それが、多品種少量生産への対応を機に伸びを欠き始めます。日本は、改善活動を基軸に世界一の生産性を実現してきた国ですが、逆に大きな改革が必要なときも従来型の改善で対応しようとしたことで、生産の仕組みを一変できなかったツケが回ってきていると言えそうです。
 

• 部門連係で｢ロスコスト｣を排除する方法を明かす

本書は、部門間の節に潜んで正しく把握することが難しい｢見えないコスト｣に着目し、部門横断的な観点から一気通貫でこれを排除し、高収益化に導く手法を説き明かします。部門単位のコストダウンに行き詰まりを覚える活動推進者に向けて、部分最適に陥ることなく原価低減を効果的に進める考え方や対策、評価方法などを指南します。
 

• 目次

第1章　｢見えないコスト｣が存在する
第2章　基本フローにおける｢見えないコスト｣と改善策
第3章　｢見えないコスト｣削減活動の進め方
第4章　仕組みを変えてコストを下げる
 

• 書籍情報

定価2,420円（本体2,200円＋税10％）
仕様：A5判、並製、224頁
ISBN：978-4-526-08197-2
発行：日刊工業新聞社
発行日：2022年3月31日
 

• 著者紹介

岩室 宏（いわむろ ひろし）
㈱アステックコンサルティング代表取締役社長、㈱インサイト代表取締役社長
1985年鹿児島大学理学部卒。食品メーカーで研究開発、新商品開発、生産技術を経験後、大手コンサルティングファームで企業の収益改善、生産性の抜本的向上、工場革新活動に従事。2001年㈱アステックコンサルティングを設立して代表取締役に就任。2021年㈱インサイト代表取締役に就任。豊富な実践経験に裏打ちされた緻密な理論と最新の知識を駆使し、常に新しい改善技術開発と従来の価値観に束縛されない新しい改革を提唱している。現在、上場・大手企業を中心に、一気通貫生産方式の導入支援、総収益改善、リードタイム短縮などの生産革新に活躍中。


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