公益財団法人日本フィランソロピック財団は、創立5周年記念報告会を開催しました。

2025年11月18日(火)、公益財団法人日本フィランソロピック財団(所在地:東京都港区、代表理事:岸本和久)は、創立5周年を記念した報告会を日比谷国際ビル コンファレンススクエア(東京都千代田区)にて開催しました。約70名の寄附者、金融機関、アドバイザリー・ボードの委員や選考委員や役員など関係者が出席し、財団の歩みと今後のビジョンを共有する貴重な機会となりました。

第一部:記念報告会

代表理事 岸本和久より、創立から5年間の活動を振り返り、社会課題解決に向けた取り組みと成果をご報告、また今後5年間と将来の展望についてもご披露しました。続いて、ソーシャルセクターや財界の方、助成先の選考に当たる選考委員の方からもお祝いの言葉や応援メッセージをいただき、今後の活動への期待が寄せられました。

第二部:レセプション・歓談

報告会に続き、レセプションでは、参加者同士の交流が活発に行われ、これまでのご協力、ご支援への感謝をお伝えするとともに、今後の連携や協働の可能性について意見交換が行われました。

今後に向けて

当財団は、これまでの5年間で培ったネットワークと経験を活かし、さらなる社会的インパクトの創出に向けて挑戦を続けてまいります。引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

公益財団法人日本フィランソロピック財団とは:

2020年4月一般財団設立。2021年3月内閣府から公益認定を取得し、公益財団法人として活動を開始する。ミッションに、寄附を通じてより良い社会の実現に貢献する方々の「おもい」を「かたち」にする、を掲げ、「未来への投資」である寄附を資金的支援を必要とする活動へ届けることで、より豊かな社会の創造をサポートする。

13の金融機関と連携して「おもい」のある寄附者と出会い、設立から5年間で寄附金は71億9,813万円*、基金残高は69億3,951万円*、寄附者の「おもい」に沿って公益財団内に立ち上げた基金数は

31に上り、資金運用をも活用した支援を実現している。(*2025年6月現在)

寄附者の「おもい」は多岐にわたり、基金の内訳は現在、右図の通りとなっている。

例えば「がん研究フロンティア基金」は、国内の若手研究者によるがんの基礎研究を応援する基金として、2024年に設立。この基金をもって、将来がん研究の新しい一領域となりうる、がんの新たな予防・診断・治療に資する基礎研究を支援するもので、助成金は年間1億円。助成対象となる研究者は年間10名、1名当たり最大

1,000万円を助成している。

岸本和久代表理事の挨拶(抜粋):

アメリカにおいて、金融機関が寄附を仲介する仕組みが急成長しているのを目の当たりにし、日本においても、支援できる人から必要とする人へのお金の流れを生むことにより、社会課題を解決する時代が到来すると確信した。日本フィランソロピック財団発足から5年、日本においても、社会貢献の手法の一つに「基金」というソリューションを確立したと考える。今後も、社会解決を解決するための、創造的な基金の第一人者を目指したい。

岸本代表理事経歴:

1987年野村證券に入社。主に海外ビジネスに携わり、22年間の海外駐在を経験。野村ホールディングスのIR室長、米州野村の経営企画部長などを勤めた。2017年、社内ビジネスコンテスト「野村イノベーターズ」で「富裕層と社会貢献を結ぶ、有価証券による寄付のプラットフォーム」で最優秀賞を受賞。このプロジェクトの実現のため、2020年4月に野村證券を退社。賛同頂いた多くの方々の支援のもと、日本フィランソロピック財団を設立して、代表理事に就任。

【取材のお申込み・お問い合わせ先】

公益財団法人 日本フィランソロピック財団

MAIL: info(at)np-foundation.or.jp

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会社概要

URL
https://np-foundation.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区新橋1丁目1番地13号 アーバンネット内幸町ビル3階
電話番号
050-3521-0160
代表者名
岸本和久
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年04月