【台湾情報】ネットゼロ時代は転換のチャンス 製造業の低炭素化から低炭素製造へ<ワイズ機械業界ジャーナル2022年8月第2週号発行>

〜台湾製造業・電機電子業界・機械業界・自動化業界の最新動向を分析する〜

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2022年8月第2週号を発行しました。今週号では、機械伝動設備、運搬機械設備、ポンプ・コンプレッサー・コック・バルブなどの機械設備業界、海洋エンジニアリング会社の亞通利大能源(ATEエナジー)、医療機器業界の動向をご紹介します。

 

<最新号目次>
  • 台湾汎用機械設備製造業の概況と2022年の展望
  • ネットゼロ時代は転換のチャンス 製造業の低炭素化から低炭素製造へ
  • 台湾初の海洋温度差発電の鍵を握る企業 亞通利大能源(ATEエナジー)
  • 台湾中科で2178万元投資 中部を医療産業クラスターに

<ネットゼロ時代は転換のチャンス 製造業の低炭素化から低炭素製造へ>
  ネットゼロ(二酸化炭素排出量を実質的にゼロにする)に対する関心が世界的に高まっている。台湾経済において中心である製造業もネットゼロ時代を前にして生き残りをかけた変革は避けて通れない。
 工業技術研究院(工研院、ITRI)の胡竹生シニア副総経理兼協理は台湾の製造業が「低炭素製造」や「低炭素製品」といった方向へ発展すれば、従来の製造過程における脱炭素だけでなく顧客の温室効果ガス削減を後押しできると指摘。
 この製造変革における台湾の主要4大製造業公会と会員企業がどのように脱炭素に向けた取り組みを行っているのか紹介する。


TEEMA サスティナブルなサプライチェーン構築を後押し
 台湾区電機電子工業同業公会(電電公会、TEEMA)は情報通信産業、半導体、消費性電子製品、家電、電子部品のメーカーを含む3000社余りの会員企業があり、電電公会は会員企業だけで2021年の台湾の輸出総額の60%、生産額の57%を占めるなど台湾で最も重要な同業者組合となっている。(中略)

 

TAMI 設備更新で顧客のCO2削減をサポート
 
台湾機械工業同業公会(TAMI)はプラスチック・ゴム、木工、紡織、製靴、化学産業向けなど幅広い産業に工作機械を供給する3000社近い企業が加盟している。なお2021年の機械産業の生産額は1兆3000億元。半導体、液晶パネルに続く第3の1兆元超え産業であり輸出比率は70%に達し、外貨獲得の主軸産業の一つとなっている。(中略)


TPCA 業界全体の温室効果削減を図る
 台湾電路板協会(TPCA)はプリント基板(PCB)関連の原材料メーカーから受託生産企業、川下の検査企業まで幅広い企業が加盟する。なお、ネットゼロ時代に対応するため、2012年から経済部工業局が進めるクリーンプロダクションプロジェクトに参加し、PCB産業でグリーン工場認証が取得できるよう働きかけてきた。(中略)

 

TAIROA 4つのポイントで スマート製造は更に省エネに

 自動化生産設備やロボットの専業メーカー、中核部品などを製造する500社余りが加盟する台湾智慧自動化・機器人協会(TAIROA)によると温室効果ガス削減においてスマート製造では以下の4つの手法がよく導入される。(中略)

 

 

●その他台湾機械業界関連記事:https://www.ys-consulting.com.tw/service/marketing/index.html

<ワイズ機械業界ジャーナル>
 

1. 台湾唯一のサービス
台湾で唯一機械業界に特化した日本語情報誌です。
2. 個々の分野の情報が満載
工作機械、機械設備、機械制御装置、手工具、動力工具、ねじ・ナット・リベット、ファスナー、金型、自動車、航空宇宙、自動化・ロボット、再生エネルギー等などの情報が満載です。
3. 多種多様な情報を提供
業界トレンド、企業動向、統計資料、法改正情報を全て網羅しています。
4. 読みやすい紙面
豊富な写真と図表、パソコンでの閲覧に配慮された横型の読みやすいPDF形式にて提供します。
5. 記事データベース検索
ホームページの記事データベースより、自由に過去記事の検索ができます。

●詳細
https://www.ys-consulting.com.tw/service/marketing/machine.html
●2週間無料試読のお申し込み
https://www.ys-consulting.com.tw/login/?buy=1&next=/service/marketing/machine.html&pop=1&frm=2

【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F 
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース、機械業界ジャーナル配信
・市場調査・業界調査・顧客調査
・クラウドサービスの販売

【お客様からのお問い合わせ先】
ワイズリサーチ(威志総研)
TEL:+886-22381-9711(日本時間10:00〜19:00)
e-mail:research@ys-consulting.com

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://www.ys-consulting.com.tw/
業種
サービス業
本社所在地
中華民国台北市襄陽路9號8F 富邦銀行襄陽分行大樓
電話番号
-
代表者名
吉本康志
上場
未上場
資本金
7000万円
設立
1996年11月