[Marantz新製品] プリメインアンプ「PM-12」と SACD / CDプレーヤー「SA-12」 

継承と進化10シリーズ直系のプレミアムコンポーネント Marantz 12シリーズ

マランツは、プリメインアンプ「PM-12」、スーパーオーディオCD / CDプレーヤー「SA-12」を2018年7月中旬に発売いたします。





 

PM-12とSA-12PM-12とSA-12

12シリーズは、新世代のマランツのフラッグシップモデルである「PM-10」のアナログプリアンプ+スイッチングパワーアンプのプラットフォームと「SA-10」のマランツオリジナル・ディスクリートDACを継承。さらに10シリーズの発売以降に新たに開発された回路設計、機構設計技術や最新鋭のパーツを投入することで、部分的には10シリーズさえも凌駕するパフォーマンスを実現しました。

プリメインアンプ PM-12プリメインアンプ PM-12


PM-12は、マランツが最も得意とする電流帰還型アナログプリアンプ、そしてアナログ入力タイプであるためマランツのアンプ設計技術を最大限に活用できるHypexのスイッチングパワーアンプモジュールを搭載。PM-10がフルバランス構成プリアンプと4基のパワーアンプモジュールを用いたBTL構成パワーアンプであったのに対し、PM-12はアンバランス構成のプリアンプと2基のパワーアンプモジュールを組み合わせています。電源回路についてはPM-10同様にプリ・パワー独立電源とし、プリアンプに専用のトロイダルトランスと電源回路を奢り、パワーアンプにも専用のスイッチングパワーサプライ(L/R共用)を搭載。パワーアンプの電力消費量の変動に関わらず、プリアンプへの安定した電源供給を可能にしています。出力は、このクラスのプリメインアンプとしては小型とも言える筐体サイズながら200W+200W(4Ω)とし、パワーアンプからスピーカー出力端子までの距離を約10mmにまで短縮することによって内部抵抗を極小化し圧倒的なスピーカー駆動力を実現。測定結果においてもPM-10を上回るダンピングファクターの向上が確認されました。

PM-12においては、従来のアナログアンプにおいて大きなスペースを占めていたパワーアンプ回路およびヒートシンクが小型化され、このクラスのプリメインアンプにおいて、かつてないほどの大きなスペースをプリアンプのために使用することが可能になりました。このスペースを最大限に活かし、音質を最優先した回路設計およびパーツ選定を実施。マランツ独自の高速アンプモジュールHDAM®-SA3を用いた電流帰還型アンプにJFET入力とDCサーボ回路を組み合わせた1段構成のプリアンプ回路を新開発し、定評ある情報量の豊かさやハイスピードなサウンドに磨きをかけると同時にカップリングコンデンサーの使用個数を減らし、音声信号の解像度および透明感を大幅に改善しました。

入力端子はアンバランス5系統に加え、MM / MC対応のPHONO 1系統を装備。さらにプリアンプをバイパスするPOWER AMP INも備えています。フォノイコライザーアンプには新開発の「Marantz Musical Premium Phono EQ」を搭載。繊細な信号の純度を損なうことなく、アナログレコードの音楽性を最大限に引き出します。

新たにPM-12に搭載された有機ELディスプレイは斜め方向からの視認性を大幅に向上。また、ボリュームや入力切替を操作した際にボリューム値や入力ソース名を一時的に大きく表示することにより確実な操作をサポートします。

PM-12 正面PM-12 正面

 

PM-12 背面PM-12 背面

PM-12 リモコンPM-12 リモコン

 

 

SACD・CDプレーヤー SA-12SACD・CDプレーヤー SA-12

 
SA-12には、SA-10のために開発されたオリジナル・ディスクリートDAC「Marantz Musical Mastering(MMM)」を搭載。MMMは、PCM入力信号を1 bit DSD信号(11.2 / 12.3 MHz)に変換するMMM-StreamとDSD信号をアナログ変換するMMM-Conversionにより構成されています。信号を変換するためのアルゴリズムやフィルターのパラメーターの設定、そして音質に大きく影響するパーツの自由な選択ができるため、市販のDACチップでは不可能なマランツ独自の音作りを徹底することが可能です。DACのみならず、メカエンジンから出力回路に至るまでのすべてを自社開発することにより、マランツの理想とするサウンドを実現しています。

音質に悪影響を及ぼす高周波ノイズを排除するコンプリート・アイソレーション・システムはMMM-StreamとMMM-Conversionの間に設置することにより、完全なデジタル/アナログ分離を実現。アナログ回路への高周波ノイズの流入をシャットアウトしています。DAC以降のアナログステージは、ハイスピードで情報量豊かなサウンドのために、マランツ独自の高速アンプモジュールHDAM®-SA3を搭載したフルディスクリート構成のオーディオ回路としました。SA-10のフルバランス回路に対し、SA-12ではアンバランス回路を採用しています。DACからのディファレンシャル出力を受ける初段をHDAM®-SA3バッファー+1次ローパスフィルターとし、2段目をHDAM®-SA3電流帰還型差動アンプ+2次ローパスフィルターで構成。回路の改良により、従来使用していた不燃抵抗の排除と高音質タイプの抵抗の使用を可能とし、いっそうの高音質化を実現しました。

USB-DAC機能は最大11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCMの入力に対応。またデータディスクおよびUSBメモリーに記録された5.6 MHz DSD、192 kHz / 24 bit PCMまでのファイル再生にも対応しています。デジタル入力、デジタル出力は光/同軸をそれぞれ各1系統装備しています。

SA-12 正面SA-12 正面

SA-12 背面SA-12 背面

SA-12 リモコンSA-12 リモコン



プレミアム3年保証サービスについて
http://www.marantz.jp/jp/Support/Pages/PremiumWarranty.aspx
「PM-12」、「SA-12」は既発売の「PM-10」および、「SA-10」と同様に「プレミアム3年保証サービス」の対象となります。正規取扱店にてご購入いただいた対象製品について、通常はご購入日から1年間の無償保障期間を3年間に延長いたします。
※ 本サービスの提供には別途お申し込みが必要です。お申し込み方法につきましては、製品に同梱される「プレミアム3 年保証サービス 登録申込書」またはマランツのウェブサイトでご確認いただけます。


マランツ・ブランドについて
“Marantz”は1953年にソウル・B・マランツ氏が、米国にてプレミアムオーディオ製品の開発・製造・販売をおこなうブランドとして設立。プリアンプmodel 7、パワーアンプmodel 9をはじめ市場から名機と賞賛される数々の製品を世に送り出してきました。1982年には世界初のCDプレーヤー、CD-63を発売。
創業60周年を迎えた今、マランツはホームエンターテイメント機器のプレミアムブランドとして世界中で認められています。技術は日々進化すると同時に複雑さを増していますが、鋭い感性を持った音楽愛好家達の期待をも超越するという創業以来のソウル・B・マランツの精神は、常にマランツ製品の中に反映されています。
詳細はhttp://www.marantz.jpをご覧下さい。
 

 


※プレスリリースに記載された情報は発表日現在のものです。
※仕様及び外観は改良のため、一部変更させていただくことがあります。
※掲載商品の写真の色は、印刷の関係で多少現物と異なることがあります。

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会社概要

URL
https://www.masimo.com/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県川崎市川崎区日進町2-1 D&Mビル
電話番号
-
代表者名
中川圭史
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
1910年10月