セルフケアにより子宮内フローラを整えるフェムテック製品開発へ Varinos株式会社と株式会社グラフィコ 業務提携のお知らせ
株式会社グラフィコ(代表取締役社長 CEO:長谷川純代)と、Varinos株式会社(代表取締役:桜庭喜行)は、2021年6月30日(水)に、子宮内フローラに関わる製品の共同開発契約を締結いたしました。本契約では、妊娠が成功しやすい子宮内環境づくりを目的とする製品化の研究および開発を進めて参ります。
- 本契約の背景・目的
(2021年3月 野村総合研究所 不妊治療の実態に関する調査研究より)
しかし、不妊治療を行うには、「仕事と治療の両立」と「治療費」の課題があります。
今回この2つの課題解決をサポートするため、医師と連携して臨床研究やゲノム解析を行い、両社にて製品開発を実施する運びとなりました。
本開発では、妊娠の成功率に関与すると報告されている「子宮内フローラ」に着目。不妊治療の負担を減らしながら、子宮内フローラの環境を整え妊娠が成功しやすい環境づくりをサポートする製品で、また、腟内および子宮内環境を整えることは、デリケートゾーンに関連する様々な不快感を軽減させる可能性もあるため、より多くの女性たちのQOL向上へも繋がるものと考えています。
不妊治療に取り組む方々の時間的負担と経済的負担の軽減、ひいては少子化という社会が抱える問題解決への貢献も目指しております。
- 子宮内フローラについて
子宮内・腟内の細菌叢(フローラ)のバランスが良くないと妊娠・出産の成功率が低くなるという複数の研究報告があり、妊娠の成立には重要だと考えられています。
- 共同開発契約の概要
- Varinos株式会社 (バリノス株式会社)について
代表者名:代表取締役 桜庭喜行
事業内容:臨床検査および衛生検査の受託解析、新世代ゲノム検査の開発
企業サイト: https://www.varinos.com/
診断や治療方針の決定にゲノム情報を利用するゲノム医療の実現化を目指したベンチャー企業です。他国から遅れをとっている日本のゲノム検査業界をけん引すべく、本格的なゲノム解析が実施できる衛生検査所として、精度管理を徹底しながら次世代シークエンサーを使った新しい検査サービスを医療機関に提供しています。子宮内フローラ検査を世界で初めて実用化し、直近では、日本産科婦人科学会が主導するPGT-A多施設特別臨床研究に解析機関として参加しています。最新のゲノム検査をタイムリーに市場に投入することで日本のゲノム医療の活性化を図り、医療の現場でゲノム検査がもっと身近なものになる社会の実現を目指していることが評価され、中小企業基盤整備機構が主催するJapan Venture Awards 2020(2020年2月25日:虎ノ門ヒルズフォーラム)では経済産業大臣賞を受賞。
- 株式会社グラフィコについて(東証JQ:4930)
代表者名:代表取締役社長 CEO 長谷川純代
事業内容:健康食品、化粧品、日用雑貨、医薬品の企画製造販売
企業サイト: https://www.graphico.co.jp/
医薬品、化粧品、日用雑貨、健康食品を製造販売、輸入販売するメーカーです。
1996年にデザイン・企画会社として設立。大手化粧品メーカー、食品メーカーなどの商品企画、プロモーション企画、パッケージデザイン、広告コミュニケーションにて培ったノウハウを武器に、2004年に自社商品を発売し、メーカーへと業態転換を行いました。以降、女性のヘルスケア商品「優月美人 よもぎ温座パット」「鎮痛消炎ミニ温膏」などを中心に多くのヒット商品を市場へ送り出しています。2020年9月東証証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場。(東証JQ:4930)
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