ブラザー、工作機械累計生産台数15万台達成記念式典開催
ブラザー工業株式会社は、5月21日に愛知県刈谷市の刈谷工場で、工作機械の累計生産台数が15万台を達成したことを記念する式典を開催した。式典には取引先や顧客など約300名が参加したほか、同社の小池社長やマシナリー事業の川那辺専務をはじめとしたブラザーの関係者が出席して執り行われた。
5月21日に刈谷工場で行われた式典では、同社の小池社長と川那辺専務による15万台目の機械への記念銘板の取り付けが行われたほか、関係者との懇親会が開催された。
ブラザーの工作機械の累計生産台数は、1985年のタッピングセンター1号機である「TC-211」から数えて、1995年に1万台、2008年に5万台、2014年に10万台となり、このたび15万台を達成した。累計生産5万台から10万台までの達成には約6年間かかったが、その後の5万台は約4年間で達成するなど、生産ペースは上がってきている。
もともと家庭用ミシン部品の自社製造を目的に作られたブラザーの工作機械は、1961年の教育用小型旋盤「BSL-250」を皮切りに外販が始まった。1985年にはタップ加工に強みを持つ小型NC機の「CNCタッピングセンター」となり、2013年からはブランド名を「SPEEDIO(スピーディオ)」に変更してイメージを刷新し、モデルラインアップを強化してきた。
ブラザーの工作機械の2017年度の売上高は、IT顧客向けの大口注文があったほか、自動車や一般機械向けビジネスが好調だったため過去最高の760億円となるなど、会社を支える事業の一つになっている。
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