女性アスリートの健康課題の解決へ向けバスケットボールチームに「スマルナ for Sports」導入開始
適切なタイミングで婦人科受診が可能に!3x3バスケットボールチーム「ZOOS」との提携
この度の取り組みでは、「ZOOS」所属選手と女性スタッフ向けに、スマルナ for Sportsの産婦人科医師が専属ドクターとして、オンライン診察やピルの処方サービスを提供し、一人ひとりのコンディションに合わせたご相談や悩みに寄り添いサポートします。さらに、スマルナに連携する助産師と薬剤師が365日オンライン医療相談を受け付けるなど、最適なタイミングで医療へ、そして婦人科へアクセスいただける環境を整えることで、予防医療の領域から健康課題に対し総合的にサポートします。
■スマルナ for Sports について
概要 | ZOOS合同会社が運営する3人制バスケットボールチーム「ZOOS」とスポンサー契約を締結します。スポンサーとして、所属選手およびチームのサポートに関わる女性スタッフ向けに、スマルナ for Sportsのサービス(ピル費用含む)をご利用いただきます。 |
目的 | 選手のパフォーマンス向上のためのコンディショニングサポートおよびヘルスリテラシーの向上 |
期間 | 2023年6月1日~2024年5月31日 |
実施内容 | ・スマルナ for Sports 専属の産婦人科医師によるオンライン診察や医療相談、ピル処方サービスの提供 ・コンディションに合わせた個別のお悩みにスマルナ専属の薬剤師、助産師が相談受け付け(365日対応) ・座談会やセミナーの開催 |
■「スマルナ for Sports」提供の背景
ネクイノは、オンライン診察プラットフォーム「スマルナ(※1)」をはじめ、婦人科領域を中心に、“女性の健康”や “QOL向上”などを目的とした多角的な健康支援に取り組み、女性の健康への関心や受療行動の変容のきっかけとなるサービスを提供しております。
このたび予防医療の領域から健康課題に対し総合的にサポートすることを目的とし、女性アスリートの健康課題と業界の活性化に向けた「スマルナ for Sports」をスタートすることになりました。
女性アスリートの皆さまをはじめ、全ての女性が自身の身体やライフスタイルと向き合い、自分自身で人生をコントロールしていくことが当たり前になる社会の実現を目指します。
■女性アスリートの健康課題
女性アスリートの中には、試合と生理が重なり、本来のパフォーマンスを発揮できなかったり、生理痛や生理前に起こるPMSなどが原因で練習に集中できなかったりした経験を持つ方が多いという現状があります。ある調査では、約9割のトップアスリートが月経周期とコンディションに関連はあると回答しています。(※2)特に、アスリートは身体を酷使することも多く、コンディションに影響を与える特有の課題があるものの、日々の練習や試合のスケジュールの関係で医療へアクセスしづらい環境にあります。
このような現状から、婦人科領域に特化したアセットを活かし、オンライン診察という手段を使い、必要なタイミングでいつでも医師や助産師、薬剤師などの医療専門家に気軽に相談してもらえるよう環境を整えるべく「スマルナ for Sports」を提供します。選手の皆さまに、科学的根拠に基づいた情報ほか、ピルについての正しい情報を届け、メディカルコミュニケーションを図ってまいります。
<ZOOS 桂葵選手 コメント>
3人制バスケットボールの選手兼クラブオーナーとして、海外を拠点に世界を転戦する生活の中で、月経コントロールの重要性を強く感じる当事者です。当提携による、離れていても安心できるサポート体制は大きなプラスとなります。また、振り返ると、年齢や競技環境、練習強度などによって移り変わる、月経によるパフォーマンスの変化や不具合に、私自身、これまで充分に向き合ってこなかったように感じます。ZOOSは、「女性を取り巻くスポーツの環境をリデザインしていく」ことをミッションに掲げ、活動しています。スポーツに関わるすべての女性が、自身の、あるいはチームメイトのことをよく理解し、必要な時に正しい選択ができる環境づくりにネクイノさまと共に貢献していきたい気持ちです。
■スマルナ for Sports 専属の産婦人科医師について
佐藤 陽一(さとう よういち)
代官山ウィメンズクリニック 院長
東京慈恵会医科大学医学部卒業。同大学産婦人科に入局。2022年2月『代官山ウィメンズクリニック』を開院。
■資格
日本産婦人科学会専門医、新生児蘇生法インストラクター、母体救命インストラクター、日本周産期新生児学会専門医(母体胎児)、胎児心臓病学会胎児心エコー認証医
■所属学会
日本産婦人科学会、日本周産期学会、日本超音波学会、日本胎児心臓病学会、日本婦人科腫瘍学会、日本人類医遺伝学会
<スマルナ for Sports専属医師・佐藤 陽一先生のコメント>
女性アスリートのみなさんが、本来のパフォーマンスを発揮するためには月経のコントロールは避けて通れません。
産婦人科医がこのような取り組みに参加することは大変意義のあることだと思いますので、これまで培ってきた経験を本取り組みを通じて還元し、アスリートのみなさんのパフォーマンス向上に貢献したいと思います。
(※1)スマルナ
https://smaluna.com/
2018年6月にリリースされた、オンライン診察でピルを処方するサービス。ピルの処方以外も、助産師や薬剤師が相談を受け付ける、スマルナ医療相談室を運営。10代〜30代の方々を中心にご利用いただいている。スマルナアプリのダウンロード数は累計105万件を超える。(2023年5月末時点)
※医師の判断により対面受診を促す場合は医師の指示に従ってください。
※また、下記に該当する方は、ピルの処方が難しい場合がございます。
https://smaluna.com/qa/2116/
(※2)
独立行政法人日本スポーツ振興センター 国立スポーツ科学センター(JISS)発行、2016年「Health Management for Female Athletes Ver.2-女性アスリートのための月経対策ハンドブック -」より
https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/jiss/info/pdf/Health%20Management%20for%20Female%20Athletes%20Ver2.pdf
■株式会社ネクイノ 会社概要
医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年6月に創業。ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策など、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。「世界中の医療空間と体験をRe▷designする」メディカルコミュニケーションカンパニーを掲げ、テクノロジーと対話の力で世の中の視点を上げ、イノベーションの社会実装を推進。2018年6月、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリース。2020年にはマイナンバーカードと健康保険証をリンクさせるセキュアな個人認証システム「メディコネクト」の提供を開始。
会社名:株式会社ネクイノ(英表記:Next Innovation Inc.)
代表取締役:石井 健一
所在地:〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目13番22号 御堂筋フロンティア WeWork
URL:https://nextinnovation-inc.co.jp/
設立:2016年6月3日
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