【60代の美容医療トレンド調査】美肌治療ニーズが拡大。選び方・情報源・費用感の実態が明らかに
60代の男女に美容医療の経験や始めた年齢、施術内容、クリニックの選び方、情報収集方法、年間費用について調査。60代における美容医療の利用実態を探りました。

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■ 60代では「興味はあるが未経験」が約5割。美容医療への関心は高い一方、実施には慎重な傾向
■ 受けたことのある施術は「シミ・美肌治療」が最多。男性では「AGA・薄毛治療」への関心も高まる結果に
■ 初めて美容医療を受けた年齢は「45歳以降」が中心。必要性を感じてから取り入れる傾向が顕著
■ 美容医療を始めた理由は「コンプレックス改善」が最多。加齢による悩みへの対策として利用が拡大
■ 情報収集は「Google検索」「口コミサイト」が中心。SNSより“比較・信頼性重視”の傾向に
■ クリニック選びでは「口コミ・評判」「医師の実績」が重視され、“安心感”を求める姿勢が明らかに
■ 約9割が「美容医療は今後さらに一般化する」と回答。60代でも美容医療の広がりに前向きな意識が見られる
調査概要
調査方法:アンケート調査
調査期間:2026/05/08~2026/05/12
調査対象:60代の男女
対象者数:68名
調査項目:「60代美容医療トレンド調査」に関する調査
アンケート結果
美容医療は近年、身近な選択肢として広がりつつあります。
医療脱毛や美肌治療をはじめ、悩みに応じて施術を取り入れる人が増える一方で、「どのタイミングで始めるべきか」「自分に必要なのか」といった判断に迷う声も少なくありません。
また、施術やクリニック、情報源が多様化する中で、「何を基準に選べばよいのか分からない」といった課題も見られます。特に、料金や医師の実績、口コミ・SNS情報の信頼性などは、多くの人が不安を感じやすいポイントといえます。
そこで今回Medimeeでは、60代の男女を対象に、美容医療の経験内容や始めた年齢、施術内容、クリニックの選び方、参考にする情報源、費用感について調査を実施しました。60代における美容医療の実態と、その選択プロセスを明らかにします。
今回アンケートにご協力いただいた68名の年齢と性別は、以下の通りです。
<年齢>
-
60〜64歳 59人
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65〜69歳歳 9人
<性別>
-
男性 32人
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女性 36人
60代の美容医療実態

60代では、「興味はあるが未経験」が約5割と最多となり、美容医療への関心は高い一方で、実際の利用には慎重な姿勢が見られる結果となりました。
「過去に受けたことがある」「現在受けている」を合わせた経験者は約4割となっており、50代と同様に“関心層”と“実施層”に差があることがうかがえます。
受けたことのある美容医療としては、「シミ・美肌治療」が最多となり、次いで「AGA・薄毛治療」が続きました。20〜40代で中心だった「医療脱毛」に比べ、60代では年齢による悩みに直接アプローチする施術への関心がより高まっている点が特徴です。
また、「美容歯科(審美歯科)」への関心も挙げられ、見た目全体の印象改善を意識する傾向もうかがえます。
初めて美容医療を受けた年齢については、「45歳以降」が半数以上を占める結果となりました。一方で、「25〜29歳」「35〜39歳」など比較的早い時期から経験している人も存在しており、美容医療との関わり方に個人差が見られる点も特徴です。
特に、50代と比較しても「45歳以降」で始めた割合が高く、60代では“必要性を感じてから取り入れる”傾向がより強いことがわかります。
美容医療を始めた理由としては、「コンプレックス改善」が約5割と突出して多く、次いで「美容意識の高まり」が続きました。若年層に見られた“トレンド”や“自己表現”としての側面よりも、加齢による悩みへの対策として美容医療を取り入れている傾向が強いと考えられます。
また、周囲に美容医療経験者がいるかについては、「少しいる」が最多となった一方で、「いない」「ほとんどいない」も一定数見られました。20〜40代と比較すると、美容医療が身近な存在になっている実感はやや限定的であり、周囲の環境によって、美容医療への距離感にも差が生じている可能性があります。
クリニック選びで参考にする情報源としては、「口コミサイト」「Google検索」が中心となり、SNSよりも検索や第三者評価を重視する傾向が見られました。特に「Google検索」が高水準となっている点は50代とも共通しており、若年層と比べて“自分で調べて比較する”情報収集スタイルが強いことが特徴です。
クリニック選びで重視するポイントとしては、「口コミ・評判」「医師の実績・症例数」が同率で最多となりました。価格だけではなく、“信頼できるかどうか”を重視して慎重に判断する姿勢が見られます。また、「通いやすさ(立地)」を重視する声もあり、継続しやすさも重要な要素になっていることがわかります。
年間費用については、「3万〜5万円」が最多となり、「5万〜10万円」「1万〜3万円」が続きました。20〜30代のような低価格帯中心ではなく、ある程度予算をかけながら必要な施術を選択している傾向が見られます。
今後受けたい施術としては、「シミ・美肌治療」が最多となり、「美容歯科」「AGA・薄毛治療」が続きました。加齢による変化への対応だけでなく、“清潔感”や“若々しさ”を維持したいというニーズが背景にあると考えられます。
また、美容医療が今後さらに一般的になるかについては、「思う」「やや思う」を合わせて約9割となり、60代においても美容医療の一般化を前向きに捉えている人が多い結果となりました。
今回の結果から、60代では美容医療は“若い世代のもの”ではなく、「年齢による悩みに対処するための現実的な選択肢」として認識されていることがわかります。一方で、実際の利用には信頼性や納得感がより強く求められており、安心して相談・比較できる環境づくりが今後さらに重要になると考えられます。
なお、20代・30代・40代・50代における美容医療の実態については、過去の調査結果も公開しています。年代別の違いや変化については、以下よりご覧いただけます。
60代女性の美容医療実態

60代女性では、「興味はあるが未経験」が約5割と最多となった一方で、「過去に受けたことがある」「現在受けている」を合わせると約5割近くが美容医療経験者という結果となりました。50代女性と比較すると経験者割合はやや低下しているものの、依然として高い関心が維持されていることがわかります。
受けたことのある美容医療としては、「シミ・美肌治療」が突出して多く、次いで「医療脱毛」が続きました。20〜30代では「医療脱毛」が中心だったのに対し、40代以降は「シミ・美肌治療」が主軸となっており、60代ではその傾向がさらに強まっています。また、「ボトックス」「ヒアルロン酸」「美容歯科(審美歯科)」も一定数見られ、加齢による悩みに対して複数のアプローチを取り入れている様子がうかがえます。
今後受けたい施術についても、「シミ・美肌治療」が約6割と突出しており、継続的な肌改善ニーズの高さが明らかになりました。若年層のような“予防”や“トレンド”ではなく、60代では具体的な悩みへの対策として美容医療を活用している傾向が強いと考えられます。
初めて美容医療を受けた年齢については、「45歳以降」が半数以上を占める結果となりました。一方で、「25〜29歳」「35〜39歳」など比較的早い時期から経験している人も存在しており、長期的に美容医療と関わっている層も見られます。50代女性と比較しても「45歳以降」で始めた割合が高く、60代では“必要性を感じてから導入する”傾向がより顕著になっていることがわかります。
美容医療を始めた理由としては、「コンプレックス改善」が最多となり、次いで「美容意識の高まり」が続きました。20〜30代では“自己投資”の意味合いが比較的強く見られた一方で、60代では“年齢による悩みへの対処”として美容医療を取り入れている点が特徴です。
また、周囲に美容医療経験者がいるかについては、「少しいる」が最多となり、「いる」「多い」を合わせると半数以上となりました。50代と同様に、周囲の体験談や口コミが美容医療への関心に影響している可能性が考えられます。「いない」「ほとんどいない」と回答した方も約3割おり、美容医療に対する距離感には個人差が見られました。
クリニック選びで参考にする情報源としては、「口コミサイト」「Google検索」が中心となっており、SNSよりも、“自ら調べて比較する”情報収集スタイルが主流となっているようです。特に、20〜30代で影響力の大きかったInstagramやTikTokは低水準となっており、年代によって情報収集方法に違いがあることがわかります。
また、クリニック選びで最も重視するポイントとしては、「医師の実績・症例数」が最多となりました。次いで「口コミ・評判」が続いており、価格だけではなく、“信頼できるかどうか”を重視して慎重に判断している様子がうかがえます。さらに、「通いやすさ(立地)」も挙げられていることから、継続しやすさも重要な要素となっていることがわかりました。
年間費用については、「3万〜5万円」が最多となり、「1万〜3万円」「5万〜10万円」が続く結果となりました。20〜30代と比べると低価格帯への偏りは少なく、予算をかけながら継続的に取り入れている傾向が見られます。
今回の結果から、60代女性にとって美容医療は、“若返り”というよりも「年齢による変化と前向きに向き合うための手段」として位置づけられていることがわかります。また、20代〜40代が“入口”や“美容習慣”として美容医療を取り入れているのに対し、60代では「悩み解決」や「維持・改善」を目的とした利用へと変化している点も特徴です。
加齢による悩みが顕在化する中で、信頼性や納得感を重視しながら、自分に必要な施術を見極めて取り入れる――60代女性では、そのような“慎重かつ目的志向型”の美容医療利用が進んでいるといえそうです。
60代男性の美容医療実態

60代男性では、「興味はあるが未経験」が約5割と最多となり、美容医療への関心はあるものの、実際の利用には慎重な姿勢が見られる結果となりました。「過去に受けたことがある」「現在受けている」を合わせた経験者は約4割となっており、50代男性と同様に、“関心層”と“実施層”に差が見られます。
一方で、50代男性では「現在受けている」という回答が見られなかったのに対し、60代男性では一定数存在しており、年齢を重ねる中で継続的に美容医療を取り入れている層もいることがわかりました。
受けたことのある美容医療としては、「AGA・薄毛治療」が最多となり、次いで「シミ・美肌治療」が続く結果となりました。
20〜40代男性では「医療脱毛」が中心だったのに対し、50代・60代では“加齢による悩み”への対策へと関心がシフトしていることがわかります。特に60代男性では、AGA治療が突出して高く、見た目の若々しさや清潔感への意識の高まりがうかがえます。
また、「ボトックス」「ヒアルロン酸」「美容歯科(審美歯科)」なども挙げられ、男性においても美容医療の選択肢が広がっている様子が見られました。今後受けたい施術についても、「AGA・薄毛治療」「シミ・美肌治療」が上位となっており、継続的なニーズの高さがうかがえます。
初めて美容医療を受けた年齢については、「45歳以降」が半数以上を占める結果となりました。次いで「35〜39歳」「40〜44歳」で経験した人も多く、比較的早い段階から美容医療に触れていた層も見られます。50代男性と同様に、“必要性を感じたタイミングで導入する”傾向が強い一方で、60代では長期的に美容医療と関わっている人も存在していることが特徴です。
美容医療を始めた理由としては、「コンプレックス改善」が約5割と突出して多く、次いで「美容意識の高まり」「友人・知人の影響」が続きました。若年層のような“トレンド”というよりも、清潔感や年齢による悩みへの対策として取り入れている傾向が強いと考えられます。
また、周囲に美容医療経験者がいるかについては、「少しいる」が最多となった一方で、「ほとんどいない」「いない」も存在していました。20〜40代と比較すると、美容医療が日常的なものとして浸透している実感はまだ限定的であり、周囲の環境によって美容医療への関心や実施状況に差が生まれている可能性が考えられます。
クリニック選びで参考にする情報源としては、「口コミサイト」「Google検索」が中心となっており、InstagramなどSNSの割合は低水準となりました。50代男性と同様に、“検索して比較する”合理的な情報収集スタイルが特徴であり、若年層とは異なる情報取得傾向が見られます。
クリニック選びで最も重視するポイントとしては、「口コミ・評判」が最多となり、次いで「医師の実績・症例数」「通いやすさ(立地)」が続きました。価格だけではなく、“安心して通えるか”“信頼できるか”を重視している様子がうかがえます。
年間費用については、「3万〜5万円」が最多となり、「5万〜10万円」「1万〜3万円」が続きました。20〜30代男性のような低価格帯中心ではなく、必要な施術に対して予算をかける傾向が見られます。
今回の結果から、60代男性にとって美容医療は、“若返り”というよりも「印象管理や清潔感維持のための自己ケア」として認識されていることがわかります。また、20〜40代男性が“入口施術”として美容医療を取り入れているのに対し、60代男性では「加齢による悩みへの対策」として目的がより明確化している点も特徴です。
加齢による変化に向き合いながら、自分に必要な施術を慎重に選択する――60代男性では、そのような“目的志向型”の美容医療利用が進んでいるといえそうです。
まとめ・考察
今回の調査から、50代・60代では美容医療が“若い世代向け”ではなく、「年齢による悩みに向き合うための選択肢」として広がりつつあることがわかりました。
20〜30代では、「医療脱毛」が中心だった一方、40代以降では「シミ・美肌治療」や「AGA・薄毛治療」など、加齢による変化に対応する施術への関心が高まっており、年代によって美容医療に求める役割が変化している様子がうかがえます。
また、50代・60代では「興味はあるが未経験」という回答も多く、関心は高いものの、信頼性や安心感を重視して慎重に検討している傾向が見られました。情報収集ではSNSよりも「Google検索」や「口コミサイト」が重視されており、“自ら調べて比較する”姿勢が特徴的です。
女性では「シミ・美肌治療」、男性では「AGA・薄毛治療」への関心が高く、男女で悩みや目的に違いが見られる一方、共通して“清潔感”や“若々しさ”を維持したいという意識が背景にあることも明らかになりました。
美容医療は若年層だけでなく50代・60代にも広がりを見せており、今後は年代ごとの悩みや価値観に寄り添った情報発信やサービス設計がより重要になっていくと考えられます。
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