お化け屋敷「怨霊座敷」特別演出『呪いの硝子窓』を開催!今年は神戸芸術工科大学 志茂浩和教授による特殊な映像技法を用いた演出が初登場!2023年7月15日(土)~10月31日(火)
今回は、新たに神戸芸術工科大学 志茂教授による「SSF=Shimo Style Fantasmagoria」の特殊映像技法を用いて非現実的な「得体の知れないもの」を表現します。2018年4月以降、<靴を脱いで入る>演出で開催していましたが、今回は<靴を履く>演出で開催します。恐怖演出がパワーアップする今年の特別演出では、部屋の中に閉じ込められた夜雨子の怨念が、引っ越してきた夫婦に襲いかかります。それともう一つ、この家の床には、硝子の破片が落ちているかもしれません・・・ 踏みつけるとその怨念が足の裏から体に取り憑いてしまいます。だから、靴だけはしっかり履いて進んでください。さらに17時以降の【絶叫編】は、16時までの『呪いの硝子窓』よりも恐怖の演出ポイントがさらに倍増し、恐怖度が何倍にもアップします。夏の暑さを吹き飛ばす恐怖のエンターテインメントを、ぜひお楽しみください。
開催概要
◆タイトル:お化け屋敷「怨霊座敷」特別演出『呪いの硝子窓』
◆開催期間:2023年7月15日(土)~10月31日(火)
※7/3(月)~14(金)の期間、お化け屋敷「怨霊座敷」の営業は休止
※【絶叫編】は9/3(日)まで
◆開催時間:10:00~16:00 【絶叫編】 17:00~22:00
※9/1(金)~10/31(火)までは21:00までの営業を予定
※8/11(金)~15(火)は9:30~
※混雑状況により、受付時間が変更の場合あり
◆開催場所:東京ドームシティ アトラクションズ ラクーアゾーン1F
◆料 金:1,050円 【絶叫編】 1,200円
※ワンデーパスポート・ライド5・アトラクション1回券での入場可
※【絶叫編】はワンデーパスポート・ナイト割引パスポート・ライド5・アトラクション1回券利用の際は、別途700円が必要
◆入場規定:6歳以上
◆企画・制作:㈱オフィスバーン
◆プロデュース:五味弘文氏
◆映像演出:神戸芸術工科大学 志茂浩和教授
◆公式サイト:https://at-raku.com/attractions/laqua/onryouzashiki/
※詳細は、公式サイトをご確認ください
お客様からのお問い合わせ先:東京ドームシティ アトラクションズ TEL.03-3817-6001
【ストーリー】
ある家に、瑠璃と秋人という夫婦が引っ越してきました。二人は一つだけ気になることがありました。家の奥に、鍵の掛かった“曇り窓の付いた部屋”があったからです。ある晩、瑠璃はふと目を覚ましました。家の奥の方から、人の声が聞こえてきます。そっと覗いてみると、あのドアの前で秋人が誰かと話しています。
「もうすぐ出してあげるから。」気になった瑠璃は、秋人が出かけている間に、ドアを見に行きました。曇り窓に顔を近づけた瞬間、その奥に女の顔が浮かび上がりました。
「あの人を渡さない。」女が言います。恐怖に駆られた瑠璃は、思わず窓を割ってしまいました。しかし、部屋の中は空っぽで誰もいません。瑠璃は、窓を修理して、秋人には何も話しませんでした。ところが、その数日後、
秋人がどこかに残っていたガラスの破片で足を切ってしまいます。そのケガをきっかけに、秋人は高熱を出すようになりました。熱にうなされた秋人の耳元で、女の声が聞こえます。
「おまえを傷つけたのは瑠璃だ。瑠璃を部屋に閉じ込めろ。」
見ると箪笥の引き出しに一本の鍵が入っています。それは、あのドアの鍵でした。秋人は、瑠璃を捕まえると、その部屋に閉じ込めてしまいました。やがて瑠璃は部屋の中で亡くなってしまいます。
実は、その部屋は、夜雨子という女が閉じ込められて亡くなった部屋だったのです。夜雨子は、秋人をたぶらか、自分と瑠璃を入れ替えてしまったのです。今でも、瑠璃はその部屋から、助けを求めてきています。どうか、窓のついたドアを開けて瑠璃を助け出し、もう一度、夜雨子を部屋に閉じ込めてください。
【お化け屋敷プロデューサー・五味弘文氏】
1957年 長野県生まれ。
1992年から、東京ドームシティ アトラクションズのお化け屋敷を手がける。
お化け屋敷にストーリーを持ち込み、お客様に役割を担わせることでそのストーリーに参加させるスタイルを確立する。
東京ドームシティ アトラクションズでプロデュースしたお化け屋敷の代表作に、赤ん坊を抱いて歩く『赤ん坊地獄』、手錠に繋がれて歩く『恐怖の手錠地獄』、十年間隠れたままの男の子を見つける『恐怖のかくれんぼ屋敷』、怨霊の薬指に指輪をはめる『呪い指輪の家』などがある。
2018年夏には札幌、大阪、鹿児島など全国7ヶ所でお化け屋敷を展開するなど、お化け屋敷プロデューサーとして全国各地で活躍中。
『人はなぜ恐怖するのか?』(メディアファクトリー)、『お化け屋敷になぜ人は並ぶのか』(角川oneテーマ21)、小説『憑き歯~密七号の家』(幻冬舎文庫)などの著書もある。
【志茂浩和教授プロフィール】
1960年 大阪生まれ、東京在住。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻中退。神戸芸術工科大学教授。
1994年Sony Music Entertainmennt DEPでの受賞を契機に3DCGを修得。同社よりダリの絵画世界をゲーム化した「incarnatia」(1997)を発表する。
以降、プライベートアニメーション製作に取り組みSiggraphなどで発表する。
六本木アートナイト2018に出品した「挟まる人」は、第22回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員推薦作品、第21回CSデザイン賞準グランプリに選出されている。
2019年に発表した独自技法SSF(Shimo Style Fantasmagoria)を用いた作品は、六本木アートナイト2019における「囚われる人」などで大きな話題を呼んだ。
2022年の個展にてSSFを用いて発表した「弁天様」はSNSで1000万回以上再生され、2023年にみんなの森ぎふメディアコスモスで開催した「弁天舎ブックフェア」のシンボル
として展示したところ、大きな反響を呼んだ。また、同展で発表した画像生成AIを用いた架空の本「フェイクブック」も好評を呼んだ。
【SSF=Shimo Style Fantasmagoria(志茂式ファンタスマゴリー)】
映像であるにも関わらず、すりガラス越しに被写体が存在するように錯覚させる技法。すりガラス状の板越しに撮影した映像をポリカーボネイト中空越しに再生することで、映像での現象が中空板上で屈折する。これにより、見えている像が実在する板の影響を受けていると認知するため、結果的に映像感が消失し、被写体が実在するかのように錯覚する。これまでの展示では、全ての観客が錯覚することを確認している。
また、現実か映像かの判断がつきにくい為に、映像の内容に関わらず「怖い」と評価されることも多い。「弁天様」が話題を呼んだのは、映像内容・大きさと合わせて、現実か非現実かの判断が難しい「得体の知れないもの」と認知された為だと考えている。
特別な装置は用いず、一般的に販売されている材料、機材のみで構成されるため、応用範囲が広いという 特徴がある。
■詳細プレスリリースはこちらからダウンロード可能です。
https://prtimes.jp/a/?f=d77656-153-654c19a7cc4d288864505542d250a368.pdf
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