大阪・関西万博で「Cybernetic being Life」公開。ロフトワークが総合プロデュースする“未来の身体性”体験
内閣府/JSTムーンショット型研究開発制度・目標1の展示を7月23日(水)から12日間に渡り公開。誰もが能力や経験を自在に拡張・共有できる社会の実現へ。サイバネティック・アバター技術が描く未来を体験。

株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:諏訪光洋)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて開催される展示企画「ムーンショットパーク ~見て!触れて!感じる!新・未来~」の一環として、「Cybernetic being Life」を総合プロデュースしました。
本展示は、内閣府およびJSTのムーンショット型研究開発制度・目標1に位置づけられた研究開発プロジェクト「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発(Project Cybernetic being)」の、5年間にわたる研究成果を紹介するものです。プロジェクト・マネージャーは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科・教授の南澤孝太氏が務めています。
ロフトワークは、本プロジェクトが掲げる「誰もが能力や経験を自在に拡張・共有できる社会の実現」というビジョンを社会に伝えるべく、展示空間の企画からコンテンツ設計、体験デザインまでを一貫して担当。サイバネティック・アバター技術が描く未来を、来場者が実感を持って体験できる場として「Cybernetic being Life」を構成しました。
展示概要

企画名 |
Cybernetic being Life |
期間 |
2025年7月23日(水)〜7月28日(月)、7月30日(水)〜8月4日(月) ※休館日:7月29日(火) |
時間 |
10:00-21:00(ただし7月28日は18:00閉館、8月4日は17:00閉館を予定。都合により閉館時間が変更になることがございます) |
場所 |
大阪・関西万博 フューチャーライフゾーン Future Life Village 内 フューチャーライフエクスペリエンス(FLE) |
入場 |
無料・予約不要(大阪・関西万博への入場チケットの購入が必要です) |

展示コンセト
本展示のコンセプトは、「新しい身体で、どんな能力を手に入れる?」です。
たとえば──
分身ロボットを使って身体の制約を超え、自由に旅をしたり、働いたり。
身体が動かなくても、脳波で操作するロボットアームで日常を取り戻したり。
年齢を重ねても、軽やかに動ける身体を手に入れたり。
アスリートや職人の高度な技能を、自分の身体で再現して活躍したり。
他人の人生経験を、自らの糧として取り込んだり。
本展示では、こうした未来の姿を実現するために進められている、サイバネティック・アバター技術の研究開発と、それを社会とともにかたちづくる共創の取り組みを紹介します。
2050年の社会を見据え、障害の有無や年齢・性別・人種といった壁を越えて、誰もが「もうひとつの身体」を手に入れ、自分らしく活躍できる未来を描いています。







◆ムーンショットパークについて
ムーンショット型研究開発制度は、日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長上にはない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する、国の大型研究プログラムです。今回の展示では、ムーンショットが提示する10の目標をもとに、未来の研究成果を直感的に体験できる14の展示企画を、週替わりで展開します。今回の展示では、ムーンショットの10の目標に紐づいた15の展示企画が、週替りで順次公開されます。それぞれの展示では、未来に向けた研究成果がわかりやすく可視化され、「見て・触れて・感じる」体験を通じて、来場者と未来の問いを共有することを目指しています。
ムーンショットパーク ~見て!触れて!感じる!新・未来~

期間 |
2025年7月23日(水)〜8月31日(日) ※休館日:7月29日(火)、8月5日(火)、8月12日(火)、8月19日(火) |
場所 |
大阪・関西万博 フューチャーライフゾーン Future Life Village 内 フューチャーライフエクスペリエンス(FLE) |
企画主体 |
内閣府科学技術・イノベーション推進事務局 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST) |
入場無料・予約不要(大阪・関西万博への入場チケットの購入が必要です)

Project Cybernetic beingについて
ムーンショット型研究開発制度ムーンショット目標1「人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」の研究開発プロジェクト「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」(プロジェクトマネージャー:南澤孝太(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科・教授))では、人々の身体的経験や技能をネットワーク上で流通・共有し、障害当事者や高齢者や子どもたちを含む多様な人々が自在に行動し社会参加できる未来社会を目指して、身体の制約を突破するサイバネティック・アバター技術の研究開発と社会実装に取り組んでいます。

ロフトワークについて
ロフトワークは「すべての人のうちにある創造性を信じる」を合言葉に、クリエイターや企業、地域やアカデミアの人々との共創を通じて、未来の価値を作り出すクリエイティブ・カンパニーです。ものづくりを起点に、その土地ならではの資源やテクノロジーを更新する「FabCafe(ファブカフェ)」、素材と技術開発領域でのイノベーションを目指す「MTRL(マテリアル)」、クリエイターと企業の共創プラットフォーム「AWRD(アワード)」などを運営。目先の利益だけにとらわれず、長い視点で人と企業と社会に向きあい、社会的価値を生み出し続けるビジネスエコシステムを構築します。

ムーンショットパーク ~見て!触れて!感じる!新・未来~について
ロフトワークは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のフューチャーライフ万博「フューチャーライフエクスペリエンス」の期間展示会場にて、内閣府のムーンショット型研究開発制度において、JSTが推進する目標(目標1、2、3、6、8、9、10)の体験型展示(2025年7月23日(水)~8月31日(日))の総合プロデュース(企画・運営支援)も担当しています。
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