【共同プレスリリース】シリア危機 内戦4年目を前に100万人の署名を募集
「失われた世代」にしないための意思表明を
※本信は、ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集した
ものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_72703.html でご覧いただけます
【2014年2月24日 ニューヨーク発】
ユニセフとUNHCR、Mercy Corps、セーブ・ザ・チルドレン、ワールド・ビジョンは本日、
シリアの紛争下にある子どもたちを「失われた世代(ロスト・ジェネレーション)」に
しないためにオンラインでの署名キャンペーンを開始(http://bit.ly/nolostgeneration)
しました。内戦4年目となる3月15日までに世界中から最低でも100万の署名を集めること
を目指し、一般の方の参加を呼びかけています。
シリア内戦下にある人は国内外で約550万人。本キャンペーンを実施する5団体は、
子どもたちが直面している過酷な恐怖と苦しみが終わり、子どもたちの教育と保護の
支援活動への投資が増えなければ、シリアと周辺地域では一世代全体が失われると
警告しています。
本キャンペーンで集められた署名は、シリアの子どもたちの苦しみを終わらせ、未来
を守る責務と力を持つすべての人に、提出されます。また、紛争下にある子どもたちの
保護のみならず、暴力の連鎖を断ち切り、子どもたちや若者がシリアと周辺地域の今後の
平和と安定に建設的な役割を果たせるように支援していくことの重要性も強調、以下の
5事項を要請しています。
1.シリアの子どもへの暴力を終わらせること
紛争に関わるすべての勢力は人道法を遵守し、子どもを兵士とすることをやめ、紛争を
平和的に解決しなければならない
2.人道支援への妨害を停止すること
人道支援機関が支援を必要とする人へ安全にアクセスできるようにしなければならない
3.人道支援関係者と施設(特に学校と病院)への攻撃を停止すること
4.和解と寛容の思いを思い起こすこと
子どもと若者を含め紛争下にあるすべての人が、和解と寛容の思いを持つこと
5.紛争下あるすべての子どもたちのために、教育と心のケア・保護にさらなる投資を
子どもたちが紛争で追ったトラウマ(心の傷)から立ち直り、シリアを再建し地域の
安定性を強化するための支援を
■ シリア「失われた世代にしないためのキャンペーン」署名サイトと参加方法
http://bit.ly/nolostgeneration
(change.orgで展開/英語のみ)
参加方法:画面右側の署名コーナーにて、姓名と
メールアドレス、国名、郵便番号を入力し、
Signをクリック
■ シリア「失われた世代にしないためのキャンペーン」ハッシュタグ
#childrenofsyria #NOlostgeneration
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Juliette Touma, UNICEF Regional Office for the Middle East and North Africa, Amman,
Tel: +962-79-867-4628, jtouma@unicef.org
Edward Carwardine, UNICEF New York,
Tel: +1-212-326 7162, ecarwardine@unicef.org
Melissa Fleming, UNHCR Geneva,
Tel: + 41 22 739 7965, Mobile: +41 79 557 9122, Fleming@unhcr.org
Meg Sattler, World Vision International, Amman,
Tel: +962-77-868-7784, meg_sattler@wvi.org
Cassandra Nelson, Mercy Corps,
Tel: +44-778-628-175, +1-718-414-4324; cnelson@field.mercycorps.org
Conor O’Loughlin, Save the Children International,
Tel: +44-7768-704569, +44-20-3215-3342;
conor.oloughlin@savethechildren.org
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を
促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと
協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場
にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての
子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会
のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ
活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)フ
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