貿易DXを推進するShippio Platform、マイルストーン機能の柔軟性を大幅強化
貿易業務の工程管理と正確な進捗共有の一元化を実現

「国際物流を、アドバンストに」をビジョンに掲げ貿易DXを推進する株式会社Shippio(本社:東京都港区、代表取締役CEO:佐藤孝徳)は、Shippio Platformで展開する貿易管理クラウドのマイルストーン機能を大幅にリニューアルいたしました。新たな種類のマイルストーンの追加と柔軟な順序カスタマイズにより、国際物流事業者や荷主企業が特殊な工程を含む貿易案件の輸送段階をさらに詳細かつ正確な管理が可能となり、社内外との進捗共有もスムーズになります。
Shippioは貿易DXを推進し、メーカー・商社などの荷主企業および国際物流事業者向けに貿易管理クラウド・AI通関クラウド等を提供するShippio Platformを構築しています。プラットフォームでは2つの荷主企業向けサービスに加え、2024年からは国際物流事業者向け新サービス「Shippio Works」、2025年からはAI通関クラウド「Shippo Clear」の提供を開始しています。
機能リニューアルの背景
これまでのマイルストーン管理機能では、コンテナピックアップや搬入といった工程や、危険品や食品の検査工程、保税倉庫搬入による通関と輸送の順序逆転といったイレギュラーな貿易案件の管理が難しく、正しくスケジュールを可視化できないという課題がありました。これにより、チャットでの会話やExcelでの二重管理といった手間が増えたり、見逃しが発生したりするリスクがありました。
この度の機能拡充により、柔軟なマイルストーン設定や順序のカスタマイズが可能となり、イレギュラーなケースも含め輸送の段階をより詳細・正確に一元管理できるようになりました。
リニューアル内容
【対象】
国際物流業向け貿易管理クラウド「Shippio Works」
荷主企業向け貿易管理クラウド「Shippio Cargo」
【主なアップデート内容】
今回のリニューアルでは貿易業務従事者の実務フローに即した工程設計を、より正確かつ柔軟に再現できるようにしました。特に新規マイルストーンの追加と順序カスタマイズの強化を可能にし、案件ごとのイレギュラー対応や業種特有のケースも柔軟に管理できるようになりました。さらに、直前の設定内容をシステムが保持するため、入力の負担を抑えつつ標準化を推進します。
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新規マイルストーンの追加
コンテナピックアップや入港後のコンテナヤード搬入、保税倉庫の搬入/搬出、検査(食品・危険品 等)など、現場で頻出する重要工程を網羅しました。 -
マイルストーン順序のカスタマイズ
案件特性や顧客要件に合わせて並べ替えが可能です。通関と輸送の前後が入れ替わるケースや、検査が間に入るパターンにも対応できます。 -
内容保持機能
案件作成時の内容が保持され、次回以降の案件作成時に省力化できます。
効果
今回の機能リニューアルにより、複雑・イレギュラーなケースも含め貿易案件の管理をShippio上で完結できるようになります。工程の見落としや誤認を減らし、コミュニケーションの往復や二重管理の負担が大幅に抑えられます。
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案件ごとの工程を正確に可視化し、誤認や手戻りを削減
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チャットやExcelの二重管理を解消し、運用コストと見逃しリスクを低減
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社内外の関係者との共通認識を形成し、意思決定を加速

今後の展望
今回のマイルストーン機能拡充により、社内外の関係者と案件の工程単位での情報共有がいっそう円滑になり、複雑なケースでも迷いなく対応できる基盤が整いました。
今後もShippioは各種機能の拡充を進め、貿易業務に携わる関係者が参画するプラットフォームの連携を強化し生産性向上に貢献してまいります。

株式会社Shippio
Shippioについて
Shippioは「国際物流を、アドバンストに」をビジョンに掲げ、国際物流プラットフォームを構築し、国際物流領域のDXを推進しています。
Shippioの提供するクラウド上では、本船動静の自動更新や見積もり・発注、貿易書類や請求書の一元管理・関係者への各種情報の共有等が可能となり、デジタルを活用したビジネスプロセスの構築とオペレーションの提供を通じて、顧客企業の国際物流DXを実現します。
https://www.shippio.io/
Shippio会社概要
会社名 :株式会社Shippio (英語名: Shippio, Inc.)
所在地 :東京都港区芝浦1-1-1 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S 9階
代表者 :代表取締役 佐藤 孝徳
設立 :2016年6月
事業内容:国際物流プラットフォームの企画・開発・運営
URL :https://www.shippio.io/corp/
取得ライセンス等:第一種 貨物利用運送事業者(関自貨第1714号)、第二種 貨物利用運送事業者(国総国物第107号)、第二種 貨物利用運送事業者(国自貨第386号)、IATA公認代理店認可取得
一般社団法人 国際フレイトフォワーダーズ協会(JIFFA)正会員、国際複合一貫輸送約款(2013)、WAYBILL約款(2013)(国総国物第107号の2)
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