原一男監督&星田英利登壇!『ニッポン国VS泉南石綿村』DVD発売記念イベント開催決定!
8年間に渡る全記録を語りつくす!2/2(土)HMV BOOKS SHIBUYA 6Fイベントスペースにてトークショー&サイン会実施!
本作は『ゆきゆきて、神軍』から31年、ドキュメンタリーの鬼才・原一男監督が「大阪・泉南アスベスト国賠起訴」を 8年間に渡って記録したドキュメンタリーです。
原一男監督の最新作『ニッポン国 VS 泉南石綿村』は完成するやいなや、世界中の映画祭から上映のオファーが相次ぎ、2017年山形国際ドキュメンタリー映画祭市民賞 、2017年釜山国際映画祭 メセナ賞(最優秀ドキュメンタリー) 、2017年東京フィルメックス観客賞など多くの賞を受賞するなど、215分に及ぶその圧倒的な人間ドラマに多方面から高い評価を受けました。
本作のDVD発売を記念し、発売日である2月2日(土)にHMV&BOOKS SHIBUYAにて、原一男監督、星田英利が登壇する発売記念イベントの実施が決定いたしました!
大阪府泉南郡阪南町(現・阪南市)出身・星田英利さんは、公開時に本作を劇場で観覧し、”こんな時代だから老若男女、絶対観て欲しい!”と絶賛。今回のイベントは原一男監督自らが対談を熱望し実現した、8年間に渡る全記録をあますことなく語りつくす、スペシャルなイベントとなっています。
- イベント概要
『ニッポン国VS泉南石綿村』DVD発売記念イベント
◆登壇者:原一男監督、星田英利
◆内容:トークショー&サイン会
◆会場:2019年2月2日(土)HMV&BOOKS SHIBUYA 6Fイベントスペース
開場18:40 開演:19:00
※トークショーのみ観覧をご希望の方は、DVDをご購入頂かなくても観覧することが可能です。(観覧フリー)
但し、DVDご購入の方の優先入場が完了した後に入場となりますので、DVDご購入者様が規定数に達した場合観覧できない可能性もございますのでご了承ください。
※サイン会はDVD購入者限定です。
イベント詳細URL:https://www.hmv.co.jp/en/store/event/36629/
- 登壇者プロフィール
原一男(はら・かずお)
1945年6月、山口県宇部市生まれ。
72年、小林佐智子と共に疾走プロダクションを設立。同年、障害者と健常者の"関係性の変革"をテーマにしたドキュメンタリー映画『さようならCP』で監督デビュー。74年、原を捨てて沖縄に移住した元妻・武田美由紀の自力出産を記録した『極私的エロス・恋歌1974』を発表。セルフ・ドキュメンタリーの先駆的作品として高い評価を得る。87年、元日本兵・奥崎謙三が上官の戦争責任を過激に追究する『ゆきゆきて、神軍』を発表。大ヒットし、日本映画監督協会新人賞、ベルリン映画祭カリガリ賞、パリ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリなどを受賞。94年、小説家・井上光晴の虚実に迫る『全身小説家』を発表。キネマ旬報ベストテン日本映画第1位を獲得。05年、ひとりの人生を4人の女優が演じる初の劇映画『またの日の知華』を発表。後進の育成にも力を注ぎ、これまで日本映画学校(現・日本映画大学)、早稲田大学、大阪芸術大学などで教鞭を取ったほか、映画を学ぶ自らの私塾「CINEMA塾」を不定期に開催している。
星田英利(ほしだ・ひでとし)
1971年8月、大阪府泉南郡阪南町(現・阪南市)生まれ。
お笑いタレントとして2005年にR–1ぐらんぷり優勝、2014年より旧芸名「ほっしゃん。」より、本名の星田英利として活動。現在は俳優としても多方面で活躍中。
【出演作品】
◆舞台:2016 「AZUMI戦国編」@Zeepブルーシアター六本木 飛猿役、2015 「GS近松商店」@大阪新歌舞伎座
◆映画:2015 「五つ星ツーリストTHE MOVIE ~究極の京都旅、ご案内します!!」宮田正役、2012 「初夜と蓮根」、2012 「幸運の壺」主演
◆ドラマ: 2018 TX「天」 健役、2018 TBS「チア☆ダン」 榎木洋役、 2018 TX「宮本から君へ」 レギュラー出演 小田三紀彦役、2012 NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」北村達雄役
ほか多数
<リリース情報>
『ニッポン国VS泉南石綿村』
発売日:2019/2/2(土)
価格:DVD 5,800円(税抜)
発売元:株式会社ディメンション、発売協力:ピカンテサーカス
販売元:ハピネット
※レンタル同時開始
<作品紹介>
『ニッポン国VS泉南石綿村』
(2017年/日本/カラー/本編215分)
【スタッフ】
監督:原一男 製作・構成:小林佐智子 編集:秦岳志 整音:小川 武
音楽:柳下美恵 制作:島野千尋
イラストレーション:南奈央子 助成:大阪芸術大学 芸術研究所 JSPS 科研費
製作・配給:疾走プロダクション
【解説】
障がい者、元恋人、元日本兵、小説家・・・タブーを越えた“表現者”を常々追ってきた「全身映画監督」原一男が、遂に自らのタブーを破り“生活者”を追った圧巻の215分。目をそらさず、泉南の叫びを聞き逃すなかれ!
2006 年、大阪・泉南地域の石綿(アスベスト)工場の元労働者とその家族が、損害賠償を求め国を訴えた。明治の終わりから 石綿産業で栄えた泉南は、最盛期は200 以上の工場が密集し「石綿村」と呼ばれていた。石綿は肺に吸い込むと、長い潜伏期間 の末、肺ガンや中皮腫を発症する。国は70 年前から調査を行い、健康被害を把握していたにもかかわらず、経済発展を優先し規 制や対策を怠った。その結果、原告の多くは肺を患い、発症という“静かな時限爆弾”の爆発に怯え暮らしていた。原一男は弁 護団の活動や、自らも石綿工場を経営していた「市民の会」の柚岡一禎の調査に同行し、裁判闘争や原告らの人間模様を8 年に わたって記録する。原告の多くは地方出身者や在日朝鮮人であり、劣悪な労働条件の下、対策も知らされぬまま身ひとつで働い ていた。裁判に勝って、ささやかな幸せを願う原告たち。しかし国は控訴を繰り返し、長引く裁判は彼らの身体を確実に蝕んで いき、ひとり、またひとりと命が消えていく。 原告に残された時間はもう少ない。国を相手にした絶対に引けない戦いの結果はいかに-
映画公式サイト :http://docudocu.jp/ishiwata/
予告映像URL:https://youtu.be/07yImYqK__M
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