ルクミー、日本小児突然死予防医学会発刊の「安全実施マニュアル」に制作パートナーとして参画。新たな午睡料金プランも提供開始
初期費用ゼロの「サブスク制」開始により、保育施設の安全対策や園児の見守りを強化
保育AI™を中心としたテクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:土岐泰之、以下「ユニファ」)は、日本小児突然死予防医学会が発行した「入園初期・一時利用・不定期利用など、こどもが慣れない環境下における安全実施マニュアル」(以下、本マニュアル)に制作パートナーとして参画したことをお知らせします。本マニュアルは、国のガイドライン策定から約10年間にわたり、各所で重ねられてきた安全対策のアップデートを統一的なマニュアルとしてまとめ直したものです。園児が環境に慣れていない状況で発生しやすい「睡眠」および「食事」中の重大事故に対し、潜在的なリスクに対する新たな対策の視点を提示しています。
また、本マニュアル内で重要性が協調されている午睡中のダブルチェック体制を、より多くの保育現場で検討・導入いただけるよう、2026年7月より「ルクミー午睡チェック」※1に新プランを追加します。初期費用の負担を抑え、柔軟な運用を可能にする「サブスク制」の提供を通じて、午睡中の安全管理体制強化のさらなる普及を支援します。

※1:「ルクミー午睡チェック」は、園児の午睡中の寝姿勢の向きをタブレットに一括表示し、保育者が効率的に寝姿勢をチェックすることを補助する一般医療機器で、センサー部分および専用アプリがインストールされたタブレット部分について、特許を取得しています(特許第6391858)。
1.参画背景
2016年に教育・保育施設などにおける事故防止のための国の安全ガイドラインが策定されて以降※2、各保育団体などにおいて個別に安全対策のアップデートが図られてきたものの、約10年にわたり新たな統一基準は更新されておらず、多様なマニュアルが散見される状況が続いていました。また、入園から事故が発生するまでの期間は、全体の約半数が1か月以内に集中しており※3、新しい環境に慣れていない初期段階は、事故のリスクが特に高まる傾向にあるとされています。
一方、入園初期の不慣れな時期に特化した統一的なマニュアルは存在していませんでした。さらに、こども家庭庁が公表した「令和6年教育・保育施設等における事故報告集計」によると、報告された死亡事故3件のうち2件が「睡眠中」に発生しているという実態があり※4、午睡時の安全管理は依然として重大な課題となっています。乳幼児突然死症候群(SIDS)は、何の予兆もないまま乳幼児が死に至る原因不明の病気であり、国内の乳児死亡原因の第3位となっています※5。また、保育現場で起こる突然死はSIDSに限定せず窒息などを含めた乳幼児突然死(SUID)について網羅的な予防を考える必要があります。
こうした状況の中、町田市で実施されたこども家庭庁推進の「保育ICTラボ事業」を機に、日本小児突然死予防医学会などの専門機関や、保育・幼児教育の専門家らと連携し、園児の午睡時における事故リスク低減と安全管理の普及を目指したマニュアル作成の検討を開始しました。一時利用や不定期で預かる際に特に注意すべき事項について、関係者や専門家とともに協議を重ね、これまでの蓄積された知見を統一的なマニュアルとしてまとめ直し、本マニュアルの作成に至りました。
※2:「教育・保育施設等における事故防止及び 事故発生時の対応のためのガイドライン」 (こども家庭庁、2016年3月)
※3:「小児科診療 Up-to-Date」(多摩北部医療センター 小児科、2018年9月)
※4:「『令和6年教育・保育施設等における事故報告集計』の公表について P.7」(こども家庭庁、2018年3月)
※5:「乳幼児突然死症候群(SIDS)について」(こども家庭庁、2024年10月)
2.「(こどもの通園にかかる)安全実施マニュアル」概要
本マニュアルは、完成された理想像を示すものではなく、現場の保育者が自分たちの施設に合った安全な実践を更新し続けるための「考え続けるための道具」として、デザインされています。
■ 睡眠中におけるリスク
予期せぬ乳幼児突然死症候群(SIDS)および乳幼児突然死(SUID)の発生要因である「トリプルリスク(こどもの体質、発達段階、睡眠環境)」を解説し、0歳〜2歳児が園の環境に慣れない状況下ではリスクが重なりやすくなることを提示しています。また、職員配置やマニュアル整備に加え、睡眠チェックシステム導入による見落としを防ぐ仕組み(ダブルチェック体制)の重要性を紹介しています。


■ 食事中におけるリスク
緊張による口腔機能の低下や、一時利用における情報断片化による誤嚥・アレルギーリスクへの対策をまとめています。また、こどもの発達段階だけでなく、慣れない環境によるリスクも考慮し、「小さく、細かく、柔らかく」など発達状況より一段階余裕を持った判断を行うことや、お弁当持参時の安全管理、緊急時の救命処置について具体的に示しています。


本マニュアルに関する詳細および全文は、以下URLからご確認いただけます。
▼「入園初期・一時利用・不定期利用など、こどもが慣れない環境下における安全実施マニュアル」URL
https://plaza.umin.ac.jp/sids/pdf/adaptation-safety-manual.pdf
▼ 発行元
日本小児突然死予防医学会・保育施設における突然死事例の連絡票作成ワーキンググループ
▼ 作成協力
特定非営利活動法人 全国認定こども園協会
▼ マニュアル作成協力
ユニファ株式会社
3.ルクミー午睡チェックの新プラン「サブスク制」について
■ 「ルクミー午睡チェック」サブスク制導入の背景
2025年の出生数は、2024年の前回統計より2.2%減の67.1万人となり、出生率は過去最低の1.14と、想定を上回るペースで減少しています※6。少子化に伴い園児数が減少傾向にある中、多額の初期コストを要する設備導入は、保育施設運営における大きな経営リスクとなり得ます。さらに、内閣官房の資料によると、保育現場における午睡センサーの利用率は19.4%と依然として低い水準にとどまっています※7。この背景には、導入時の初期費用や数年ごとの更新費用といった経営的負担が、テクノロジーを活用した省力化や安全対策への高いハードルの一因となっている可能性もあります。「午睡センサーの利用率の低さ」という課題を解決し、テクノロジーの力でより多くの保育現場の睡眠の質の向上や強化を支えるため、ユニファでは2026年7月より、新たな選択肢として「サブスク制」の提供を開始します。
これまでは、保育施設が申請したセンサー数に応じる「申告使用数制」のみの提供でしたが、新たに初期費用や更新費用が不要な「サブスク制」が選択できるようになります。多額のまとまった予算を確保する必要がなくなるため、各保育現場の状況に合わせた極めてスムーズな導入検討・運用開始が可能となります。
また、本プランは園児数の増加や利用規模の拡大にも柔軟に対応します。途中で園児が増えた場合でも、追加の初期費用は一切かからず、増えた分の「追加の月額費用のみ」でセンサーを増設可能です。初期投資の手間とコストを徹底的に排除することで、少子化時代における園・施設経営の導入検討をしやすくし、保育環境の園児の午睡時の見守りや、安全対策強化と普及を支援します。
※6:「令和7(2025)年人口動態統計月報年計(概数)の概況」 (厚生労働省、2026年6月)
※7:「省力化投資促進プラン―保育―」(こども家庭庁、2025年6月)
■ 新プラン「サブスク制」導入のメリット
・初期費用および更新費用が一切不要なため、期初予算の確保なしでスムーズな導入が可能
・月単位の定額利用料以外の追加費用は発生せず、規模拡大にも柔軟に対応
・4年以上の長期利用や、年間10ヶ月以上の継続的なご利用でコストを抑えられる課金システム
ユニファは、業界シェアNo.1※8の「ルクミー午睡チェック」 を通じて、これまでに累計16.7万人以上※9の園児の午睡を見守ってきました。今後も最新のテクノロジーを通じて、園児のお昼寝の見守りを強化するとともに、保育者の「心」と「時間」のゆとりの創出に貢献します。
※8:デロイト トーマツ ミック経済研究所「ミックITリポートMonthly」2023年10月号「午睡チェックセンサー市場における有力ベンダーの導入実績比較分析」より。2022年度における累計センサー出荷台数、累計利用園児数、累計導入施設数それぞれで一位を獲得。https://mic-r.co.jp/micit/
※9:2025年12月時点(自社調べ)

■ ルクミー午睡チェックについて < https://lookmee.jp/gosui/ >
保育施設では、園児の午睡中に起きる事故を防ぐために、5分おきに体の向きをチェックし、書類に記入するという午睡チェック業務があります。命の見守りという緊張度の高さや、施設によっては暗い室内での手書き業務など、保育者の心理的負担が高いため、そこをテクノロジーによってサポートできないかと2018年に「ルクミー午睡チェック」は誕生しました。園児の腹部につけたセンサーが体動を検知し、専用アプリが体の向きを検知し、チェック表に自動で矢印を記録。うつ伏せ寝が続いた場合、アラートが鳴る仕組みです。保育者の目視とのダブルチェックで見守りの質を高めます。

なお「ルクミー午睡チェック」は、デロイトトーマツミックが発刊した「ミックITリポートMonthly」(2023年10月号)「午睡チェックセンサー市場における有力ベンダーの導入実績比較分析(https://mic-r.co.jp/micit/2023/)」において2022年度におけるセンサー出荷台数、累計利用園児数、累計導入施設数、全てにおいてシェアNo.1を獲得しています。7月には初期費用や更新費用がかからない「サブスクリプションプラン」もリリースし、施設の費用負担を抑えながら導入いただける環境を整えています。ユニファは引き続き日本全国のこどもたちの安全安心をお届けするために「ルクミー午睡チェック」の更なる普及・拡大に努めていきます。
4.ルクミーおよびユニファについて
■ 保育総合ICT「ルクミー®」とは <https://lookmee.jp/>
保育者の業務は、こども達の登降園管理やお昼寝(午睡)時の見守り、保育日誌や保育計画の作成、保護者や自治体へ提出する書類作成、保育者のシフト管理まで、非常に多岐にわたります。
「ルクミー」シリーズは、登降園状況や検温、食事、排便などのデータや、ルクミーフォトで撮影した写真、ルクミー午睡チェックにより自動記録した睡眠データを自動で集約し、帳票や連絡帳へ自動転記します。また、ルクミー午睡チェックでは、センサーが体動を検知し、アプリが体の向きを自動で記録します。「ルクミー」シリーズにより、保育関連業務をDX(デジタル・トランスフォーメーション)し、業務負荷の大幅な削減を実現し、保育者の心と時間のゆとりの創出を目指します。また、創出できた時間によって保育者にとって重要なこどもと向き合う時間を増やし、写真ドキュメンテーション作成機能の提供により、保育者同士でこどもたちの成長に関する気づきをさらに共有しやすい環境を作り、豊かなコミュニケーションを増やします。これらを通じて、保育者のやりがいの創出や保育の質の向上にも貢献します。これまでの「ルクミー」シリーズ導入数は累計20,000件超であり、約70の自治体へ導入されています※。
※2024年9月時点(自社調べ)
■ ユニファ株式会社 <https://unifa-e.com/>
ユニファは、保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、保育AI™を中心とした最新のテクノロジーを活用した保育総合ICTサービス「ルクミー」を開発・提供しています。「スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®」構想を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献しています。2017年にStartup World Cup初代チャンピオンに選出をはじめ、これまでに著名なアワードを複数受賞しているほか、2021年にJ-Startup 、2023年10月にはJ-Startup Impact に選定されています。また、2023年2月に設立された一般社団法人こどもDX推進協会の理事も務めています。2025年8月には、経済産業省主催の「日本スタートアップ大賞2025」にて「審査委員会特別賞」を受賞しました。
※スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®はユニファの登録商標です。

■ 会社概要
会社名: ユニファ株式会社
代表取締役CEO: 土岐泰之
設立: 2013年
所在地: 東京都千代田区永田町2-17-3 住友不動産永田町ビル 1F
企業URL: https://unifa-e.com/
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