【京都・亀岡市】テレビでも活躍中の史上最年少野菜ソムリエプロ・緒方湊氏と連携。「亀岡野菜」の魅力発信と食育を推進する新プロジェクトが始動
「かぶの丸い部分は根っこじゃない!?」クイズと給食で地産地消を体感!2025年12月5日、亀岡市立安詳小学校で特別授業を実施。

京都府亀岡市(市長:桂川 孝裕)は、テレビ番組など多数のメディアで活躍する史上最年少で野菜ソムリエプロに合格した、緒方 湊(おがた みなと)さんと連携し、亀岡産野菜の魅力発信および食育を推進する新たなプロジェクトを開始いたしました。 本プロジェクトは、亀岡産野菜のPR強化を模索していた本市と、「世界に誇れる環境先進都市」の実現を目指し、農業分野では全国で2番目のオーガニックビレッジ宣言を行うなど有機農業の支援に取り組む本市の施策に賛同した緒方さんの双方の意向が合致したことで実現したものです。 プロジェクトのキックオフとして、去る2025年12月5日(金)、緒方さんは亀岡市立安詳小学校を訪問しました。野菜の秘密に迫る特別授業を行った後、亀岡産野菜をふんだんに使用した給食を児童たちと共に味わい、「食と農」の魅力を分かち合いました。
■ 背景:「世界に誇れる環境先進都市」を目指す亀岡市と緒方湊さんの取り組み

亀岡市は「世界に誇れる環境先進都市」の実現を目指した様々な取り組みをしています。特に、農業分野では、生産から消費まで一貫した有機農業を支援しています。
野菜の魅力を伝えるため様々な自治体と協働を続けられている中、本市の先進的な農業を盛り上げたいという緒方湊さんの意向と、「京の台所」として亀岡産野菜をPRしたい亀岡市の思いが合致し、今回の連携に至りました。
■ 【実施レポート】12月5日(金)学びと食がリンクする一日
連携の第一弾として、緒方さんに市内の小学校や生産現場を訪問していただき、次世代を担う子どもたちや生産者と交流を深めました。
1. 特別授業「野菜のヒミツを知ろう!」

<場所>
亀岡市立安詳小学校
(亀岡市篠町篠中北裏68)
<内容>
緒方さんが講師となり、野菜にまつわるクイズ形式の授業を行いました。
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「イチゴは先端とおしり、どっちが甘い?」
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「水に浮くのは、ミニトマト? それとも大きなトマト?」
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「かぶの丸い部分は根っこ? それとも茎?」
緒方さんの問いかけに、児童たちは大盛り上がり。「かぶの丸い部分、実は『胚軸(茎)』なんだよ」という解説には、教室中から「えーっ!知らなかった!」「ずっと根っこだと思って食べてた!」と驚きの声が上がりました。年齢の近い“お兄さん先生”の豊富な知識と楽しい解説に触れ、児童たちが野菜への興味を深める時間となりました。


2. 学びを味わう「かめまる給食」

授業の後は、亀岡産の食材を使用した「かめまる給食」の時間です。当日のメニューには、授業のクイズにも登場した「こかぶ」がたっぷり使われていました。 緒方さんと一緒に給食を囲んだ児童からは、「さっき勉強した『かぶ』が入ってる!」「ここが茎なんだね」「クイズの話を聞いてから食べるとおいしい」といった感想が聞かれました。知識として学んだことをすぐに「食」として体験することで、自分たちの住む地域の恵みを「おいしい」「自慢できる」と感じる心を育みました。
3. 市内生産現場の視察

緒方さんは生産者と直接意見交換を行い、亀岡野菜の品質の高さや、有機農業へのこだわりについて確認しました。
また、直売所であるファーマーズマーケット「たわわ朝霧」も訪れ、新鮮な野菜、関東では見かけない野菜や珍しい野菜の数々を手に取り確認されました。
■ 今後の展望:亀岡野菜の魅力を届けるために
京料理は日本でも有数の歴史ある食文化です。亀岡産の野菜は、京料理を支えてきました。ただ、亀岡市で生産されている事はあまり認知されていないという課題があります。そのため、亀岡市では近隣の消費者に理解を深めていただくため、12月5日の緒方さんの訪問を契機とし、亀岡野菜を伝えるための「亀岡野菜PRキャンペーン」を実施。今回のキャンペーンでは次のような取り組みを進める予定です。
メディアでの魅力発信
・緒方さんの視点で切り取った亀岡野菜の美味しさや特徴を、様々な媒体で発信します。
関連団体との連携とキャンペーン
・2026年1月31日の「愛菜の日」を中心としたキャンペーンを展開します。
■緒方 湊(おがた みなと)さんのプロフィール

2008年3月生まれ。横浜市出身。 8歳で「野菜ソムリエ」、10歳で「野菜ソムリエプロ」に史上最年少で合格。テレビ番組など多数のメディアに出演し、野菜や果物の魅力を伝える活動を精力的に行っている。 これまでに、農林水産省の広報活動や、全国各地の自治体と連携した食育イベント、特産品のPR活動などに多数携わり、その専門知識と発信力で日本の農業振興に貢献している。
■亀岡市長 桂川 孝裕 コメント

緒方湊さんが当市の環境・農業施策に共感され、このようなご縁が生まれたことを大変光栄に思います。 亀岡市では、令和7年12月議会に「亀岡市自然環境を重視した食と農のまちづくり条例」を上程し、環境を基軸としたまちづくりに一貫して取り組んでいます。緒方さんの発信力と私たちの資源を掛け合わせ、亀岡の『食と農』の魅力を、全国へ発信してまいります。
■京都府亀岡市とは?

京都市の西隣に位置し、JR京都駅から快速電車で20分と利便性に優れながら、豊かな自然に囲まれた「トカイナカ(都会+田舎)」です。2020年に開業したサンガスタジアム by KYOCERAは、スポーツ観戦だけでなく、多彩なイベントが開催されるなど、新たな賑わいの拠点となっています。
また、子どもファーストを掲げ、子育て世帯を力強く支援しています。本イベントの会場であるガレリアかめおかをはじめとして、KIRI no KO(サンガスタジアム by KYOCERA)など、市内には子育て関連施設が充実しています。
・ホームページ: https://www.city.kameoka.kyoto.jp/site/iju/
・Instagram:https://www.instagram.com/kameokacity/
■本件に関するお問い合わせ先
京都府亀岡市役所 広報プロモーション課
担当:梁川(やながわ)・小寺(こでら)
電話:0771-25-5003
E-mail:koho@city.kameoka.kyoto.jp
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