「令和6年度 中山恒三郎家公開」のお知らせ【横浜開港資料館、横浜市歴史博物館、横浜都市発展記念館】
令和6年10月27日(日) 横浜市認定歴史的建造物「中山恒三郎家」の書院内部や、諸味蔵での民俗資料整理作業の様子などを公開します。通常非公開の中山家を見学できる年に一度の貴重な機会です。
・中山恒三郎家について
中山恒三郎(なかやま つねざぶろう)家は、横浜市都筑区川和町において江戸時代から酒類販売と、荒物雑貨や呉服織物を扱う商売を手掛け、明治時代には醤油醸造、また煙草や塩の販売、製糸業などの家業を営んできた旧家です。商売の一方で菊栽培にも力を注ぎ、明治時代末には1500種の菊を栽培したと伝えられています。自宅に設けた菊園「松林圃(しょうりんぼ)」で行われた観菊会には皇族や各界の著名人も訪れ、「川和の菊」として広く知られることとなりました。
川和の歴史を伝える中山家の膨大な資料は、現在横浜開港資料館と横浜市歴史博物館で整理を進めています。また平成30年(2018)には敷地内の書院と店蔵が「横浜市認定歴史的建造物」になり、諸味蔵(もろみぐら)と麹室(こうじむろ)、八号蔵(はちごうぐら)とともに地域の歴史を伝えるものとして保全・活用が図られています。
詳しくは”中山松林甫ホームページ”をご覧ください▶https://www.shorimpo.jp/
・公開概要
※見学無料。下記時間内に直接会場にお越しください
【日時】令和6年10月27日(日) 10:00 公開開始、15:00 公開終了
【会場】中山恒三郎家(横浜市都筑区川和町890)
【公開施設及び内容】
◆書院(横浜市認定歴史的建造物)…内部見学
◆諸味蔵 …民俗資料と整理作業の公開
◆店蔵(横浜市認定歴史的建造物)、麹室、八号蔵 …外観のみ見学
【主催】(有)中山松林甫
【共催】(公財)横浜市ふるさと歴史財団、横浜開港資料館、横浜市歴史博物館、横浜都市発展記念館
【後援】 横浜市都市整備局、都筑区
【協力】 川和町内会、川和連合町内会、川和小学校ふれあい郷土館、都筑をガイドする会
・会場アクセス
◆横浜市営地下鉄グリーンライン川和町駅出口2を出て、徒歩10分
◆東急バス(市03系統・市43系統)、横浜市営バス(73系統) 川和団地下バス停下車徒歩2分
※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
・お問い合わせ
◆横浜市歴史博物館
9:00~17:00 月曜休館(祝日の場合は翌日)
TEL:045-912-7777
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