RAGで、パワーポイント上の画像・グラフも学習可能に。法人向け生成AI「ChatSense」がアップデート。
株式会社ナレッジセンスは、セキュリティ高い環境でChatGPTをRAG活用できる法人向けRAGサービス「ChatSense」を提供しております。この度、社内データをChatGPTに学習できる「追加学習」機能(RAG機能)について、パワーポイント(パワポ、PowerPoint)内の画像・グラフについても学習される機能をリリースしました。これまで、パワーポイント書類をアップロード場合でも、テキスト部分しか学習対象ではありませんでしたが、今後は、パワーポイント内の画像やグラフについても学習ソースとなります。これにより、財務関連の書類やプレゼン資料などの、グラフや画像が多く含まれるパワーポイントファイルについても、精度高く、AIが自動的に回答できるようになります。法人向けRAGサービスの詳細については以下をご確認ください。
https://chatsense.jp/function/rag-chatbot-service?utm_source=154
大企業の知的活動を最速にする株式会社ナレッジセンス(本社:東京都港区、代表取締役:門脇敦司、以下ナレッジセンス)は、チャットGPTを活用した法人向け生成AI「ChatSense」について、パワポ内の画像・グラフ・フローチャート等も学習することができる機能をリリースしました。
本日(2024年12月10日)、「追加学習」オプション加入済の全てのユーザーにリリースいたします。独自の社内データを生成AIに学習させる「追加学習」サービスは、今年始めにリリースされ、すでに多くのお客様にご利用いただいている機能です。追加学習機能の詳細は、こちらをご確認ください。https://chatsense.jp/function/rag-chatbot-service?utm_source=154
RAG...Retrieval-Augmented Generation
■ 背景 ― 「パワポ上のグラフや画像も、生成AIがに学習させたい」
ChatGPTは、まるで人間と話しているかのように自然なやりとりが可能なAIです。ChatGPTは、業務効率化を目的として多くの企業で導入され始めています。ナレッジセンスの提供する法人向けChatGPTサービス「ChatSense」においても、セキュリティなど法人向けの強みが注目され、東証プライム上場企業を含む大手企業等、400社以上に導入されています。
ChatSenseでは、自社の独自データをもとに生成AIが回答できる「追加学習」機能(RAG)が人気の機能となっております。ChatSenseの追加学習機能では、これまでも、.pptx形式のファイルをアップロードすることは可能でした。しかし、パワーポイント内に含まれるテキストのみからしか、学習することができませんでした。
そのため、ChatSenseをご導入いただくお客様からは、「パワーポイント内の画像やチャートについても学習させ、生成AIで業務効率化したい」というご要望を複数いただいておりました。
この度、パワーポイント内の画像、グラフ、フローチャート等を学習できる機能をリリースしました。これにより、パワーポイント上で、画像によって表現されている情報も、生成AIが回答可能になります。また、文字起こしされてないパワーポイントファイル(いわゆる「スキャン画像のみのパワーポイント」)についても、RAGのデータソースにすることが出来ます。
■ ChatSenseでパワーポイントの画像なども学習できる機能について
1.パワーポイント内の画像データも学習可能に
これまでのChatSenseでは、パワーポイント内に含まれるテキストのみが、生成AIの学習対象になっておりました。この度のアップデートにより、パワーポイント書類に含まれる画像やチャートデータについても学習可能になります。
2.具体的な用途①
例えば、以下のような棒グラフで表現されたパワポデータについても、AIが読み取りやすい形式に自動で変換され、AIの学習対象となります。
3.具体的な用途②
また、以下のようなフローチャートも学習し、AIが回答することが可能になります。
4.具体的な用途③
また、紙データをスキャンした画像を貼り付けただけのパワーポイント(OCR未処理)についても、学習対象となります。パワーポイントをアップロードするだけで自動で文字起こしされ、RAGの学習対象となります。
5.ユーザー負担なし。パワーポイント内の画像が、自動で構造化される
この度のアップデートに伴い、ユーザー側で必要な作業はございません。これまで通りパワーポイントファイルをアップロードすることで、自動的に画像が文字起こし・構造化されます。
■ ChatGPTに社内データを学習させる「追加学習」機能(RAG)について
1.ChatGPTにもない独自機能 ― 自社データを取り込んだAIの構築 ―
ChatSenseの新機能「追加学習」プラグイン機能では、以下のファイル形式のドキュメントをアップロードし、それに基づいてAIが回答するよう設定が可能です。
アップロード可能な独自データ形式:txt, csv, xlsx, docx, pdf, pptx, html, URLで特定のページを指定
また、複数ファイルの読み込み可能、複数のAIの作成が可能、原稿用紙100万枚分までの学習が可能(上限の引き上げも相談可)です。
2.回答の参照元も必ず提示、AIの嘘を見抜く
ChatGPTのデメリットの一つには、回答生成に用いた情報が確認できない、という点があります。しかし、ChatSenseの追加学習機能 (RAG)では、回答に利用した社内データの参照を常に表示することが可能です。いつでも元のドキュメントを確認し、AIの回答をダブルチェックすることが出来ます。
そもそもRAGについて情報収集中の場合、こちらの記事をご確認ください
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-rag
■ ナレッジセンスについて
ナレッジセンスは、企業のDXを加速し、あらゆる社員の生産性を向上させるため、法人向けChatGPTサービス「ChatSense」・事業コンサルティングを提供しています。ChatSenseだけでなく、生成AIに関する複数のサービスをリリースし、グローバルのユーザーに提供している実績がございます。ナレッジセンスでは、生成AIを活用して社員の業務効率を加速したい企業からのご相談をお待ちしております。
ナレッジセンスは、生成AIを利用して社員の生産性を大幅に向上させ、デジタルトランスフォーメーションを推進するための活動に尽力して参ります。
以上
■ 会社概要
会社名:株式会社ナレッジセンス
本社:東京都港区六本木七丁目18番18号 住友不動産六本木通ビル2階
代表者:代表取締役CEO 門脇 敦司
設立: 2019年4月10日
事業内容:
・「ChatSense」および生成AIテストサービス「Ozone」などの企画・運営
・生成AIを活用したDX戦略コンサルティング
・社内外向けのソリューション開発
社内データ活用(RAG)
https://chatsense.jp/function/rag-chatbot-service
コードインタープリター
https://chatsense.jp/function/code-interpreter
画像読み込み
https://chatsense.jp/function/vision-understanding
本文中に記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
すべての画像