「五島市UIターン相談会〜五島を感じる!XRで島暮らし体験〜」の実施について
移住や観光をご検討されている方に向け、直接現地に行くことが難しい状況でも、XRを活用して五島市の魅力を臨場感をもって体験いただけるように取り組んでまいります。なお、新型コロナウイルス感染症対策を考慮し、予約制での実施といたします。
本実証の概要は、下記のとおりです。
日程 | 2021年4月16日(金)、17日(土)、18日(日) |
会場 | 日本橋 長崎館 (東京都中央区日本橋2-1-3アーバンネット日本橋二丁目ビル1階) |
主催 | 五島市 |
協力 | ドコモ |
移住相談会 | 長崎県 五島市UIターン相談会 〜五島を感じる!XRで島暮らし体験〜 |
告知サイト | 五島市公式HP |
実施内容 | 移住相談会 GOTO LIVE (360°映像のライブ配信)…① GOTO TOUCH (3Dアバターによる遠隔コミュニケーション)…② GOTO 3D MAP (3D観光シミュレーション)…③ |
参加方法 | Web申込 (https://www.city.goto.nagasaki.jp/form/002/024.html) |
五島市は2年連続の社会増を達成しましたが、その要因のひとつとして移住の促進が挙げられます。
専任の移住支援員による親身かつきめ細やかな対応がご好評をいただいており、2016年~2020年の5年間で、784人の方が窓口への相談を経て五島市へ移住されました。
いま、コロナ禍による社会構造の変化を機に、地方への移住を検討する人が増えており、五島市への移住相談件数は昨年度の約1.5倍となっています。しかし、新型コロナウイルス感染症の終息は見込みがたたず、都市圏から五島市へ下見に訪れることもままなりません。
そこでドコモのXR技術などを活用し、都市圏にいながら五島市の魅力をリアルタイムで体験していただける実証実験と移住相談会を組み合わせたイベントを開催することとしました。
このイベントで、お客様が、実際に島を訪れているような感覚や市職員アバターとのやりとり、移住支援員との会話などを楽しみながら島の魅力に触れ、五島市ファンになっていただき、今後五島市を観光や移住下見で訪れていただきたいと考えています。
今後も、最先端の技術をいち早く活用しながら社会課題の解決に取り組むとともに、移住促進の取組みを続け、さらなる移住者の増加・社会増の定着をめざします。
- 【XRを活用した移住相談会のイメージ】
① GOTO LIVE (360°映像のライブ配信)
・360°カメラとドコモスマートフォンによる五島市福江島からのライブ映像配信を定時開催。
・参加者どうしで映像を見ながら、現地の人との対話を通したインタラクティブな体験を提供。
② GOTO TOUCH (3Dアバターによる遠隔コミュニケーション)
・五島市と東京を繋ぐ仮想空間上で、3Dアバターを通じて五島市観光ガイドを定時開催。
・おすすめの観光スポットや土産品などを、3Dモデルや画像を使ってリアルタイムにご紹介。
③ GOTO 3D MAP (3D観光シミュレーション)
・3D地図の上で、五島市の景勝地やアクティビティを見て楽しめるアプリケーションを展示。
・目の前の空間に広がる3D地図や3Dコンテンツに触れながら、新たな視点で五島市を観察。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先 |
■本イベント及び、五島市に関するお問い合わせ 五島市地域振興部 地域協働課(担当:平野):TEL 0959-76-3070 五島市地域振興部 観光物産課(担当:江頭):TEL 0959-74-0811 ■XR、ICT関連技術に関するお問い合わせ NTTドコモ 九州支社広報室(担当: 吉岡・髙木):TEL 092-717-5531 |
※1 連携協定(2020年7月30日締結)の目的
五島市における課題の解決を図り「将来にわたって活力のあるまちづくり」の実現に向け、ドコモの先進技術やICTサービス、AI技術などを活用した地域活性化及びまちづくりを推進すること。
■協定で連携していく分野および主な内容
連携分野・内容 | 主な内容(予定) |
①移住及び関係人口に関すること | ■地域資源とICTを活用したリモートワークなどの推進に関する取り組み リモートワークなどの導入が急速に進むとともに、世の中の働き方が大きく変わろうとしている中、顕在化した新たな課題をXRデバイスを活用して解決に取り組みます。 具体的には、離れた所にいても、遠隔の仲間と没入感をもって仕事をこなせる環境づくりや、五島の魅力を臨場感あふれる擬似体験ができる移住相談会など、XRや関連ICT技術を活用する事で実現できる事業の実証に取り組みます。 |
②地域づくりに関すること | ■スマートアイランド推進に関する取り組み ICTなどの新たな技術を活用することで、離島が抱える課題解決および地域の活性化に取り組みます。 具体的には、ICT技術を活用した遠隔医療や、医薬品などの新たな輸送手段として、ドローンによる物流網構築をめざして検討・推進していきます。 |
③ その他、協定の目的を達成するために必要なこと |
※2 XRとは、「VR」「AR」「MR」などの総称。VRとは仮想現実、ARとは拡張現実、MRとは複合現実のことです。
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