IoT向けボードコンピュータ「SPRESENSE™」とLTE-M拡張ボードのキットをSORACOM IoTストアで提供開始
モーターの音からAIで異常を検知するシステムの開発手順書も無料公開
株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、以下、ソラコム)は、デバイス通販サイト SORACOM IoTストアにおいて、IoT向けボードコンピュータ「SPRESENSE™」のメインボードとLTE-Mを利用できる拡張ボード、SORACOM IoT SIMがパッケージになった「SPRESENSEメインボード + LTE拡張ボード スターターキット」を2022年12月22日より提供開始します。
SORACOM IoTストアでは、活用実績のあるIoTデバイスを提供しています。加えて、初めてIoTに取り組む方をサポートする目的で、具体的なIoT活用シーンを想定して、必要となる機材一覧と開発方法を記載した手順書「IoT DIYレシピ」を無料で公開しています。
「SPRESENSE」は、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が開発したスマートセンシングプロセッサー 「CXD5602」 が搭載されたボードです。マルチコアプロセッサによる高速処理や、GPS、みちびき、GLONASSに対応した位置測位、ハイレゾリューションオーディオ機能の搭載が特徴です。Spresense SDK に加え、Arduino IDE による開発環境も用意されており、手軽に小さく省電力でありながら、パワフルなエッジコンピューティングを体験できます。「SPRESENSE LTE拡張ボード」は、メインボードと重ねて使うことができ、セルラー通信を用いて取得したデータをクラウドに連携し、データ蓄積やさらなる分析を円滑にサポートします。
あわせて、IoT DIYレシピ「モーターの音からAIで異常検知」を本日より公開します。本レシピでは、SPRESENSEにマイクロフォンを繋いで音響データを収集、AI分析により異常を検知するほか、ダッシュボードで可視化します。
引き続き、ソラコムではIoTの導入を支援するデバイスおよび「IoT DIYレシピ」のラインナップを増強していきます。
ソラコムは、IoT活用をもっと身近にするべく、お客様、パートナー企業とともに社会やビジネスのイノベーションに貢献していきます。
- SPRESENSEメインボード + LTE拡張ボード スターターキット
2022年12月22日
■製品詳細
SPRESENSEメインボード + LTE拡張ボード スターターキット
開発元:ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
販売元:株式会社レスターエレクトロニクス定価 14,828円(税込、送料別)
- SPRESENSEメインボード
- SPRESENSELTE-M拡張ボード
- SORACOM Air for セルラー plan-D D-300MB(1,350円クーポン込み)
■ 公開されるIoT DIY レシピ
【IoT DIY レシピ】モーターの音からAIで異常検知
想定制作時間:270分
難易度:★★★★★
モーターや発電機といった回転する装置には音の周期があります。この音の周期は長期の稼働や故障により変化することがわかっています。本レシピは、SPRESENSEにマイクロフォンを繋いで音響データを収集し、AIを用いて音の周期の変化から機器の異常検知を実現します。
https://soracom.jp/recipes_index/23369/
- SORACOM IoTストアについて
SORACOM IoT ストア https://soracom.jp/store/
- 株式会社ソラコムについて
ソラコムコーポレイトサイト https://soracom.com
※ SPRESENSEおよびロゴは、ソニーグループ(株)またはその関連会社の登録商標または商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像