保健医療技術学部 飯島史朗教授 公益社団法人 日本臨床検査同学院より第37回「緒方富雄賞」受賞
文京学院大学(学長:櫻井隆)は、保健医療技術学部の飯島史朗教授が第37回(2021年)「緒方富雄賞」を公益社団法人 日本臨床検査同学院より受賞しましたことをお知らせいたします。本学としては、第19回(2003年)の下村弘治氏、第24回(2008年)大久保滋夫教授、第25回(2009年)の金森きよ子氏に続く4人目の受賞者となります。
- 「緒方富雄賞」について
「緒方富雄賞」とは、日本臨床検査同学院の初代院長 故 緒方富雄氏が昭和60年(1985年)の日本臨床検査同学院設立十周年記念行事の一環として提唱し、制定された賞です。またこの賞は、臨床検査領域の技術・教育を通じて医療の発展に著しく貢献した、臨床検査技師あるいは衛生検査技師に授与されます。
今回、飯島史朗 教授は、「電気泳動法の研究およびその多発性骨髄腫病態解析への応用ならび臨床化学領域での卒前・卒後教育活動」の研究発表において高く評価をいただき、受賞に至りました。
※緒方富雄賞HP:https://clmj.jp/kensho.html
- 保健医療技術学部 飯島史朗教授のコメントとこれまでの功績
私が素晴らしい賞を頂けたのは、社会人としてのスタートから現在まで、その時々に与えられた仕事に真剣に向きあってきたことが認められたためであり、多くの方々の協力、支援に対して、ここに感謝の意を表します。今回の受賞を通して私に与えられた責務は、人生の分岐点に立った時、どの道を選択しても、「継続して努力したことは必ず役立つ」ことを後進に伝えていくことだと考えています。緒方富雄先生が大切にされた「ヒポクラテス誓詞」、特に、この中にある「無報酬で後継者への医術の教育を行います。」を尊重し、医療者となることを希望する学生さんや、卒業され医療者となられた方々の支援ができるよう自己研鑽を続けてまいります。
■飯島史朗教授のこれまでの功績
文京学院大学保健医療技術学部臨床検査学科教授。博士(薬学)。本学学生部長、日本電気泳動学会理事、薬学共用試験センターシステム検討委員会副委員長を務めている。城西大学薬学部を卒業し、東京医科歯科大学医学部附属病院検査部文部技官、共立薬科大学薬学部講師、慶應義塾大学薬学部専任講師を経て現在に至る。臨床化学/病態生化学/糖鎖科学/情報科学を専門分野とし、「腫瘍や炎症性疾患における糖鎖機能解析」という研究課題を掲げ、活発な研究活動を行っている。また、数多くの論文や著書が高い評価を受けており、今回の受賞以外に「2017年度 日本電気泳動学会・学会賞(児玉賞)」も受賞している。
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