経営と開発現場をつなぐ戦略支援SaaS「Findy Team+」、「プロジェクトプロセスタイム分析機能」をリリース
〜 開発プロセス別のリードタイムを分析し、ボトルネック特定をサポート 〜

エンジニアプラットフォームを提供するファインディ株式会社(東京都品川区、代表取締役:山田 裕一朗、以下「当社」)は、経営と開発現場をつなぐ戦略支援SaaS「Findy Team+(チームプラス)」に、開発プロセスのリードタイムを可視化し、開発施策のリリース速度を高めることをサポートする「プロジェクトプロセスタイム分析機能」を追加したことを発表します。開発現場への生成AI導入が進む中、本機能はプロジェクトレベルでのリードタイムや、プロセス単位の作業・待機時間を可視化することで、投資対効果の検証やボトルネック特定を支援し、開発生産性向上に貢献します。
◆ 機能の実装背景と概要
業種問わずソフトウェア開発の内製化が進む昨今、限られたリソースで開発生産性を高め、ビジネス成果につなげることが企業に求められています。同時に、近年生成AIの導入により開発速度が向上する一方、その効果を定量的に測る方法が確立されておらず、多くの開発組織では生産性や成果の可視化が不十分なため本質的なボトルネックを特定できず、開発投資の最適な意思決定が難しいという課題を抱えています。
この度、「Findy Team+」において、開発プロセス全体の効率改善を推進するため「プロジェクトプロセスタイム分析機能」をリリースいたしました。本機能は、開発プロセスにおける各工程で「作業に費やした時間」と「作業が着手されずに止まっていた時間」を定量的に可視化することで、開発リードタイムの遅延に繋がるボトルネックを特定し、データに基づいた開発プロセスの改善活動を支援します。また、プロジェクトレベルでのリードタイム可視化により、生成AIなどの開発投資対効果や、生産性がどの程度改善したかを具体的に検証できるようになります。
◆ 機能の特徴
①作業時間の可視化
企画、要件定義、設計、実装、テスト、リリースといった開発プロセスごとのリードタイムを測定できます。これにより「どのプロセスで時間がかかっているのか」を定量的に把握できます。
②待機時間の可視化
作業が中断され次の工程に着手されずに止まっていた時間である「待機時間」をデータで可視化し、分析できます。
③柔軟なプロセス設定
利用中のプロジェクト管理ツール(※)における、課題の種類(例:バグや機能追加)、ラベル(例:優先度や担当部署)、ステータス(例:未着手・進行中・完了)などを柔軟に組み合わせることで、開発プロセスにおける開始条件や完了条件を自由に設定することが可能です。
※初期リリースではJiraに対応し、今後のアップデートにて他ツールにも対応予定です。

◆ 利用者ごとの活用シーン
・マネージャー
四半期ごとのプロダクト単位での振り返りやリソース配分の検討、生成AI導入効果検証や経営層への開発状況報告、また複数チーム/プロジェクト間のパフォーマンス比較を通じて、効率的なプロセスの好事例を他チームへ展開できます。
・チームリーダー
開発施策単位での振り返り、過去の施策や他チームとの比較、具体的な改善施策の議論、開発プロセスのボトルネック特定に活用できます。
◆ 開発データを意思決定に活かす、経営と現場をつなぐ戦略支援SaaS「Findy Team+」
「Findy Team+」は、特許取得の独自技術を用いて、GitHub、GitLab、Jiraなどの開発データを解析。開発組織のパフォーマンスを測る国際的な指標やフレームワークに基づき、チーム・個人の両面から開発生産性・開発者体験の可視化・向上を支援します。さらに、プロジェクトごとのリソース投資や成果の分析、生成AIによる開発状況の解析を通して、組織のボトルネックや注力すべき領域を明確化。AIエージェントなどのツール選定や開発プロセス全体の改善にも貢献します。これにより、施策のビジネスインパクトを見極めた上で、データドリブンな戦略的意思決定に寄与します。
・Findy Team+ 公式サイト:https://findy-team.io/
・Findy Team+ Lab:(活用事例やセミナー情報を掲載):https://blog.findy-team.io/
・Findy Team+の無料デモやサービス資料はこちら:https://findy-team.io/service-document
◆ トライアルのご案内:エンジニア組織の健康診断
本機能を利用し、開発組織の課題を可視化したい方にはサービスデモを実施いたします。また「Findy Team+」を2週間の無料トライアルでご利用いただくことも可能です。トライアル期間中には開発内容の健全性の診断と、改善に向けた実現性を確認いただけます。
①開発生産性の可視化
・チームは健全と言える状態か。開発プロセスに改善すべき点はないか
・国内/海外(オフショア拠点)や事業部別の開発組織のパフォーマンスに乖離が起きていないか
・新しいツールの効果測定をしたい(GitHub Copilot、コード管理、イシュー管理、CI/CD、ドキュメント管理、工数管理 etc..)
②開発生産性の向上
・SPACEフレームワークやFour Keys(※)などに基づくエンジニア生産性改善指標を導入したけど改善方法がいまいちわからない
・開発の工数見積もり・振り返りの改善にトライしたい
③組織課題の解消
・ウォーターフォールからアジャイルへのシフトにトライしたい
・エンジニアとビジネス間、PdMとEM間、現場と経営層間の認識ギャップ改善にトライしたい
「Findy Team+」2週間無料トライアルでできること
・過去1年分のデータから自社の開発プロセスの分析が可能
・チーム・個人のボトルネックの把握が可能
・専任担当と1時間程度のお打ち合わせ(傾向分析と開発フローの目線合わせ、運用改善に向けた課題の洗い出し)
サービスデモによる機能紹介やトライアルをご検討の場合は、以下よりお問い合わせください。
※ Four Keysは、開発チームのパフォーマンスを計測する4つの指標です。4つの値を計測し、継続して改善を繰り返すことで、ソフトウェアデリバリーのスピードと安定性を向上させることができます。 それにより、生産性の向上を目指すことがFour Keysの目的です。
◆ファインディ株式会社について
2016年に創業したファインディ株式会社は、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」をビジョンに掲げたスタートアップです。エンジニアが不安なく挑戦できる世界共通のプラットフォームを作るために、世界中のエンジニアが使用するソースコードやイシューを管理する開発プラットフォームである「GitHub」「GitLab」「Jira」等のデータを解析し、エンジニアスキルや生産性の可視化を実現してまいりました。その技術をもとに、IT/Webエンジニアの転職サービス「Findy」、ハイスキルなフリーランスエンジニア紹介サービス「Findy Freelance」、経営と開発現場をつなぐ戦略支援SaaS「Findy Team+(チームプラス)」、及び開発ツールのレビューサイト「Findy Tools」を展開。さらに、幅広いエンジニアを対象にした自社イベントを2017年から2024年10月時点までで累計400回以上開催し、2万人以上のエンジニアの方にイベントサイトへ登録いただいています。これらにより、国内外のエンジニア人材不足やDX内製化、人的資本経営の課題を多角的に解決しています。当社が展開するサービスの累計会員登録数は約20万人、登録企業数は3,000社(※)まで成長。その中でも、経営と現場をつなぐ戦略支援SaaS「Findy Team+」は、国内外のスタートアップ企業から大企業まで約850社(トライアル含む)にお使いいただいております。
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会社名:ファインディ株式会社 / Findy Inc.
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所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階
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代表者: 代表取締役 山田 裕一朗
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コーポレートサイト : https://findy.co.jp/
(※)Findy 転職、Findy Freelance、Findy Team+、Findy Toolsの4サービス累計での登録企業数及び会員登録数です。なお、1社又は1名の方が複数のサービスに登録している場合は、そのサービスの数に応じて複数のカウントをしています。
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