コリアーズ、「グローバル投資家動向 2026」レポートを発表
2026年の不動産投資市場は取引量増加と市場モメンタム回復へ
大手総合不動産コンサルティングサービスであるコリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社(代表:小笠原 行洋、本社:東京都千代田区、NASDAQおよびTSX:CIGI、以下コリアーズ・ジャパン)は、2026年のグローバル不動産投資市場に関する最新レポート「グローバル投資家動向 2026(Global Investor Outlook 2026)」日本語版を発表しました。
本レポートでは、世界の投資家が戦略的かつ選択的に幅広い地域・セクターへの分散を進めている現状を分析。さらに、サステナビリティ対応・ジョイントベンチャー活用の加速、コア資産への回帰、データセンターなど成長分野への注目の高まりといった主要トレンドを明らかにしています。
主なポイント:
• 市場モメンタム回復と投資家の戦略変化: 2025年の不確実性から脱し、2026年は取引量の増加が予測される。投資家は直接投資やセパレートアカウントを選好し、欧州やアジア太平洋地域への資本シフトが顕著。
•アロケーションの多様化: 北米の比率が低下し、欧州とアジア太平洋地域向けの資金調達額が大幅に増加。特にアジア太平洋地域は130%超の伸びを示し、新興市場のインドも注目されている。
• コスト課題とファンダメンタルズの改善: 建設・運営コストが高止まりする一方、市場流動性や賃料上昇率は改善。
• 金融政策と投資戦略の動向: 米英で追加利下げが見込まれ、流動性が市場活動を支える。投資家はデット戦略よりコア・コアプラス戦略を好むが、資金調達動向には乖離もある。
• 注目セクター: オフィスの回復、特にアジア太平洋と欧州で取引が活発化。データセンターはAI需要が追い風で急成長。物流・産業や集合住宅も引き続き強い関心を集めている。
•地域別動向:
アジア太平洋地域: オフィス・物流・データセンター・ヘルスケア・シニア住宅など多様なセクターへの投資が拡大。
欧州: 流動性・透明性の高さで投資家を引き付け、特にオフィスと物流・産業セクターでコア資本の回帰が進む。
米国: 展開待ち資金の増加や資金調達の回復が進み、集合住宅や物流・産業セクターが注目される。オフィスも回復傾向にあり。
カナダ: セーフヘブンとしての地位と人口動態の好影響で集合住宅や商業施設、物流セクターへの投資が拡大。関税懸念はあるが市場環境は改善傾向にあり、国内投資家の存在感も増している。
「グローバル投資家動向2026」は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。
コリアーズについて
コリアーズは、ナスダックおよびトロント証券取引所に上場する、事業用不動産サービス、エンジニアリングコンサルティング、投資運用を専門とする、世界有数の大手総合プロフェッショナルサービス会社です。世界 70 か国で事業を展開し、24,000 人のエンタープライズ精神に富んだプロフェッショナルが、クライアントに卓越したサービスと専門的なアドバイスを提供しています。また、当社株式を保有する経験豊富な経営陣は、約 30 年間にわたり、年間約 20%の複利ベースの投資収益率を株主に提供してきました。年間収益は 55 億ドル、運用資産は 1,080 億ドルに達しています。コリアーズは、クライアント、投資家、社員の成功を加速させることにコミットしています。詳細は colliers.com/ja-jp(日本語公式サイト)、X(旧 Twitter) @ColliersJapan、LinkedIn にてご覧いただけます。
コリアーズ・ジャパンについて
コリアーズ・ジャパンは東京・大阪の拠点に 100 人以上の専門家を擁し、国内外の投資家・オーナー・テナント向けに、オフィス リーシング、インダストリアル リーシング、リーシングマネジメント、キャピタルマーケット、インベストメントサービス、プロジェクトマネジメント、デザイン ビルド、ワークプレイス コンサルティング、コンサルティングアドバイザリー、不動産鑑定およびホテルズ&ホスピタリティのアドバイザリー業務を提供しています。
コリアーズの最新情報については、弊社のウェブサイトをご参照ください。
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