チエル、『ExtraConsole® Secure Network』をバージョンアップ

～「学認」対応による教育機関のセキュアで快適なオンラインアクセス環境を実現～

チエル株式会社

2025年9月30日 16時00分

学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役：川居睦）は、2025年10月にシングルサインオンシステム『ExtraConsole® Secure Network』（エクストラコンソールセキュアネットワーク）をバージョンアップすることをお知らせいたします。

■バージョンアップの背景

近年、教育現場におけるオンラインサービスの利用は不可欠であり、利便性とセキュリティの両立が強く求められています。学術認証フェデレーション「学認*」は、大学などの教育機関と様々なオンラインサービスが連携し、共通の認証基盤を通じてお互いを認識し合える仕組みとして、その重要性が高まっています。

今回のアップデートは、『ExtraConsole® Secure Network』が学認対応することで、各教育機関が学内で利用しているIDとパスワードをそのまま学外の多様なサービスでも安全に利用できるようになり、利便性が飛躍的に向上します。また、セキュリティレベルの向上、システム管理の効率化、そしてより充実した教育・研究環境の実現に貢献します。

＜「学認」対応のメリット＞

● 教育機関

・セキュリティ向上:

　　学認の定める高水準なセキュリティポリシーに準拠し、情報資産をより安全に保護。

・効率的なシステム管理:

　　学内外の複数サービスを一元的に管理し、運用負荷を軽減。

・学習／研究環境の充実:

　　学外の先進的なサービスを学内アカウントで利用可能にし、教育の質を向上。

● 教職員

・シングルサインオンによる利便性向上:

　　大学のID・パスワード一つで、教材サイトや論文データベースなど、業務に必要な複数サービスへスムーズにアクセス。

・業務効率化:

　　煩雑なログイン作業から解放され、授業準備や研究活動に集中できる時間を確保。

・セキュリティリスクの低減:

　　大学が管理する安全な認証基盤を利用することで、不審なサイトへのアクセスを抑制。

● 学生

・ストレスフリーなアクセス:

　　大学のID／パスワードのみで、学習システム、オンライン資料、電子ジャーナルなど、様々な学内外のリソースを簡単に利用可能。

・学習効率の向上:

　　ログインの手間を減らし、貴重な時間を学習や研究に集中して活用。

・個人情報保護の強化:

　　サービスごとに個人情報を登録する手間が省け、大学による一元管理で安心・安全なオンライン利用を実現。

『ExtraConsole® Secure Network』の学認対応は、教育機関全体のセキュリティレベルを高め、教職員と学生の皆様に快適で効率的なデジタル環境を提供します。教育ICT専業メーカーのチエルでは、これからも先生をはじめとした教育現場の皆様の「声」を製品やサービスの開発・バージョンアップに反映してまいります。どうぞご期待ください。

＜参考：シングルサインオンシステム『ExtraConsole® Secure Network』＞

クラウドサービスや各種WEBサービスとのSSO（シングルサインオン）を実現します。インターネット経由で誰もがアクセスできるクラウドサービスにおいても、適切な認証とアクセス制御によって、セキュリティを確保できます。

SSO: 様々なWebサービスへのSSOを実現。利便性を高め、Webサービスへの入口を統一しセキュリティを強化。

多要素認証: パスワード認証に加え、SIM認証やワンタイムパスワード等、多様な認証方式を組み合わせ、ログイン時の認証を強化。

ポータル: 利用者向けのシンプルなポータルを提供。利便性が向上し、各サービスの利用促進にも貢献。

アクセス制御: グループや接続元に応じた適切なアクセス制御を実現。SSO自体やサービス毎に制限が可能。

■製品情報

シングルサインオンシステム『ExtraConsole® Secure Network』

https://product.chieru.co.jp/extraconsole/extraconsole-secure_network/

■製品に関するお問合せ

https://www.chieru.co.jp/mailform/inquiry/

※ 学認 / ＧＡＫＵＮＩＮおよびロゴは、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構の登録商標です。